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NAS,サーバー

【PRIMERGY データ復旧】故障事例や復元時の注意点を解説

FUJITSU3台
  • サーバーの電源がまったく入らない
  • 起動プロセスが途中で止まる
  • ビープ音が鳴って起動しない
  • LEDランプが異常に点滅している

こうした症状が現れた場合、FUJITSU製のPRIMERGYサーバーはすでに重大なハードウェア障害を起こしている可能性があります。障害の内容によって必要な対処は異なり、誤った処置はかえって症状を悪化させ、大切な業務データを二度と取り戻せなくなる恐れもあります。

データを安全に取り出すには、障害の種類を正確に見極め、状況に応じた適切な対処を講じることが不可欠です。

本記事では、PRIMERGYサーバーに発生しやすい障害とその原因、対処法までを専門的な視点からわかりやすく解説します。迅速かつ正確な対応が求められる場面だからこそ、今すぐにでも状況を把握し、最善の判断ができるようサポートいたします。

もし「この症状はどう対応すればいいのか」とお悩みでしたら、当社が24時間365日体制で無料診断を行っています。まずはお気軽にご相談ください。

PRIMERGYサーバーが故障する原因

サーバーの停止やデータ消失といった重大なトラブルの背景には、さまざまな原因が潜んでいます。PRIMERGYサーバーにおいても例外ではなく、物理的な破損から人為的ミス、ファームウェア障害に至るまで、多岐にわたる原因が報告されています。特に以下のような要因に起因するケースが多く、適切な診断と対処が不可欠です。

電源トラブル・停電

サーバーの稼働には安定した電力供給が不可欠です。落雷やブレーカー落ちによる停電、瞬間的な電圧変動(瞬断)などが発生すると、HDDのヘッドがクラッシュしたり、RAID構成情報が破損したりと、重大な障害が引き起こされます。

電源障害は特に「突然の電源断」によりサーバーが適切にシャットダウンできず、内部システムや記録中のデータに深刻な影響を与える可能性が高くなります。

論理障害・ソフトウェア障害

ソフトウェア起因の障害は、システムがハード的には正常でも操作不能になったり、データがアクセス不能になる厄介な障害です。

例えば、停電によるシステムの強制終了でファイルシステムが破損するケースや、RAID再構成の誤操作、ファームウェア破損などがあります。

論理障害の例は次の通りです。

  • RAID構成情報の喪失
  • 誤フォーマットや誤消去
  • OS起動不能
  • コントロールユニットやファームウェアのバグ

こうした障害を自己流で対処しようとすると、さらに状況が悪化し、データが恒久的に失われる可能性が高まります。

特にRAID構成に関する誤操作は、複数のディスクにまたがるデータ構造を破壊してしまう恐れがあるため、適切な診断と復旧技術が重要になります。

ヒューマンエラー

サーバー障害の中でも見落とされがちなのが、人的ミスによる障害です。

意図せず重要なフォルダを削除してしまった、RAID設定を初期化してしまった、メンテナンス作業中に再起動タイミングを誤った…こうした「操作ミス」による障害が全体の3割以上を占めています。

注意すべき操作ミスには、以下のようなものがあります。

  • 誤ってデータを削除、または上書き
  • フォーマット実行
  • 設定ファイルの変更や誤ったファームウェア更新

過負荷・アクセス集中

キャンペーンやセール期間など、突発的なアクセス増加によってサーバーが過負荷となると、レスポンス低下やシステムダウンを引き起こすことがあります。

特にリソース設計が想定内に収まっていない環境では、連鎖的にプロセス停止やエラーが発生するリスクが高まります。

周辺機器や電源ケーブルの接続不良

意外と多いのが、ケーブルの緩みや抜け、UPSのバッテリー切れ、増設装置との接続エラーなど、ハード本体以外の「周辺機器起因」の障害です。特にラックマウント型のサーバーでは配線トラブルに気づきにくく、症状の特定が難航するケースもあります。

iRMCやファームウェアの不具合

PRIMERGYサーバーに搭載されているiRMC(Integrated Remote Management Controller)は、遠隔監視や操作のための重要なコンポーネントです。

