GW3.5AM-SU3G2Pは安定性と拡張性に優れた外付けHDDケースですが、突如パソコンで認識されない症状が発生することがあります。
放置や誤った初期化は大切なデータを二度と戻せない状態に陥らせる恐れがあります。
本記事では、よくある原因の見極め方と正しい対処手順を順を追って解説します。操作に不安があれば、まずバックアップと無料診断(24時間365日)で状況を見極め、今すぐ相談して被害拡大を防ぎましょう。
目次
GW3.5AM-SU3G2Pが認識しない症状
GW3.5AM-SU3G2Pが認識しない症状は次の通りです。
- エクスプローラーにHDDが表示されない
- 「ディスクの管理」にHDDが認識されない
- デバイスマネージャーでHDDが「不明なデバイス」として表示される
- 「フォーマットしてください」というエラーメッセージが表示される
- HDDが異音を発している(カチカチ、ジーという音など)
- HDDのランプは点灯するが、PCが認識しない
- 接続すると「USBデバイスが認識されません」というエラーが表示される
- USB 3.0ポートでは認識されず、USB 2.0ポートでは動作する
- 別のPCに接続すると正常に動作する
同じ症状でも、原因はさまざまです。正常にGW3.5AM-SU3G2Pを使用するためには適切な対処法を実行する必要があります。状況を見誤り、適切でない対処法を実行してしまうと状況が悪化し、最悪二度と解決できなくなる可能性があります。
正常に使用できない原因は、見た目や使用感から判断できるようなものだけではないため、自己判断では原因を見誤ってしまうケースが多いです。そのため正確な原因を把握し起動させるには知見を持った業者の診断を受ける必要があります。
当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。
GW3.5AM-SU3G2Pが認識しない原因
HDDが認識されない場合、以下のような原因が考えられます。
電源の供給不足
GW3.5AM-SU3G2Pは外部電源が必要なHDDケースです。ACアダプターが正しく接続されていない、または電力不足が発生していると、HDDが正常に動作しないことがあります。
USB接続の問題
USBケーブルが正しく接続されていない、ポートに問題がある、またはケーブルが断線していると、HDDが認識されません。また、USB 3.0ポートではなくUSB 2.0ポートに接続している場合、動作が不安定になることもあります。
デバイスマネージャーでHDDが認識されていない
デバイスマネージャーでHDDが認識されていない場合、PCがHDDを正しく検出できていない可能性があります。ドライバーの問題やアダプターの異常が考えられます。
ディスクの管理で未割り当て状態
ディスクの管理でHDDが「未割り当て」や「未初期化」の状態になっている場合、エクスプローラーには表示されません。適切な設定が必要です。
HDDの物理的な故障
GW3.5AM-SU3G2Pが認識されない場合、HDDの物理的な故障が原因となっている可能性があります。落下や強い衝撃、長期間の使用による部品の劣化や摩耗によって、内部の部品が損傷することがあります。
「通電はするがデータが開けない」「HDDから異音がする」「急に認識されなくなった」といった症状は、すでに内部で故障が発生しているサインです。HDDは非常に精密な構造のため、わずかな損傷でもデータが読み取れなくなる場合があります。
外見から判断することは難しく、自力で開封や通電を繰り返すと、状況をさらに悪化させる恐れがあります。異常を感じたら、早めに専門業者へ相談することが重要です。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

エクスプローラーにHDDが表示されない、「ディスクの管理」にHDDが認識されない――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、誤って初期化を行ったり、データを上書きしてしまうと、元の情報を失う可能性があります。特にHDD内部に故障がある場合は、無理な操作が状態を悪化させ、復元を困難にする恐れがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
GW3.5AM-SU3G2Pが認識しない場合の対処法
このエラーに直面した場合、下記の対処法を試してください。
電源接続を確認する
外付けHDDケースが正しく電源供給されているか確認しましょう。
- ACアダプターが正しく接続されているか確認する。
- 別のコンセントに差し替えて試す。
- アダプターが故障している可能性があるため、別のアダプターを使用してみる。
USB接続を確認する
USB接続に問題があると、HDDが認識されません。
- USBケーブルがしっかり接続されているか確認する。
- 別のUSBポートに接続して試す。
- 可能であれば、別のUSBケーブルを使用する。
デバイスマネージャーでHDDの状態を確認する
Windowsのデバイスマネージャーを使うことで、HDDがシステムに検出されているかやドライバーの状態を確認できます。認識されない場合は、ここで問題の切り分けが可能です。
- キーボードのWindowsキー+Xを押し、「デバイスマネージャー」を選択します。
- 「ディスクドライブ」項目を展開し、接続したHDDが表示されているか確認します。
- 表示に「!」や「不明なデバイス」がある場合、右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。
ディスクの管理でドライブを設定する
HDDが物理的には認識されていても、未割り当てやドライブ文字が未設定だとエクスプローラーに表示されません。ディスクの管理から割り当てを行いましょう。
- Windowsキー+Xを押し、「ディスクの管理」を選択します。
- 一覧から接続したHDDを探し、状態が「未割り当て」の場合は右クリックして「新しいシンプルボリューム」を選びます。
- ウィザードに沿ってドライブ文字とフォーマットを設定します(必要なデータがある場合は注意)。
HDDの健康状態をチェックする
長期使用や物理的なダメージでHDDが劣化していると、認識不良が発生することがあります。S.M.A.R.T.情報や診断ツールで状態を確認しましょう。
- CrystalDiskInfoなどのHDD診断ツールをパソコンにインストールします。
- ツールを起動し、接続されたHDDのS.M.A.R.T.情報を表示します。
- 健康状態が「注意」や「異常」と表示された場合は、早急にバックアップを取り、必要に応じて専門業者に相談します。
データ復旧業者に相談する
紹介した対処法を試してもGW3.5AM-SU3G2Pが認識されない場合、HDDケース内部の接続基板やハードディスク自体のシステム領域が深刻に損傷している可能性があります。このまま自己判断でフォーマットや修復を繰り返すと、保存データに上書きが発生し、状態をさらに悪化させてしまう恐れがあります。
大切なデータを守るためには、早めに専門業者へ相談することが安全です。当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「復旧不可」とされたケースを含め、これまでに7,300件以上のご相談(※1)に対応してきました。一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い実績を維持しております。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。認識不良が発生した場合は、状態が悪化する前に、まずはお気軽にご相談ください。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なHDDの復旧事例が多いのか

デジタルデータリカバリーはこれまで数々のHDDの復旧に成功してきました。HDDの復旧事例が多いのには、理由があります。
復旧の研究開発が活発
従来、記録面に傷があるHDDは復旧が極めて困難とされ、対応を断念せざるを得ない状況でした。
しかし弊社では、専用設備の導入や海外研修を通じた技術開発により、記録面を安全に処理する独自の研磨技術を確立。これにより、傷のあるHDDからのデータ復旧率を大幅に高めることに成功しています。
東京都経営革新優秀賞を受賞

過去不可能とされていた傷のついたHDDからのデータ復旧率を大幅に向上させたことや、市場ニーズに迅速に対応し、復旧対象媒体を拡大した取り組みが認められ、2021年11月25日に東京都経営革新優秀賞を受賞しています。
国内最高峰の復旧設備

HDD復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。