このような状態は、多くの場合、HDD内部で何らかの障害が発生しているサインです。外からは正常に見えても、内部では深刻な論理障害や物理障害が起きている可能性があります。
点滅が続いている間にむやみに電源を入れ直したり、何度も接続を試すと、データの破損や上書きが進行し、復旧の成功率が大幅に下がる危険があります。
重要なデータを安全に取り戻すためには、まずは正確な原因を特定することが第一歩です。放置せず、専門的な「データ復旧サービス」の力を借りることで、復旧率を最大限に高めることが可能です。
本記事では、緑ランプの点滅が示す意味と、データを失わないための対処法について詳しく解説します。もし少しでも不安がある場合は、当社が365日年中無休で対応し、初期診断は無料です。今すぐご相談ください。
目次
バッファローHDDの緑ランプがゆっくり点滅しているときの主な症状
バッファローHDDの緑ランプがゆっくり点滅しているときの主な症状は次の通りです。
- HDDが認識されない
- アクセスできない
- 動作音の異常
- バックアップや録画データが再生できない
- LEDランプの点滅パターンが異常を示す
同じ症状でも、原因はさまざまです。パソコンを起動させるためには適切な対処法を実行する必要があります。状況を見誤り、適切でない対処法を実行してしまうと状況が悪化し、最悪2度と解決できなくなる可能性があります。
バッファローHDDの緑ランプがゆっくり点滅しているときの原因は、見た目や使用感から判断できるようなものだけではないため、自己判断では原因を見誤ってしまうケースが多いです。そのため正確な原因を把握し起動させるには知見を持った業者の診断を受ける必要があります。
当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。
【必見】対処が難しい物理障害とは

バッファローHDDの緑ランプがゆっくり点滅しているときの原因として、まず懸念すべきなのが、「物理障害」です。物理障害とは以下を指します。
- 落下などの衝撃(部品破損)
- パソコンに水をこぼした(水没)
- 電源のつけっぱなしや高負荷な処理による過熱(熱暴走)
- 経年劣化によるパソコンの寿命(~5年程度)
物理障害が発生すると、ソフトウェアツールや再起動などを試しても効果がなく、むしろ損傷が拡大することもあります。
物理障害からの復旧には専門的な知識と特殊な設備が必要なため、原則自力での対応は不可能です。正常に起動させるためには、専門家に対処してもらう必要があります。
デジタルデータリカバリーは、国内最大級のデータ復旧ラボを有しており、通常の物理障害の復旧だけでなく、他社で復旧できないほど難易度の高い機器のご相談を7,300件以上(算出期間:2016年6月1日~)いただいております。お困りの際は是非ご相談ください。
バッファローHDDの緑ランプがゆっくり点滅する原因

バッファローHDDのランプの点滅には、さまざまな理由が考えられます。ここでは、緑ランプがゆっくり点滅する主な原因を詳しく説明します。
起動または終了動作中
一部のバッファローHDDモデル(例:LS-LGLシリーズ)では、起動や終了動作時に緑ランプがゆっくり点滅します。この場合、特に異常ではなく、システムが正しく動作していることを示している可能性があります。
HDDへのアクセス中
緑色のランプがゆっくり点滅している場合、HDDがデータの読み書きを行っている可能性があります。この点滅は、正常なアクセス状態を表しています。
接続機器による認識エラー
接続しているPCやレコーダーがHDDを正しく認識できていない場合も、緑ランプが点滅することがあります。この場合、接続や設定に問題がある可能性が高いです。
HDDの故障
バッファローの外付けHDDで緑ランプがゆっくり点滅している状態は、一見正常に見えるものの、内部で異常が発生している兆候である可能性があります。たとえば、HDD内部の部品が経年劣化や熱、衝撃などの影響を受けて損傷していると、アクセスが遅くなったり、突然パソコンに認識されなくなることがあります。
HDDは非常に繊細な構造をしており、外見だけで状態を判断するのは困難です。そのまま使用を続けると故障が進行し、保存されているデータの損傷が広がる危険があるため、異常を感じた時点で早めに対応することが重要です。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
その他のトラブル
ソフトウェアの不具合や設定ミスなども、ランプが点滅する原因となることがあります。接続環境や設定内容を確認する必要があります。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