しかし、そのiRMCにメモリ枯渇やIPMIコマンド処理不良が発生すると、電源制御やリブートが正常に動作しなくなるなど、サーバーの管理性に深刻な影響を及ぼします。

また、古いバージョンのファームウェアを使い続けることによって、セキュリティ脆弱性や不安定動作の原因になることもあります。

ハードウェアの物理障害

ハードディスク(HDDやSSD)は経年劣化や、落下や水没、雷サージなど外部からの衝撃によって徐々に性能が低下し、最終的には読み取り不能になることがあります。

具体的には以下のような症状が見られます。

  • カチカチ・カタカタといった異音がする
  • 異臭(焦げたような臭い)がする
  • 起動しない、BIOSで認識しない
  • RAID崩壊や一部ドライブのエラー表示

また、サーバー内部の電源ユニットやメモリ、マザーボードが故障すると、起動不能に陥ることがあります。PRIMERGYでは、こうした複数の要因が重なり、データ消失リスクの高い障害に発展するケースも少なくありません。

初期症状を見逃さず、早期に専門診断を受けることが重要です。

当社では、サーバーやRAIDに精通した技術者が原因を特定し、最適な復旧策をご提案します。これまでに46万件以上の復旧相談実績(期間:2011年1月以降)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。2023年10月実績)という高い成果を達成しています。PRIMERGYをはじめとするサーバー機器にも対応し、物理障害・論理障害の両面から復旧をサポートします。

初期診断とお見積りは無料で、24時間365日体制でご相談を受け付けています。異音や認識エラーなどの異常を感じた場合は、できるだけ早めに専門業者にご相談ください。


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PRIMERGYのデータ復旧で絶対に避けるべき行動

PRIMERGYサーバーに障害が発生した際、以下のような対応をとると、症状が悪化し、復旧が困難になる可能性があります。

誤った対応を避け、正しい対処に繋げるためにも、各注意点を確認してください。

電源のON/OFFを繰り返す

サーバーの不調時に電源のON/OFFを繰り返す行為は、障害が発生しているHDDやRAID構成全体に大きな負荷を与えます。これにより軽度な障害が致命的な状態へと進行する危険性があります。

その後は再起動せず、サーバーの状態を現状のまま保ちます。専門のデータ復旧業者に速やかに相談し、初期診断を依頼してください。

RAIDのリビルドを実行する

障害が起きた際にRAIDのリビルド(再構築)を行うと、既に劣化している他のHDDにも影響が出る可能性があります。RAID構成の特性上、同時期に使用されているHDDが連鎖的に障害を起こすことがあるため、リビルドには慎重になるべきです。

HDDの取り出し・交換を行う

HDDを単体で取り出してパソコンに接続したり、交換してしまう行為は、データ構成を破壊してしまう重大なリスクがあります。特にRAID構成では、順番や状態が重要なため、取り外しは極めて危険です。

RAID構成が組まれている場合、順番や論理構成が崩れることで復旧が不可能になる危険性がありますので、取り外しや交換をせず、通電も避けた状態で業者に引き渡してください。

データ復元ソフトを使用する

サーバーの障害時に市販のデータ復元ソフトを使用するのは非常にリスクが高い行為です。軽度の論理障害でしか有効ではなく、物理的な故障やRAID障害には対応できず、むしろ悪化させてしまう可能性があります。

PRIMERGYサーバーのような業務用サーバーでは、ひとつの判断ミスがデータ消失につながる危険があります。通電やソフトの使用、HDDの取り出しといった行為は、復旧の難易度を大きく引き上げます。障害に気づいたらすぐに状態を維持し、データ復旧の専門業者に相談することが最善の対応です。

PRIMERGYのデータ復旧・復元方法

起動しないFUJITSU製PRIMERGYサーバーから、個人でデータ復旧作業をすることはデータ消失のリスクを伴います。落ち着いて作業を行いましょう。また、大切なデータが保存されている方、個人作業に自信がない方は作業を避けデータ復旧業者に相談しましょう。

電源や周辺機器を確認

FUJITSU製PRIMERGYサーバーの電源が入らない・アクセスができない際は、まず電源ケーブルや周辺機器を確かめましょう。
見落としてしまう方が多いですが、ケーブルや周辺機器が正しく接続されていない、電力供給が行われていない場合があります。

故障の原因を確認

電源や周辺機器に問題がない場合は、ランプやエラーメッセージなどを参考に障害の原因を確認しましょう。FUJITSU製PRIMERGYサーバーにはいくつかタイプがありますが、どのタイプも同じような症状を示します。 しかし、機器のタイプによって異なるケースもあるため、安易に判断しないように注意しましょう。

