HighPoint RocketRAIDが起動せず、RAIDボリュームが一切認識されない──そんな事態にお困りではありませんか?以下のような症状が見受けられる場合、深刻なRAID障害が進行している可能性があります。
- RAIDカードの電源ランプは点灯しているが、OSが起動しない
- BIOSやRAID管理ツールにRAID構成が表示されない
- 接続ケーブルやHDDに異常は見当たらないのにマウントしない
RocketRAIDは高性能なRAIDコントローラですが、そのぶん構成が複雑で、原因の見極めを誤るとRAID情報が上書きされ、データが完全に失われるリスクがあります。
本記事では、RocketRAIDが正常に起動しない場合に「どの段階で止まっているか」を安全に特定するための確認ポイントや、復旧成功のために避けるべき注意点を、専門家の立場からわかりやすく解説しています。
トラブルの状況によっては、自力での判断や作業がさらなる悪化を招くこともあります。まずは、24時間365日対応の無料初期診断をご活用ください。大切なデータを守るための最善策をご提案します。
目次
HighPoint RocketRAID が起動しない主な原因
RocketRAID が起動しない場合は、大きく次の3段階に分けて切り分けることが重要です。
マザーボードが RocketRAID カードを認識していない
新しいマザーボードやチップセットでは、特定のPCIeスロットやBIOS設定との相性により、カード自体が認識されないことがあります。POST画面やBIOS設定のデバイス一覧にRocketRAIDが出ていない場合は、スロット変更・BIOS設定(PCIe世代/CSM設定)の見直しが必要です。
RocketRAID BIOSでは見えるが、ディスクが表示されない
RocketRAID BIOS(起動時にCtrl+Hなどで入る画面)に入れるが、接続ディスクが0台の場合は、SAS/SATAケーブルの抜け・不良、電源供給不足、または複数ディスク障害の可能性があります。配下ドライブが「未接続」扱いの場合、ケーブルや電源を個別に確認することが重要です。
OS上でRAIDボリュームが認識されない
RocketRAID BIOS上では正常でも、OS起動後にボリュームが見えない場合は、ドライバ未導入・非互換の可能性があります。Windows/Linux/FreeBSDなどでは、専用ドライバを導入しないと「ストレージコントローラなし」として扱われることがあります。
また、起動ディスクとして利用している場合は、MBRやUEFI設定変更・BIOSアップデート後にブート順が変わることで起動不能になるケースもあります。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
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- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
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※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
切り分けと確認の手順
RocketRAID が起動しない・認識しないときは、「カードが認識されていないのか」「RAID構成が壊れているのか」を段階的に切り分けることで、原因を安全に特定できます。以下の順で確認を進めてください。
- カード・ケーブル・ディスクの物理接続を確認:
電源を切り、カードやケーブルを一度取り外します。
SAS/SATAケーブルの接続方向(IN/OUTポート)を確認し、別ケーブルや別ポートでも試します。
電源ケーブルが緩んでいないか、補助電源が必要なモデルはしっかり接続されているかも確認します。 - マザーボードBIOSでカードの認識を確認:
電源を入れ、マザーボードのBIOS画面で「PCIeデバイス一覧」または「拡張カード情報」を開きます。
ここに「HighPoint」や「RocketRAID」の文字があれば、カード自体は認識されています。
表示されない場合は、別のPCIeスロットへ挿し替えるか、BIOS設定で「CSM有効」「PCIe Gen3」など互換設定を有効にします。 - RocketRAID BIOS に入れるか確認:
POST(起動時)に「Ctrl + H」または「Ctrl + R」を押し、RocketRAID BIOS 画面に入れるかを確認します。
入れない場合は、カードレベルで認識されていません。
入れても配下のディスクが 0 台表示の場合は、ケーブル接続不良・電源不足・ディスク故障の可能性があります。 - OS 起動後にデバイス認識を確認:
Windowsでは「デバイスマネージャ」を開き、「ストレージコントローラ」に HighPoint デバイスが出るか確認します。
出ない場合はドライバ未導入の可能性があります。
Linux / FreeBSD の場合は、ターミナルで「dmesg | grep hpt」などを実行し、hptrr などのログが出力されるかを確認します。 - RAIDボリュームの状態を確認:
RocketRAID BIOS や管理ツールで RAID 状態(Normal / Degraded / Failed)を確認します。
Degraded や Missing 表示がある場合は、リビルドを試す前に状態を記録し、これ以上の操作を控えましょう。
自分で試せる安全な対処法
RocketRAID カードが焼損しておらず、物理的な異音や焦げ跡がない場合は、以下の手順を順番に試すことで改善することがあります。
PCIe スロットと BIOS 設定の見直し
別の PCIe スロット(x16/x8/x4)にカードを挿し替え、BIOS 設定で以下を確認します。
- 「PCIe Speed」を一段下げる(Gen4 → Gen3 → Gen2 の順でテスト)
- 「CSM(Compatibility Support Module)」を有効化し、古いカードとの互換性を確保
- 「Secure Boot」を一時的に無効化し、拡張カードを読み込める状態にする
これにより、マザーボード側でカードを正しく認識できるケースがあります。
ドライバの導入・更新
HighPoint 公式サイトから、使用している RocketRAID モデル専用の最新ドライバをダウンロードします。
OS の自動認識ドライバや Windows Update 提供の汎用ドライバでは、RAID機能やユーティリティが正しく動作しないことがあります。
インストール後は再起動し、管理ツール(WebGUIまたはHighPoint RAID Management)でディスク認識とRAIDステータスを確認してください。
スリープ機能の無効化(Windows環境)
RocketRAID を搭載したシステムでは、スリープや休止状態からの復帰時にリビルドやブート不具合が発生するケースがあります。
Windows の「電源オプション」からスリープ機能を無効化し、サーバーや常時稼働環境では常に稼働状態で運用するのが安全です。
この設定により、誤った自動復旧動作やブートセクタ破損のリスクを減らすことができます。
データがある場合の注意点
RAIDボリュームに重要なデータがある場合、以下の操作は復旧不能リスクが高いため避けてください。
- RAID設定を消して新しいアレイを作成する(Create Array)
- 「Initialize」「Rebuild」「Expand」を状態不明のまま実行する
- OSから「初期化」「フォーマット」を実施する
- 不良セクタのあるディスクにベリファイやゼロフィルを行う
RAIDボリュームがRAWや未割り当てに見える場合は、状態を確認するだけに留め、書き込み操作を避けることがデータ保全につながります。
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