- どこのデータ復旧業者がおすすめ?
- データ復旧業者を選ぶポイントは?
- データ復旧業者に相談した時の失敗談や注意点は?
データ復旧業者は日常的に利用するサービスではないため、どの業者に相談していいか判断するのが難しいです。選ぶポイントもわからないまま相談して、「復旧できなかった」「適切な料金ではなかった」といったトラブルに発展してしまうケースもあるようです。
本記事では、データ復旧業界のプロであるエンジニア監修で、7社厳選したおすすめのデータ復旧業者を紹介します。合わせてデータ復旧業者を選ぶときにチェックしておくべきポイントや、注意点も解説しますので、是非参考にしてください。
デジタルデータリカバリーでは、データ復旧の診断から見積まで24時間365日無料で対応可能ですので、お困りの際はぜひご相談ください。
目次
データ復旧業者を選ぶときの3つのポイント
ここでは、データ復旧業者を選ぶときの3つのポイントを紹介します。業者選びに失敗すると、高額な費用がかかったのにデータが復旧しない、といった事態になりかねません。以下のポイントを基準に選ぶことをおすすめします。
復旧実績・技術力・復旧設備

- ご相談実績〇〇万件超
- 他社で復旧不可だったご相談の復旧実績〇〇件
データ復旧業者では、復旧実績が多い業者ほど技術力が高いといっても過言ではありません。実績を公開している業者であれば、過去の同じような事例を復旧したノウハウを吸収したエンジニアが対応するため、データを復旧できる可能性が高くなります。
また、復旧設備を公開しているようなオープンな業者もあれば、受付だけして実際にはラボを持たずに外注している仮面業者も存在するようです。データ復旧業者が最先端の復旧設備を所有しているかどうか確認しましょう。
- PC-3000などの業務用復旧ツールを導入しているか
- クリーンルームや精密設備が整っているか
セキュリティ対策(ISO認証、NDA対応)

データ復旧では、個人情報や企業機密などの重要なデータをお預かりするため、セキュリティ対策に力を入れている業者ほど安心してご依頼いただけます。
- ISO27001やPマークなどの公式認証を取得しているか
- 機密保持契約(NDA)に対応しているか
- 監視システムやアクセス管理が徹底されているか
対応スピードとサポート体制

データ障害は突然発生するため、復旧を急ぎたいケースも多いです。特に法人の場合、サーバー停止が長引くと業務損失が大きくなるため、対応スピードが重要です。
- 24時間365日の受付・緊急対応が可能か
- 即日の持ち込みが可能か
- 無料初期診断の結果がすぐに出るか
- 出張での診断や復旧作業を受け付けているか
デジタルデータリカバリーでは、お客様に可能な限り早くデータをお届けできるように作業体制を整えておりますので、お困りの際は是非ご相談ください。
HDDデータ復旧のプロが厳選!おすすめ業者7選
ここでは、弊社のサービスに加えて、プロ目線でおすすめのデータ復旧業者を7社ピックアップしました。特徴や料金体系、どんな方におすすめかを解説します。
デジタルデータリカバリー
デジタルデータリカバリー(運営:株式会社デジタルデータソリューション)は、国内トップクラスの復旧実績と設備を誇るデータ復旧専門業者であり、HDD/SSD/RAID/NAS/サーバー/USB/SDカードなど、あらゆるストレージメディアと障害レベルに対応する総合力の高さが強みです。
過去に累計46万件以上のデータ復旧相談に対応しており(2023年時点)、個人・法人問わず幅広いユーザーに支持されてきました。国内最大級の復旧専用ラボ(クリーンルーム併設)を保有しており、HDDの開封が必要な物理障害にも万全の体制で対応可能です。
情報セキュリティの面でも、ISO27001(ISMS)やプライバシーマーク(Pマーク)の取得により、法人・官公庁レベルの機密性の高い依頼にも対応可能。また、24時間365日体制で相談・診断・見積もりをすべて無料で受け付けており、緊急対応や即日診断にも柔軟に対応できる点も大きな特長です。
以下に、デジタルデータリカバリーの特徴を項目別に整理してご紹介します。
社名 | デジタルデータリカバリー |
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復旧実績 |
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復旧設備 |
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セキュリティ認証 |
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復旧スピード |
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無料サービス |
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アドバンスデザイン

