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NAS,サーバー

Windows11でNASにアクセスできない?原因と対処法を徹底解説

nasserver1

Windows 11をアップデートした直後から、NASに接続できなくなったり、共有フォルダが開けないといったトラブルが急増しています。特に、バージョン24H2以降の環境では以下のような症状が頻発しています。

  • NASがネットワーク一覧に表示されない
  • 共有フォルダにアクセスすると「アクセスが拒否されました」と出る
  • IPアドレス指定でも接続できない

この原因の多くは、Windows 11側のセキュリティ強化(SMB1無効化・認証プロトコルの変更)にあります。従来の設定のままではNASとの通信が遮断されてしまい、業務ファイルやバックアップデータにアクセスできなくなる恐れもあります。

本記事では、Windows 11アップデート後にNASへ接続できなくなる原因を整理し、今すぐ実施できる具体的な対処法を、画面キャプチャ付きでわかりやすく解説します。

トラブルが深刻化する前に、早めの確認と設定変更が重要です。自力での対応が難しい場合は、24時間365日対応の無料診断を実施しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。


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※2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。

NASにアクセスできない主な原因

Windows11では、セキュリティの強化や通信プロトコルの見直しにより、従来のNASアクセス方式が制限されている場合があります。以下に代表的な原因をまとめます。

セキュリティポリシーの強化(ゲストアクセスの禁止)

Windows11 24H2以降、NASへの「ゲスト(anonymous)」アクセスが標準で無効となりました。NAS側でユーザー名・パスワードを設定していない場合、アクセス拒否されます。

SMB1.0の無効化

古いNASはSMB1.0のみ対応していることが多く、Windows11ではこのプロトコルがデフォルトで無効化されているため接続できなくなることがあります。

ネットワーク設定の変更

Windowsアップデート後にネットワーク種別が「プライベート」から「パブリック」に変更されてしまうと、共有アクセスが制限されることがあります。

資格情報・ファイアウォールの不整合

Windows側でNASへの接続情報が正しく設定されていない場合や、ファイアウォールの影響で通信が遮断されている場合、NASとの接続エラーが発生することがあります。

共有設定やIPアドレスの誤登録、セキュリティソフトによる通信制限などが原因となるケースもあり、状況によってはNASが見えなくなってしまうこともあります。設定を誤って変更すると、データの消失やさらなる接続障害につながる可能性があるため注意が必要です。

当社では、WindowsとNASの接続障害に関する無料診断を行っており、データの状態を確認したうえで、安全な復旧方法をご提案しています。24時間365日体制でご相談を承っていますので、接続に不安がある場合はお早めにご相談ください。


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Windows11でNASへ接続できないときの対処法

NASの接続エラーは、設定を見直すことで解決できるケースがほとんどです。以下に実用的な対処手順を紹介します。

NAS側でユーザー名・パスワードを設定する

NAS管理画面にログインし、「ユーザー」設定から接続専用のアカウントを作成します。公開フォルダであってもゲストアクセスが拒否されるため、必ずIDとパスワードを用意しましょう。

Windowsで資格情報を追加する

Windows11でNASへのアクセス情報をあらかじめ登録しておくことで、スムーズな接続が可能になります。

資格情報の追加手順
  1. 「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」→「資格情報マネージャー」を開く。
  2. 「Windows資格情報」→「資格情報の追加」を選択。
  3. NASのアドレス(例:\\192.168.1.100)と作成したユーザー名・パスワードを入力。

SMB1.0の有効化(必要な場合のみ)

古いNASでSMB1.0にしか対応していない場合、一時的に機能を有効化することで接続が可能になります。

SMB設定手順
  1. 「コントロールパネル」→「プログラム」→「Windowsの機能の有効化または無効化」を開く。
  2. 「SMB1.0/CIFSファイル共有のサポート」にチェックを入れる。
  3. 再起動してからNAS接続を再試行。

ネットワーク種別を「プライベート」に変更

ネットワークの種類が「パブリック」になっているとファイル共有が制限されます。「プライベート」に変更することでアクセスが可能になる場合があります。

ネットワーク種別の変更手順
  1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」を開く。
  2. 使用中のネットワーク(Wi-Fiまたはイーサネット)を選択。
  3. 「ネットワークのプロファイル」で「プライベート」を選択。

ファイアウォールとセキュリティソフトの設定確認

SMB通信がブロックされていないかを確認し、必要に応じて例外設定を追加します。

例外設定の確認ポイント
  1. 「Windows Defender ファイアウォール」→「アプリの許可」で「ファイルとプリンターの共有」が有効になっているか確認。
  2. ウイルス対策ソフトのネットワーク保護機能が干渉していないか一時的に無効化して試す。

NAS接続エラーが何度も発生する、設定を変えても改善しないなどの場合は、ストレージ内部の障害やデータ損傷の可能性も考えられます。

重要なデータや写真・動画などが格納されている場合は、自己対応を続ける前にまずは初期診断をご相談ください。相談・初期診断は無料、365日年中無休で対応いたします。


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※2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。

自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する


自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。

データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。

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デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1(※1)の実績を持つデータ復旧業者です。

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これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。

※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2023年)
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合

相談から初期診断まで無料で対応可能

初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。

データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。相談問合せ

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よくある質問

復旧できるか診断してもらうのにお金はかかりますか?

いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。

※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。

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復旧完了までどのくらいの期間がかかりますか?

機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。

弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。

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営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。

電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)

電話番号:0800-333-6302

来社受付:9:30~21:00

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他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?

復旧できる可能性がございます。

弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。

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この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

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