USBメモリやUSBケーブルが差し込めない、無理に差し込もうとしても引っかかる──そんなトラブルに心当たりはありませんか？
- USBが途中までしか入らず、奥まで差し込めない
- ポートの向きを変えても挿入できない
- 差し込んでも認識されない／通電しない
- 無理に押し込んで端子を破損してしまった
このようなケースでは、USB端子の変形や異物混入、コネクタ側の摩耗などが原因として考えられます。間違った対処をすると、ポートやメモリ自体を破損させ、大切なデータが読み取れなくなるリスクもあります。
本記事では、USBが物理的に刺さらない・入りにくい原因と、それぞれの状況に応じた正しい対処法について、専門的な視点で丁寧に解説します。
万が一、USB機器に重要なデータが保存されている場合は、無理に操作を続けず、まずは無料診断（365日対応・最短即日）をご利用ください。HDD・USB・SSD・RAIDなど各種メディアに対応し、安全かつ迅速なデータ復旧を行っています。
目次
USBが刺さらない場合の原因
USBをパソコンや他のデバイスに刺そうとしても、うまく刺さらないことがあります。この問題は、物理的なトラブルやソフトウェアの不具合が原因で発生することが多く、放置しておくとデータ消失のリスクが高まります。ここでは、USBが刺さらない場合の原因と具体的な対処法について解説します。
USBポートやケーブルの破損
USBが刺さらなかったり認識されないときは、ポートやケーブルの破損が原因かもしれません。長く使っているうちに摩耗や歪みが起き、正常に接続できなくなることがあります。
他の機器でも使えない場合は、破損の可能性が高まります。そのまま使い続けるとデータに影響が出ることもあるため、異常を感じたら早めに専門業者へ相談することが重要です。
ドライバの不具合
USBが正しく刺さっているのに認識されない場合、ドライバの不具合が原因のことがあります。ドライバはUSB機器を動かすためのソフトですが、古かったり正しく動いていないと、正常に認識されません。
何度差し直しても反応がないときは、パソコン側の設定や更新が必要になる場合があります。改善しない場合は、早めに専門業者へ相談することが重要です。
デバイスの認識エラー
USBを正しく刺しているのに、パソコンが反応しない場合は、デバイスの認識エラーが起きている可能性があります。これはパソコン側が一時的にUSB機器をうまく認識できていない状態です。
たとえば、他のポートに差し替えたり、再起動するだけで認識されることもあります。USBハブを使っている場合は、直接パソコンに接続することで改善するケースもあります。一時的な不具合でも、繰り返すようなら注意が必要です。
ソフトウェアの設定ミス
USBが正しく刺さっているのに反応しないときは、パソコン内部の設定ミスが原因かもしれません。特に、BIOSやUEFIの設定でUSBポートが無効になっていると、どの機器をつないでも認識されなくなります。
こうした設定は普段目にしない場所にあるため、気づかずに使い続けてしまうこともあります。
ウイルス感染やシステムエラー
USBが刺さっても認識されないとき、ウイルス感染やパソコンのシステムエラーが原因になっている場合があります。ウイルスによってUSB機能が無効にされたり、システムに不具合が起きていると、正しく接続しても反応しなくなることがあります。
このような場合は、まずパソコンが安全な状態かを確認することが大切です。普段通り使えていても、見えない部分でトラブルが起きていることもあるため注意が必要です。
原因を放置すると、USBが使えないだけでなく、他のデータや機能にも影響を及ぼす可能性があります。不安な場合は早めに専門業者に相談することをおすすめします。
物理的な障害
USBメモリが刺さらない、認識されないといったトラブルの背景には、物理的な障害が潜んでいることがあります。USBは携帯性に優れている一方で、衝撃や静電気、高温によるダメージを受けやすく、内部の部品やコネクタが劣化・破損することがあります。
見た目では異常がわかりにくく、ある日突然刺さらなくなる、まったく反応しなくなるケースも珍しくありません。通電や無理な読み込みを繰り返すと、損傷が広がりデータが完全に失われるおそれがあります。
異常を感じた時点で使用を中止し、専門業者に相談することが重要です。当社ではUSBメモリの障害にも対応し、初期診断・お見積りを24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「USBが途中までしか入らず、奥まで差し込めない」「ポートの向きを変えても挿入できない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
無理に押し込んだり、力任せに角度を変えて挿入を試みた結果、内部の端子が破損してしまうケースは少なくありません。特にUSBポートやコネクタ内部に物理的な損傷がある場合、不適切な操作を続けることでデータ転送ができなくなり、復旧が困難になるリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
USBが刺さらない時の対処法
USBが刺さらない場合は、まず目視によるチェックから始め、順を追って安全に確認していくことが大切です。以下の手順を参考にして、原因を特定しましょう。
端子やポートを清掃する方法
ほこりやゴミが詰まっていないか、まずは確認しましょう。
- PCの電源を切り、USBポート内部を目視で確認します。
- エアダスターを使ってポート内のホコリを吹き飛ばします。
- USB端子側も柔らかい布で軽く拭きます。
正しい向きで差し込む確認方法
無理に差し込まず、向きと角度を確かめてから挿入してください。
- USB Type-Aの場合、上下を確認（通常は金属板が下）。
- ゆっくりまっすぐ差し込み、抵抗があれば無理に押さず一度抜きます。
- 再度正しい向きを確認して挿入します。
他のポートやPCで動作確認する方法
USBデバイスまたはポートのどちらに問題があるかを切り分けます。
- 同じUSBデバイスを他のUSBポートに差し込みます。
- 他のPCでも動作するか確認します。
- 他のUSBデバイスが同じポートで動作するかもチェックします。
USB規格の確認方法
デバイスとポートの規格が一致しているかを確認しましょう。
- USBコネクタの形状（Type-A/B/C/mini/micro）を確認します。
- PCやアダプタの対応規格を確認し、不一致がないか見ます。
- 変換アダプタを使用して正しく接続できるか試します。
専門業者に相談する
紹介した対処法を試してもUSBメモリが認識されない場合、内部の接点不良やコントローラーの故障、ファイルシステムの破損など、深刻な障害が発生している可能性があります。このまま無理に差し込みや修復を繰り返すと、保存データに上書きが発生し、復旧がさらに難しくなる恐れがあります。
そのため、大切なデータを守るには、早めに専門業者へ相談することが安全です。
当社デジタルデータリカバリーでは、USBメモリの物理障害や認識不良にも多数対応しており、これまでに7,300件以上のご相談（※1）を受けています。一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を維持し、他社で復旧不可と判断されたケースにも対応可能です。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。無理な操作でデータを失う前に、まずはお気軽にご相談ください。
※1：算出期間：2016年6月1日～
※２：内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なUSBメモリの復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々のUSBメモリの復旧に成功してきました。USBメモリの復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績
私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1（※1）。累計46万件以上（※2）の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%（※3）と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備
復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます：
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業（専用クリーンルーム完備）
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。（集計期間：2007年～2020年）
※2：期間：2011年1月1日～
※3：2023年10月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
