社内NAS「TeraStation」に突然アクセスできなくなり、共有フォルダが開けない──このようなトラブルは、企業だけでなく個人のご家庭でも多く発生しています。
- Windowsアップデート後にネットワーク共有が切断された
- NAS Navigator2上にTeraStationが表示されない
- アクセスしようとすると「ネットワークエラー」や「アクセスが拒否されました」と表示される
こうした障害の原因は、Windowsの仕様変更・ネットワーク設定のズレ・TeraStation自体のストレージ障害など多岐にわたります。自己判断で初期化や設定を変更すると、保存されていたデータを失ってしまうリスクがあるため非常に危険です。
この記事では、TeraStationにアクセスできないときに考えられる主な原因と、データを守りながら安全に確認・復旧を進めるための手順を順を追ってわかりやすく解説します。
誤った初動は、復旧不能なデータ損失につながる可能性も。まずは無料診断を活用し、状況を正しく見極めることから始めましょう。
目次
TeraStationの共有フォルダにアクセスできない原因
TeraStationにアクセスできない場合、原因は大きく3つのカテゴリーに分けられます。NAS本体やネットワークのトラブル、TeraStation設定の問題、そしてWindows 10/11の仕様変更による影響です。
NAS本体・ネットワークの問題
最も多いのは、TeraStation本体の電源断やフリーズ、LANケーブルの断線、ハブやルーターの障害など、物理的・通信的なトラブルです。NAS Navigator2でTeraStationが表示されない場合は、IP設定の異常やネットワーク機器側の問題も考えられます。
こうした状況で再起動やケーブル抜き差しを繰り返すと、内部ディスクのRAIDに影響を与えるおそれがあります。まずは本体ランプとNAS Navigator2の表示状況を確認し、物理的な問題がないかを確かめることが重要です。
TeraStation側の権限・ファイアウォール・SMB設定
アクセス権限が不足していたり、TeraStationのファイアウォールがSMB通信(ファイル共有)を遮断している場合もアクセスできません。古い機種ではSMB1.0のみ対応の設定になっていることがあり、Windows側でSMB1.0が無効化されていると接続が拒否されます。
設定変更後にアクセスできなくなった場合は、まず共有フォルダの権限とSMBバージョンの整合性を確認するのが安全です。
Windows 10/11側の仕様変更・アップデート起因
特にWindows 11の24H2以降では、「ゲストアクセスの禁止」や「SMB1.0無効化」の影響により、従来のTeraStationへのアクセスができなくなるケースが増えています。これらはセキュリティ強化のための仕様変更ですが、古いNASとの互換性に影響を与えることがあります。
エラーとして「組織のセキュリティ ポリシーによって非認証のゲストアクセスがブロック…」などが表示される場合は、ユーザー認証を伴うアクセス方式への切り替えが必要です。原因の多くは設定や環境依存のため、自己判断で初期化する前に症状を正確に把握し、適切な手順で対処することが大切です。
デジタルデータリカバリーでは、Windows 11の仕様変更やNASとの互換性トラブルにも対応しています。TeraStationやLinkStationをはじめとする各種NASのアクセス障害・データ消失トラブルに対し、専門エンジニアが無料で初期診断を実施し、最適な復旧方法をご提案します。まずはお気軽にお問い合わせください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
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- 他社で復旧不可とされた機器の対応実績8,000件以上(※3)
- ご依頼の約8割・48時間以内に復旧完了
- ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
- NDA(秘密保持契約書)の締結も可能
サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。
※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
TeraStationの共有フォルダにアクセスできないときの対処法
アクセス不能の原因を特定したあとは、NAS本体の状態・ネットワーク疎通・設定の確認を順に行います。ここでは、再現性のある安全な確認方法を紹介します。
NAS Navigator2とランプ状態の確認
NAS Navigator2でTeraStationが表示されるかを確認します。表示されない場合は、NASがネットワーク上に認識されていない可能性があります。本体の電源ランプ・INFOランプ・ERRORランプを見て、異常表示がないか確認します。
- NAS Navigator2を起動し、TeraStationが一覧に表示されるか確認します。
- 表示がない場合は、LANケーブル・ハブ・ルーターを確認します。
- 本体のランプや液晶パネルにエラー表示がないかを確認します。
ネットワーク疎通の確認
PCからTeraStationのIPアドレスに対してpingを実行し、応答の有無を確認します。複数のPCで同じ現象かを比較し、「全台で不可=NAS側」「一部のみ=PC側設定」と切り分けます。
- コマンドプロンプトで「ping (TeraStationのIPアドレス)」を実行します。
- 複数のPCから同様にpingを試し、結果を比較します。
- ルーターやスイッチのリンク状態・ケーブルを点検します。
共有フォルダとアクセス権の確認
TeraStationの管理画面から「共有/ファイル共有」を開き、目的の共有フォルダを選択します。「アクセス制限」設定で対象ユーザーやグループに適切な権限が付与されているか確認しましょう。
- NAS Navigator2でTeraStationを右クリックし、「Web設定画面」を開きます。
- 「共有」メニューから対象フォルダを選択します。
- アクセス権限を確認し、必要に応じてユーザーやグループを追加します。
Windows 10/11側の設定確認
エクスプローラーのアドレスバーに「\\TeraStationのIPアドレス\共有名」を入力して接続し、エラーメッセージの内容を確認します。「ゲストアクセスがブロックされています」と表示される場合は、認証付きアクセスへの切り替えが必要です。
- TeraStation側で新しいユーザーを作成し、共有フォルダへの権限を設定します。
- Windowsの資格情報マネージャで、そのユーザー名とパスワードを保存します。
- 再度エクスプローラーから同じパスでアクセスを試みます。
アクセスできないからといってTeraStationを初期化したり、RAID構成ディスクを抜き差しするのは避けたほうが安全です。これらの操作を行うと、共有フォルダ内のデータが消失するおそれがあります。
業務データや重要ファイルが保存されている場合は、通電や設定変更を最小限にとどめ、RAID・NAS対応のデータ復旧専門業者へ相談するのが現実的です。
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