突然TeraStationがネットワーク上から消え、共有フォルダにアクセスできなくなった──このようなトラブルは決して珍しくありません。
- エクスプローラーにTeraStationが表示されない
- アクセスしようとすると「ネットワークパスが見つかりません」と表示される
- NAS Navigator2でもTeraStationが認識されない
特にTeraStationは、業務データやバックアップを管理する重要なストレージであるため、アクセス不能になると業務が止まり、大きな損失につながるおそれがあります。原因にはネットワーク設定の不具合から、RAIDやHDDの障害まで幅広い要因が考えられます。
この記事では、TeraStationが見えなくなる原因と、データを失わずに安全に確認・対処するためのステップをわかりやすく解説します。誤った初動対応が致命的なデータ損失につながるケースもあるので、まずは無料診断を活用し、最適な対応策を見極めましょう。
目次
Windows 10でTeraStationにつながらない原因
Windows 10でTeraStationにつながらない場合、主な原因は次の3つに分類されます。
TeraStation/ネットワーク側の問題
TeraStationの電源が落ちている、フリーズしている、またはLANケーブルの抜けやハブ・ルーターの不具合によって、そもそもNASに到達できていないケースがあります。NAS Navigator2にTeraStationが表示されない場合は、IPアドレス設定やネットワーク機器側の障害も考えられます。
この状態を放置すると、設定の誤操作や再初期化によってデータが消える恐れがあるため、慎重な確認が必要です。
SMBバージョン不一致(SMB1.0関連)
古いTeraStationではSMB1.0プロトコルでのみ通信していることがあり、Windows 10ではセキュリティ上SMB1.0が既定で無効になっています。この不一致により共有フォルダへ接続できなくなる場合があります。
無理に他の手段でアクセスを試すと、設定を壊すおそれがあるため注意が必要です。
Windows 10側の共有・アクセス設定の問題
Windows 10のポリシーでゲストアクセスが制限されている場合や、ネットワーク探索・ファイル共有が無効になっている場合、TeraStationの共有フォルダが表示されないことがあります。さらに、ファイアウォール設定やネットワークが「パブリック」扱いになっている場合も接続できない原因になります。
これらの設定不一致があると、NAS自体が正常でもアクセスが拒否されることがあります。原因は多くの場合、機器側・通信側・OS設定側のいずれかに集約されます。重要なデータを保存している場合や症状の切り分けが難しい場合は、自己判断での初期化や設定変更を避け、専門業者に相談することが安全です。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
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※1:2011年1月~
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※3:2011年1月~
TeraStationがつながらないときの対処法
ここでは、Windows 10でTeraStationがつながらない場合に有効とされる主な対処手順を解説します。
ネットワークと電源の状態を確認する
まずはTeraStation本体とネットワークの基本動作を確認します。
- NAS Navigator2を開き、TeraStationが一覧に表示されるか確認します。
- 表示されない場合は、LANケーブルが奥まで差し込まれているか、リンクランプが点灯しているかを確認します。
- ハブまたはルーターを一度だけ再起動し、改善があるかを確認します。
SMB1.0機能を有効化する(古い機種の場合)
古いTeraStationを使用している場合、SMB1.0クライアントを一時的に有効化することで接続できる場合があります。
- コントロールパネルを開き、「プログラムと機能」を選択します。
- 左メニューから「Windowsの機能の有効化または無効化」を開きます。
- 「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」にチェックを入れ、「SMB 1.0/CIFS クライアント」を有効にして再起動します。
ただし、SMB1.0は古い規格であり脆弱性が知られています。LANの安全性を確認したうえで、必要な場合のみ一時的に利用します。
ゲストアクセス設定と資格情報を見直す
TeraStationをユーザー名・パスワードなしで利用している場合、Windows 10側でゲストアクセスが禁止されていると接続できません。以下の方法で設定を見直します。
- TeraStationのWeb管理画面を開き、共有フォルダにアクセスできるユーザーを作成します。
- 作成したユーザーに対して必要なアクセス権(読み取り/書き込み)を付与します。
- Windows 10でTeraStationへ接続するとき、そのユーザー名とパスワードを入力し、資格情報マネージャに保存します。
ポリシー変更で「安全でないゲストログオンを許可」する方法もありますが、セキュリティ上のリスクを伴うため推奨されません。
ネットワーク探索と共有設定を有効化する
Windows 10側の設定でネットワーク探索やファイル共有が無効化されていると、NASの共有フォルダが表示されません。次の手順で確認します。
- コントロールパネルを開き、「ネットワークと共有センター」を選択します。
- 左側の「共有の詳細設定の変更」をクリックします。
- 「ネットワーク探索を有効にする」と「ファイルとプリンターの共有を有効にする」にチェックを入れます。
WindowsファイアウォールやセキュリティソフトがSMB通信を遮断していないかも確認が必要です。TeraStationが認識されない・接続できない場合、自己判断で初期化やHDDの抜き差しを行うとデータ消失のリスクがあります。重要なデータを守るためには、早期の専門診断が安全です。
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