突然HDDが認識されない、データが消えた――そんなときに求められるのが「データサルベージ」です。本記事では、HDDの故障パターンを整理し、自力で対応できる場合と専門業者に相談すべき状況をわかりやすく解説。復旧手順や注意点も紹介します。
まずは落ち着いて、正しい対処法を確認しましょう。
目次
HDDの主な故障パターン
HDDに発生するトラブルは、大きく分けて以下の3つに分類されます。どのタイプに該当するかを正しく判断することが、復旧の第一歩です。
論理障害
HDD自体は正常に動作しているものの、データへのアクセスができなくなる障害です。以下のようなケースが該当します。
- ファイルの誤削除
- 誤ってフォーマットした
- ファイルシステムの破損
- OSの不具合やアップデート失敗
この段階での誤操作は、上書きや破損のリスクを高めるため注意が必要です。
物理障害
HDDに物理的な損傷が起きると、データの取り出しが非常に難しくなることがあります。
主な症状には、以下のようなものがあります。
- 「カチカチ」「ガリガリ」といった異音
- 電源が入らない、まったく反応しない
- 基板の焼損や焦げたようなにおい
落下や水濡れ、電源トラブルによって内部の部品が複数こわれると、単純な修理では対応できません。電源を何度も入れ直すことで、残っていたデータまで失われる恐れもあります。
無理に操作を続けず、まずは専門業者に相談することが大切です。
デジタルデータリカバリーでは、物理障害が起きたHDDからも、できる限り大切なデータを取り出す対応を行っています。専用のクリーンルームで安全に作業を進め、これまでに46万件以上(※1)のご相談実績があります。
- 一部復旧を含む復旧件数割合:91.5%(※2、一部復旧を含む)
- 初期診断・お見積り無料
- 24時間365日対応
「もう無理かも…」と思っても、まずはご相談ください。正確な診断が、復旧への第一歩となります。
※1:相談件数は2011年1月1日からの累計実績に基づく。
※2:復旧件数割合は2023年10月時点の実績に基づく。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。一部復旧を含む全体割合91.5%、そのうち完全復旧は57.8%。
自力でデータサルベージを試みる方法(論理障害向け)
論理障害の範囲に収まっている場合は、自分でできる対処法もいくつかあります。ただし、症状が悪化しないよう、慎重な対応が必要です。
バックアップからの復元
最も安全かつ確実な方法は、あらかじめ作成していたバックアップからの復元です。Windowsのファイル履歴や外付けHDD、NAS、クラウドストレージ(OneDrive、Google Driveなど)を利用していた場合は、まずそこを確認しましょう。
別のPCや外付けケースでの接続
パソコン側の問題やOS不具合でHDDが認識されていないケースもあります。HDDを取り外し、USB-SATA変換アダプタや外付けケースを使って他のパソコンに接続することで、正常に認識される可能性があります。
chkdskコマンドの実行
ファイルシステムが壊れている場合、chkdsk X: /f /r(Xは対象ドライブ)をコマンドプロンプトで実行することで自動修復が行われ、アクセスできるようになることがあります。
※注意:物理障害が疑われる場合(異音、認識されない等)は絶対に実行しないでください。
データ復旧ソフトの利用
論理障害でHDDがまだ認識される場合は、市販または無料のデータ復旧ソフトを使うことで、削除ファイルや破損ファイルを救出できる可能性があります。以下が代表的な復旧ソフトです。
- Recuva(無料・簡単操作)
- EaseUS Data Recovery Wizard(有料版は復旧精度が高い)
- Disk Drill、PhotoRec、R-Studioなど
- スキャンは元のHDDで行うが、復旧先は必ず別のドライブを指定
- 可能であれば、HDDのイメージバックアップを作成してから復旧を行う
- スキャンは数時間~十数時間かかることも。途中で中断しない
注意:物理障害が疑われる場合は自力復旧NG
以下の症状に該当する場合は、直ちに電源を切り、通電を中止してください。
- 「カチカチ」「ガリガリ」「ブーン」などの異音がする
- BIOS・OSでまったくHDDが認識されない
- 落下・水没・焦げ跡などがある
このような症状は物理障害であり、自力で通電・操作を繰り返すと、プラッタに傷がつき、データが完全に消失するリスクが高まります。
以下の比較表を参考に、自分で復旧を試すべきか、専門業者に任せるべきかを判断してください。
| 状態 | 推奨対応 | 注意点 |
|---|---|---|
| 誤削除・軽度ファイル破損 | 復旧ソフト、別PCでの接続 | 復旧先は必ず別ディスクに |
| 異音・認識不可 | 電源を切って業者に相談 | 通電や分解は絶対NG |
| 落下・水没・基板損傷 | 専門業者に依頼 | 状況説明と相談を早めに |
| データの重要性が高い | 無理せず最初からプロに依頼 | 復旧率と安全性を優先 |
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」(※1)の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社復旧不可相談件数でも8,000件超 (算出期間:2016年6月1日~) を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2023年)
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。


