アドバンスデザイン株式会社は、1995年の創業以来、国内におけるデータ復旧業界のパイオニアとして高い信頼と実績を築いてきた専門業者です。長年にわたる豊富な経験と技術力を活かし、個人ユーザーから大手企業、官公庁、大学・研究機関に至るまで、幅広い顧客層からの依頼に対応しています。
同社は全国に複数の拠点を展開し、地域を問わず迅速に対応できる体制を整えているほか、RAIDの多重障害や物理的に破損したHDDの復旧にも対応可能な設備と専門エンジニアを社内に抱えることで、極めて高い復旧成功率を実現しています。
以下に、アドバンスデザイン株式会社の主要な特徴を項目ごとに整理してご紹介します。
社名 | アドバンスデザイン |
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復旧実績 |
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復旧設備 |
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セキュリティ認証 |
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復旧スピード |
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無料サービス |
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PCエコサービス

PCエコ(正式名称:PCエコサービス)は、高品質かつ低価格のデータ復旧サービスを提供する国内業者のひとつで、特に個人ユーザーや中小企業のニーズに寄り添った対応力に強みを持つデータ復旧専門会社です。明確でシンプルな料金体系と、相談しやすい柔軟な対応方針により、「安心して任せられる復旧サービス」として多くのユーザーに選ばれてきました。
以下に、PCエコサービスの特徴を項目ごとに整理してご紹介します。
サービス名 | PCエコ |
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復旧実績 |
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復旧設備 |
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セキュリティ認証 |
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復旧スピード |
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無料サービス |
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LIVEDATA
株式会社LIVEDATAは、2006年の創業以来、RAIDサーバーやNASといった法人向けストレージの障害に特化したデータ復旧サービスを提供する専門業者です。中小企業から大企業・官公庁まで多くの法人顧客を抱えており、技術力と対応力の高さから高い満足度を得ています。
本社は秋葉原にあり、自社ラボ内にクリーンルームやRAID解析設備を完備。さらに、出張復旧に対応できる専用機材も保有しており、全国どこでもスピーディかつ安全な対応が可能です。
以下に、株式会社LIVEDATAの主要な特徴を項目ごとに整理してご紹介します。
社名 | LIVEDATA(ライブデータ) |
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復旧実績 |
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復旧設備 |
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セキュリティ認証 |
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復旧スピード |
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無料サービス |
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DATASMART

株式会社DATASMART(データスマート)は、東京都渋谷区に本社を構えるデータ復旧専門業者で、スマホ(iPhone/Android)やSurface・Macといったオンボード型機器やRAID構成まで、幅広い障害に対応しています。特にスマホ分野での実績は高く、警察署から感謝状を複数回受領しているほか、法人・個人問わず高い支持を得ています。
自社国内ラボにはクリーンルームを完備し、初期診断から復旧・返送までをワンストップで対応。復旧スピード、成功報酬制、セキュリティ体制のいずれもバランスのとれたサービス設計が特徴です。
以下に、株式会社DATASMARTの主要な特徴を項目ごとに整理してご紹介します。
社名 | DATASMART(データスマート) |
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復旧実績 |
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復旧設備 |
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セキュリティ認証 |
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復旧スピード |
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無料サービス |
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AOSデータ復旧サービス

AOSデータ株式会社は、1995年創業の老舗データ関連企業で、ソフト開発・フォレンジック調査など幅広いITサービスを展開する中、全国対応のデータ復旧サービスも手がけています。ソフトウェア開発で培った技術をベースに、HDD・SSDからスマホ、NAS、RAIDまで幅広く対応可能。特に軽度・論理障害に強く、個人から法人まで幅広いニーズに対応しています。
AOSは拠点を全国に展開しており、主要都市には専用の受付窓口を設置。初期診断から復旧までは原則として自社完結型で、セキュリティ・スピード・コストバランスのとれた復旧サービスを提供しています。
以下に、AOSデータ復旧サービスの主要な特徴を項目ごとに整理してご紹介します。
社名 | AOSデータ株式会社 |
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復旧実績 |
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復旧設備 |
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セキュリティ認証 |
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復旧スピード |
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無料サービス |
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A1データ復旧

