突然F4-423が起動しなくなり、電源ランプが点灯しない、あるいはビープ音だけ鳴ってファンも回らない──そんな症状に戸惑っていませんか?
- 電源ボタンを押しても無反応
- ランプは点かず、画面出力もない
- ビープ音のみ鳴り続け、ファンが動かない
TerraMaster製NASは高性能ながら、内部構造が精密に設計されているため、誤った操作がRAID情報やデータの消失につながるリスクがあります。特にHDDの取り外しや通電の繰り返しなどは、致命的な結果を招くこともあります。
この記事では、F4-423でよく見られる主なトラブルの原因と、ユーザーが自力で安全に試せる基本的な確認手順を整理。また、どの段階で専門業者に相談すべきかの判断ポイントについてもわかりやすく解説します。
もし操作に少しでも不安がある、あるいは電源や反応に異常が続いている場合は、24時間365日対応の無料診断をご活用ください。初期対応を誤らず、大切なデータを守る第一歩になります。
目次
TerraMaster F4-423が起動しない主な原因
F4-423が起動しない場合、まず「電源が入るか」「ファンが回るか」「LEDやビープ音の有無」を確認することで、大まかな原因を切り分けられます。以下に代表的な3つの原因をまとめます。
本体・電源/基板の故障
電源を入れてもLEDが点かない、ビープ音が1回鳴るだけでファンも回らない、または全ランプが点きっぱなしで操作不能になる場合は、電源ユニットや基板の故障が疑われます。PSU(電源ユニット)の電圧が正常でも、基板側の制御回路が壊れていると電源が立ち上がりません。
こうした状態では内部のRAIDコントローラが動作していないことが多く、無理に電源を入れ続けると基板上のチップや電源ICが過熱し、修理不能になるおそれがあります。
ファンが回らない・ビープ音のみの場合は通電を止め、修理または専門業者による診断が安全です。
HDD/RAID・TOSシステムの異常
電源は入るがTOSが立ち上がらない、再起動を繰り返す、Web UIにアクセスできない場合は、HDDやRAID構成情報、TOS(OS)を格納する内部USBストレージの異常が考えられます。RAID構成情報が破損すると、NASが正常なブートドライブを特定できず、起動途中で止まる症状が発生します。
また、停電や強制電断後に発生するケースも多く、RAID再同期が中断されたまま再起動を繰り返すことで、データ領域まで損傷することがあります。異常を感じた時点で通電を止めることが、データ保護の第一歩となります。
ファームウェア更新後の不具合
TOS 5へのアップデート後にブートループする、あるいは起動途中で止まる場合、ファームウェアのチェック仕様変更やアップデート時の不具合が関係している可能性があります。TrueNASなど他OSで正常動作する事例も報告されており、TOS側の問題であることも少なくありません。
ただし、アップデート直後にリセットやHDD入れ替えを行うと、システム領域が上書きされデータ復旧が難しくなります。問題の原因を切り分けるまでは、電源投入を繰り返さず、現状のまま保持するのが安全です。
これらの原因は一見似た症状でも、対応を誤ると復旧不能に至るケースがあります。次に、安全性を重視した確認・対処手順を紹介します。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断・お見積りは無料、24時間365日受付ています。専門エンジニアが迅速に対応し、復旧可能性を正確に見極めます。今すぐ、無料診断からご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
これまで当社では以下の実績・強みに基づき、多くの法人様にご相談いただいてきました。
- RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※1)
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)
- 他社で復旧不可とされた機器の対応実績8,000件以上(※3)
- ご依頼の約8割・48時間以内に復旧完了
- ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
- NDA(秘密保持契約書)の締結も可能
サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。
※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
TerraMaster F4-423が起動しない場合の対処法
F4-423が起動しないときに行うべきなのは、トラブルを悪化させない範囲での初期確認です。操作は1回ずつ慎重に行い、繰り返しの通電や初期化操作は避けましょう。
電源とLED・ビープ音を確認する
最初に電源供給とLEDの状態を確認します。純正のACアダプタとケーブルを使用し、別のコンセントや電源タップでも試すと切り分けがしやすくなります。
- 電源ケーブルを抜き、10秒ほど待ってから再接続します。
- 電源ボタンを押し、PowerおよびHDD LEDの点灯状態、ビープ音の有無を確認します。
- コンセントを挿した瞬間にビープが1回だけ鳴って動作が止まる場合は、電源供給はされているものの基板故障の可能性があります。
LEDが全く点かない場合やファンが回らない場合は、電源ユニットまたは基板の不具合が疑われます。通電を繰り返さず、専門業者またはメーカーサポートへ相談してください。
完全シャットダウン後に1回だけ再起動を試す
熱暴走や一時的なハングアップの場合、1回の完全シャットダウンで改善するケースもあります。何度も再起動を試すのは危険なため、1回のみ実施しましょう。
- 電源ボタンを長押しし、完全にシャットダウンします。
- 電源コードを抜き、30分ほど冷却・放電させます。
- 再び電源を接続して起動し、LEDとビープ音の状態を確認します。
HDDを外して本体単体で起動テストを行う
HDDやRAID構成に異常がある場合、NAS全体がフリーズして起動できないことがあります。そのため、まず本体単体で正常に動作するかを確認します。
- 電源を切り、すべてのHDDを取り外します。スロットの順番とHDD型番を必ずメモしておきます。
- HDDを抜いた状態で電源を入れ、LEDの点灯、ビープ音、ファンの回転、HDMI出力の有無を確認します。
- TNAS PCアプリを起動し、ネットワーク上でNASが検出されるかを確認します。
HDDを外した状態でBIOS画面やTOSインストール画面が表示される、またはTNAS PCで検出される場合は、本体が正常に動作しており、HDDまたはTOSシステム領域の問題である可能性が高いです。
一方で、HDDを外してもLEDが点かない、ビープ音だけでファンが回らない場合は、本体基板や電源モジュールの故障が疑われます。この場合は通電を止め、メーカー修理または専門業者に相談するのが安全です。
TOS再インストール(データ不要の場合)
NASを初期化して再構築したい場合は、TerraMasterが案内しているTOS再インストール手順を利用できます。ただし、この操作はすべてのデータを消去するため、データが必要な場合は絶対に実行してはいけません。
- 電源を切り、全HDDを取り外します。
- 本体を起動し、TNAS PCからNASを検出します。
- 検出されたNASを選び、初期化画面に進みます。
- 新しいTOSパッケージを選択してインストールを実行します。
この操作によりTOSとRAID構成情報が上書きされ、既存データは失われます。RAID構成を保持したい場合は、必ず事前にデータ復旧専門業者へ相談してください。
F4-423が起動しない状態で電源を何度も入れ直したり、HDDを入れ替えたりすると、RAID情報が破損してデータが消失するリスクがあります。通電を止めた状態で、原因を正確に見極めることが安全な第一歩です。
もし現在の症状や原因の判断に少しでも不安がある場合は、24時間365日対応の無料診断をご活用ください。状況が悪化する前に、正しい一歩を踏み出すことが大切です。
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