・ディーガに外付けHDDを接続したけど、録画に使うには初期化が必要と言われた
・録画データが消えてしまわないか心配で、初期化に踏み出せない
・どのフォーマット方式を選べばよいのか分からない
パナソニック製のブルーレイレコーダー「ディーガ」で外付けHDDを録画用に使用するには、機器への登録とフォーマット(初期化)を行う必要があります。
しかし、フォーマットを実行するとHDD内のすべてのデータが完全に消去されるため、誤って大切な映像を失ってしまうリスクもあります。
この記事では、ディーガで外付けHDDを初期化するための正しい手順と、選べるフォーマット方式の違い、初期化前に確認すべき注意点をわかりやすく解説します。
誤操作によるデータ消失を防ぐためにも、作業前にしっかりと確認してから進めましょう。
目次
ディーガで外付けHDDをフォーマットする基本手順
以下は、ディーガで外付けHDDを登録・初期化する一般的な流れです。フォーマットするとデータは全部消えてしまうので、重要なデータが保存されている場合は専門業者に相談しましょう。
外付けHDDをディーガに接続する
まずはディーガの電源を切った状態で、USBケーブルを使って外付けHDDをディーガのUSB端子に接続します。HDDの電源が別にある場合は、あらかじめ電源を入れておきましょう。
ディーガの電源を入れて認識させる
電源を入れると、USB-HDDが検出され「USB-HDDの登録」画面が表示されることがあります。表示されない場合は以下の手順で進んでください。
- リモコンの【スタート】ボタンを押す
- 「初期設定」→「HDD/ディスク/USB-HDD設定」を選択
- 「USB-HDD設定」→「USB-HDDの登録」に進む
USB-HDDの登録と初期化を行う
画面の指示に従って、【決定】ボタンで登録・フォーマットを進めます。この操作によってHDDがディーガ専用の形式に初期化され、録画用として使用可能になります。
- 登録中はUSBケーブルを抜かない
- 電源を切らない
- フォーマットを実行するとHDD内の全データが消去される
登録完了を確認する
登録が正常に完了すると「登録完了」と表示されます。この時点で、外付けHDDは録画用ディスクとして使用できるようになります。
ディーガで選べるフォーマット方式の違い
ディーガでは、使用目的に応じて2種類のフォーマット方式を選択できます。
フォーマット方式 | 主な特徴・用途 |
---|---|
通常録画フォーマット | 録画・編集・予約録画が可能 ダビングは「移動」扱い(ダビング10の回数が減らない) 他のディーガでは使用不可 |
SeeQVaultフォーマット | 対応HDDが必要 将来のディーガ買い替え時も録画データを引き継げる ダビングは「コピー」扱い(残り1回) 編集や予約録画は不可 |
現在使っているディーガ本体でのみ使用するなら「通常録画フォーマット」、将来の買い替えを見越すなら「SeeQVaultフォーマット」を選ぶのが適切です。
外付けHDDフォーマット時の注意点
初期化操作は簡単ですが、いくつか重要な注意点があります。
- フォーマットを行うとHDD内の全データは完全に消去されます
- 一度ディーガで登録されたHDDは他機種では再フォーマットしないと使用不可
- SeeQVaultフォーマットは対応HDDでないと選択不可
- 登録・フォーマット中に電源を切る、USBケーブルを抜くとHDDが故障する可能性あり
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。