株式会社エーワンデータが提供する「A1データ復旧」は、HDDやSSD、USBメモリ、SDカードなどの個人向けメディアから、RAID・NASなどの法人向けストレージまで対応する総合データ復旧サービスです。特に“低価格”と“明朗会計”を打ち出しており、費用に不安のあるユーザーでも相談しやすい体制を整えています。
復旧作業はすべて東京・神田の自社ラボで完結。初期診断は原則即日、成功報酬制で復旧できなかった場合の費用は不要です。全国対応・送料も無料で、宅配受付や持込にも対応しています。
以下に、A1データ復旧の主要な特徴を項目ごとに整理してご紹介します。
社名 | A1データ復旧(株式会社エーワンデータ) |
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復旧実績 |
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復旧設備 |
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セキュリティ認証 |
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復旧スピード |
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無料サービス |
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自力のデータ復旧よりもデータ復旧業者に依頼することをおすすめする理由
自力でのデータ復旧よりも、データ復旧業者に依頼することをおすすめする理由は以下の通りです。
- 誤操作による「復旧不能」のリスクがあるから
- 物理障害は自力ではどうにもできない
- 診断と復旧の可否判断が的確に行える
誤操作による「復旧不能」のリスクがあるから
自力で復旧を試みた結果、誤操作によってデータを削除してしまうケースが多発しています。これは、信頼できるデータ復元ソフトを使用しない、データについての知識がないまま対処しようとしたなどの結果発生してしまうトラブルです。
- 「フォーマットしますか?」にうっかり「はい」と答えてしまう
- フリーソフトで上書きしてしまう
- 分解して壊してしまう
このような操作ミスが起こると、本来復旧できた可能性があるデータも状態が悪化し、二度と取り出せなくなることがあります。
物理障害は自力ではどうにもできない
HDDの異音(カチカチ音、ジー音など)や無反応などは、ヘッドクラッシュやモーター故障などの物理障害の可能性が高く、市販のソフトや分解修理では対応できません。この場合、自力では対処自体ができず、データ復旧業者が持つ専門設備を用いて復旧する必要があります。
データ復旧業者では、クリーンルームと呼ばれる特殊な作業環境や専用機材を使って、安全かつ高精度に作業を行います。こうした設備と技術があってこそ、物理障害に対しても適切な対応が可能となるのです。
診断と復旧の可否判断が的確に行える
データが取り出せるかどうかは、障害の内容や発生箇所によって異なります。専門業者では、まず初期診断によって障害の種類を特定し、復旧の可能性や最適な手段を見極めた上で作業を進めます。
また、復旧作業の前に「どこまでのデータが復元できる見込みがあるか」を伝えてくれるため、「費用をかけたのに全然戻らなかった」といったトラブルも回避しやすくなります。
HDDのデータ復旧でよくある3つの失敗談
「HDDが壊れてしまった…でもデータ復旧できるかも!」そう思って行動したものの、結果的に失敗してしまったというケースは少なくありません。見積もりをよく確認せずに高額請求されたり、自力で復旧しようとして状況を悪化させたり…。
そんなHDDデータ復旧の「失敗あるある」を3つ紹介し、同じ過ちを繰り返さないための対策を解説します。大切なデータを守るために、適切な対応を心がけましょう。
HDDのデータ復旧では、ちょっとした判断ミスが致命的な失敗につながることがあります。以下の3つの失敗談を知ることで、トラブルを未然に防ぎましょう。
データ復旧できなかったのに費用が発生した
「データが復旧できるか不明な状態で業者に依頼し、結局復旧できなかったのに費用が発生した…」というトラブルがよくあります。
これは、事前に十分な診断や見積もりを確認しないまま依頼してしまうことが原因です。