「バッファローHDDの緑ランプがゆっくり点滅している」「HDDが認識されない」――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
しかし、メーカーでの対応は本体の修理や交換が中心となり、HDD自体を初期化したり、新しい部品と入れ替えたりするケースがほとんどです。そのため、大切なデータがすべて消去されてしまうリスクがある点には十分注意する必要があります。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
バッファローHDDの緑ランプがゆっくり点滅する場合の対処法
緑ランプの点滅を確認した際には、以下の対処法を試してみてください。これらの方法で問題が解決することが多いです。解決できなかった場合は自力での対応が困難な障害が生じている可能性が高いです。
接続ケーブルを確認する
接続ケーブルが緩んでいる場合や断線している場合、HDDが正しく動作しない可能性があります。ケーブルの状態を確認し、必要であれば交換してください。
- HDDとPCの接続を確認する。
- USBケーブルを抜き差しして緩みがないか確認する。
- ケーブルを別のポートに接続して動作を確認する。
別の機器に接続して動作確認する
特定のPCやレコーダーとの相性が原因で認識しない場合があります。別の機器で動作するかを確認することで、機器側の問題かHDD側かを切り分けることができます。
- HDDを別のPCやテレビ録画機器に接続します。
- 機器側でHDDが認識されるか確認します。
- 認識されれば、元の機器側の問題である可能性が高いです。
ファームウェアの更新を試みる
バッファローの公式サポートサイトでは、機種別にファームウェアが提供されています。HDDの動作安定性や認識不良を改善できる場合があります。
- バッファロー公式サイトにアクセスします。
- 製品型番を検索して、最新ファームウェアをダウンロードします。
- インストーラーを実行し、画面の指示に従って更新を完了します。
ファームウェア更新は効果がある反面、失敗するとデータに深刻な影響を与える恐れがあります。HDDが不安定な場合や大切なデータがある場合は、無理に試さず専門業者に相談するのが安全です。
エラーチェックを実行する
PCに接続後、エクスプローラーのプロパティメニューからエラーチェックを実行することで、論理エラーを修正できる場合があります。
ただし、エラーチェックを実行するのは問題を解決できる可能性もありますが、機器への負担が大きい作業であるため、状態が悪化する恐れがあります。データの優先度が高い場合はデータ復旧業者に相談しましょう。
専門業者に相談する
紹介した対処法をすべて試してもHDDが認識されない場合、内部で深刻な物理障害やファームウェアの異常が発生している可能性があります。この状態で通電や接続を繰り返すと、プラッタや読み取りヘッドに負荷がかかり、状態を悪化させてしまう恐れがあります。
そのため、症状が改善しない場合は、無理に操作を続けず、早めに専門業者へ相談することが安全です。当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「復旧不可」とされたHDDも含め、これまでに7,300件以上のご相談(※1)に対応してきました。一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い実績を維持し、バッファロー製HDDの障害にも豊富な対応経験があります。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。大切なデータを守るためにも、早めのご相談をおすすめします。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なHDDの復旧事例が多いのか

デジタルデータリカバリーはこれまで数々のHDDの復旧に成功してきました。HDDの復旧事例が多いのには、理由があります。
復旧の研究開発が活発
従来、記録面に傷があるHDDは復旧が極めて困難とされ、対応を断念せざるを得ない状況でした。
しかし弊社では、専用設備の導入や海外研修を通じた技術開発により、記録面を安全に処理する独自の研磨技術を確立。これにより、傷のあるHDDからのデータ復旧率を大幅に高めることに成功しています。
東京都経営革新優秀賞を受賞

過去不可能とされていた傷のついたHDDからのデータ復旧率を大幅に向上させたことや、市場ニーズに迅速に対応し、復旧対象媒体を拡大した取り組みが認められ、2021年11月25日に東京都経営革新優秀賞を受賞しています。
国内最高峰の復旧設備

HDD復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。