- 使用中にファンが常に最大回転する
- 高温になりやすく異音や振動を伴う
- 少しの作業でもファンが回り続ける
Surface Pro 4は2015年発売のモデルで、すでに設計上の冷却性能が現行モデルより劣る傾向があります。
経年によるグリス劣化やファンの摩耗も重なると、騒音や過熱が起きやすくなります。
放置すると内部温度の上昇により、CPUやSSDの故障を招くリスクがあります。
この記事では、Surface Pro 4のファンがうるさいときに考えられる原因と、効果的な対処法を順に紹介します。
もし異音や熱暴走の兆候がある場合は、私たちデジタルデータリカバリーにご相談ください。
24時間365日無料で診断を行っています。
目次
Surface Pro 4のファンがうるさい主な原因
Surface Pro 4は薄型設計のため、内部空間が狭く冷却効率が低下しやすい構造です。ファンの音が大きいときは、内部温度の上昇やパーツの経年劣化が関係していることが多いです。
CPUの高負荷動作による温度上昇
動画編集や多タブでのブラウジング、ZoomやTeamsなどの同時利用など、CPU使用率が高まる作業を続けると温度が急上昇します。Surface Pro 4の冷却ファンは自動制御のため、温度が上がると高速回転し、結果として「ファンの騒音が大きくなる」傾向があります。
通気口やファン内部のホコリ詰まり
排気口や吸気口にホコリが詰まると冷却効率が落ち、内部温度が上昇します。これによりファンがフル回転し続け、音が大きくなります。長年使用しているSurfaceでは内部にホコリが堆積しやすく、放置すると基板の過熱・損傷を招く恐れがあります。
環境温度の高さや使用環境の影響
夏場の高温や、布団やソファなど柔らかい場所で使用すると、排熱がこもりやすくなります。排気口が塞がれると内部温度が上昇し、ファンが常に高回転状態になります。
ファンやグリスの経年劣化
Surface Pro 4は発売からおよそ10年が経過しており、内部のファンや冷却部品が劣化している可能性があります。特に、ファンを支えるベアリング(軸受け部分)や、CPUの熱を逃がすためのグリスが古くなると、冷却性能が低下します。
その結果、ファンの回転バランスが崩れ、「カラカラ」といった異音が発生することがあります。こうした症状を放置すると過熱が進行し、マザーボードやSSDなどの内部部品に負荷がかかり、最悪の場合はデータが読み取れなくなることがあります。
特に、SSDの認識エラーや起動不良が起きた場合、内部データにアクセスできなくなるリスクが高まります。自力での分解や修復を試みると状態を悪化させるおそれがあるため、早めの専門対応が重要です。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク
Surface Pro 4のファンがうるさい
「Surface Pro 4のファンがうるさい」――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
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大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
Surface Pro 4のファンを静かにするための対処法
原因が特定できたら、以下の方法を順番に試してみましょう。自力でできる清掃・設定見直しを行うことで、ファン音を大幅に軽減できる場合があります。
通気口のホコリを清掃する
エアダスターや柔らかいブラシを使って通気口を軽く掃除します。吸気口・排気口のホコリを除去することで冷却効率が向上し、ファン音が軽減されます。
- 電源を切り、ACアダプターを抜く
- Surfaceの側面・上部にある排気口を確認
- エアダスターを短く吹きかけ、ホコリを除去
- 柔らかいブラシで仕上げ清掃を行う
冷却ポリシーを「パッシブ」に変更する
ファンの動作を抑える設定です。パッシブモードでは、ファンを回す代わりにCPU速度を制御して発熱を抑えます。
- 「コントロールパネル」→「電源オプション」を開く
- 現在のプランで「詳細な電源設定の変更」をクリック
- 「プロセッサの電源管理」→「システムの冷却ポリシー」を「パッシブ」に変更
- 「最大プロセッサの状態」を80〜90%に設定
不要なアプリやタスクを終了する
バックグラウンドで動作しているアプリが多いとCPU負荷が増加します。タスクマネージャーで使用率を確認し、不要なタスクを終了しましょう。
- Ctrl+Shift+Escキーでタスクマネージャーを開く
- 「プロセス」タブでCPU使用率の高いアプリを確認
- 不要なアプリを選択し、「タスクの終了」をクリック
環境温度を下げて使用する
室温が高いと、どの設定を行ってもファンは高回転になります。冷房を使う、排気口をふさがないなどの環境改善も有効です。
- 室温を25℃前後に保つ
- 柔らかい布製の上では使用しない
- 底面や側面の排気口をふさがない
異音や高温が続く場合は専門業者に相談する
清掃や設定変更を行っても改善しない場合、内部ファンの摩耗や軸ズレが疑われます。無理に使い続けるとCPUやSSDが熱暴走し、データ消失のリスクがあります。
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※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
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よくある質問
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。