見積もりにはない追加費用を請求された
「最初の見積もりでは安かったのに、後から追加費用を請求された…」というケースも少なくありません。
特に「部品交換」「高度な技術が必要」といった理由で、当初の見積もりよりも大幅に高くなることがあります。
自力で復旧しようとして故障を悪化させた
「HDDが壊れたけど、自分で直せるかも」と思って試した結果、余計に状態が悪化することも。特に通電を繰り返したり、分解してしまうと、プロの業者でも復旧が困難になる可能性があります。
この場合、本来であれば復旧できた可能性があるデータが復旧できなくなってしまいます。自力で対処する前に、データ復旧業者に相談して症状を診断したうえで対処方法を考えることをおすすめします。
おすすめしたデータ復旧業者に相談する時のQ&A
ここでは、データ復旧業者に相談する時のよくあるQ&Aを紹介します。データ復旧業者に相談する時の参考にしてください。
Q1. どのような症状のときに相談すればよいですか?
▶ ファイルが突然消えた ▶ デバイスが認識されない ▶ 異音がする(カチカチ・ジーという音など) ▶ 誤ってフォーマット・初期化してしまった ▶ 「フォーマットする必要があります」と表示された このような症状がある場合は、無理に操作をせず、すぐに業者へ相談するのが安全です。
Q2. 相談や診断には費用がかかりますか?
多くの業者では「初期診断・見積もり無料」で対応しています。 正式に復旧作業を依頼する前に、料金や成功率を確認できます。
Q3. デバイスを送る前にやっておくことは?
▶ できるだけ通電をやめる(特に異音や物理的な異常がある場合) ▶ 無理に復元ソフトを使わない ▶ 症状・経緯をメモしておく(落下・水没・フォーマットなど)
Q4. 個人情報や機密データの取り扱いが不安です
信頼できる業者は、ISO27001やPマークなどのセキュリティ認証を取得し、厳重な情報管理体制を整えています。事前に公式サイトで確認しましょう。
Q5. データはどのくらいの確率で復旧できますか?
症状や障害の種類によります。論理障害(データの消去・破損)は比較的高い成功率がありますが、物理障害(機器の破損)は状態によって復旧難易度が異なります。 ※診断後に復旧の可否や可能性を教えてもらえます。
Q6. 復旧までにかかる日数は?
論理障害で軽度の場合は即日~数日で対応可能なケースもあります。物理障害では部品調達や高度な処置が必要となるため、1週間以上かかることもあります。 緊急対応を希望する場合は、対応可能か事前に確認しましょう。
Q7. 費用はどれくらいかかりますか?
費用は障害の種類、デバイスの容量、作業難易度などによって異なります。一般的に、論理障害よりも物理障害のほうが高額になる傾向があります。 目安: ▶ 論理障害:数万円〜 ▶ 物理障害:数万円〜十数万円
Q8. 復旧ができなかった場合、料金はどうなりますか?
「成功報酬型」の業者であれば、復旧できなかった場合は費用がかからない場合が多いです。ただし、診断費やキャンセル料がかかる業者もあるため、事前確認が必要です。
Q9. クリーンルーム作業とは?
物理障害に対応するために、ホコリや静電気を完全に除去した専用設備(クリーンルーム)でHDDを分解・修理する作業です。高度な設備と専門技術が必要です。
Q10. おすすめの相談タイミングは?
▶ 「おかしい」と思ったらすぐ ▶ 操作ミスに気づいた直後 ▶ 重要なデータがある場合は、軽症でもすぐ相談 放置や誤操作は、復旧率を大きく下げる原因になります。
まとめ
データ復旧を成功させるためには、「技術力」「実績」「対応スピード」「セキュリティ体制」など、複数の観点から信頼できる業者を見極めることが重要です。特にHDDやRAID、NASといった障害の多い機器に対応しているか、初期診断が無料かどうかも重要な判断材料になります。
突然のデータトラブルでお困りの方は、まずは無料診断から相談してみることをおすすめします。安易な自己対応は復旧率を下げるリスクもあるため、早期に信頼できる専門業者に依頼するのが確実な第一歩です。
デジタルデータリカバリーでは、デジタルデータリカバリーでは、HDD・SSD・RAID・NAS・サーバ・USBメモリ・SDカードなど、あらゆるメディアや障害レベルに対応する総合的なデータ復旧サービスを提供しています。お困りの際は是非ご相談ください。