ランプの種類とステータス・エラーの説明
ランプの種類 状態 症状
電源表示ランプ(AC 接続) オフ システムが電源に接続されていない
HDD/SSD故障ランプ オレンジ点滅 HDDリビルド
HDD/SSDアクセス表示ランプ オフ HDDが非アクティブ
ホットプラグ電源表示ランプ 緑点滅・点灯 正常に稼働中
オレンジ点滅・点灯 過負荷・電源ユニットのエラー

※いずれの状態でもHDDの取り出しはデータ消失に繋がる可能性が高いため控えましょう。

データ復旧業者に相談

FUJITSU製PRIMERGYサーバーに不具合が発生した際、自力での復旧は大きなリスクを伴います。誤った対応により、データの完全消失やシステム破壊といった重大な結果を招く可能性があるため、まずはデータ復旧の専門業者に相談することが最も安全かつ確実な選択です。

データ復旧業者に依頼するメリットは、以下のとおりです。

  • 初期診断により障害の正確な原因を特定できる
  • 状況に応じた専門的な復旧手法を適用できる
  • 誤操作によるさらなる症状悪化やデータ損失のリスクを回避できる

当社は一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)を持ち、官公庁や法人1万社以上と取引するなど確かな信頼と実績があります。

初期診断・お見積もりは無料。24時間365日対応の体制で、緊急時でも迅速にご対応いたします。まずはお気軽にご相談ください。

当社が選ばれる理由

RAID累計ご相談数13,263件

RAID機器多数

当社に寄せられたRAIDのご相談件数は13,263件を超え、多くのお客様からさまざまなご依頼をいただいております。この多様なご相談から新しい技術の開発を進め、NAS・サーバーの復旧(復元)ノウハウを日々蓄積し、迅速で安全な復旧を可能としています。 NAS・サーバーの復旧は、当社のトップエンジニアが対応します。培ったデータベースと熟練の技術を駆使し、メーカー・機器・RAID構成・ファイルシステム問わずどのようなNAS・サーバーでも復旧(復元)のご対応をさせていただきます。

 

他社復旧不可のNAS・サーバーの復旧(復元)実績多数!

他社復旧不可 復旧実績多数

実は「別業者が対応できなかった機器が当社でデータ復旧(復元)できた」という実績も多くございます。
NAS・サーバーのデータ復旧(復元)の成功を左右するのが正しい初期診断です。初期診断では、機器の状態をエンジニアが確認し、原因を突き止めます。この時の診断が間違っていると対処法を誤り、データを正確に取り出せなくなってしまいます。 初期診断により異常箇所を特定し、ファイルシステムの解析やデータ構成の再築など論理障害や、NAS・サーバー内蔵HDD(ハードディスク)の物理的な障害を復旧していきます。

 

全国無料出張サービスで迅速診断!(法人)

出張サービス

厳重なセキュリティで管理されており、規則上、・持ち出しができないサーバやNAS・物理的に持ち出しが難しい大型サーバやNASをお持ちの法人様については弊社エンジニアがお客様ご指定の場所まで伺い、診断から復旧作業まで行います。

 

復旧~納品までの流れ

最短当日復旧!まずはご相談ください

当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去46万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。

QNAP製NAS復旧でよくある質問

Q:NAS・サーバーに異常が生じてしまっているが、どのような対応をしたらいいかわかりません…。

A: ご安心ください。NASやRAID機器など、複数台共有で使用するサーバー機器からもデータ復旧実績が数多くあります。「サーバーにアクセスできなくて、仕事が止まっている。どうすればいいかわからないがとにかく何とかしたい!」というお急ぎのお客様は今すぐお電話下さい。最短30分診断、即日復旧も可能です。

Q: まず直るかどうか知りたいのですが、診てもらうのにお金はかかりますか?

A: いえ、かかりません。お客様の機器を実際にチェックしてみて初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、チェックが終わるまでは一切費用は頂いておりません。
※御郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ、機器の返送費用だけご負担頂いておりますのでご了承ください。

Q:会社で使っている機器なので情報漏えいが心配です。預ける前に機密保持誓約書を出してもらえますか?

A: はい、お出しいたします。私たちはお客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、プライバシー・機密情報の保護を最優先に考えております

 上記以外のよくある質問はこちら

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