RAIDの再構築(リビルド)を実行中に、次のような不安を感じたことはありませんか?
- 障害ディスクを交換したが、再構築が全然進まない
- 「あと○時間」と表示されていたのに、1日経っても終わらない
- NASの動作が極端に重くなって他の作業に支障が出る
RAIDのリビルドは、冗長性を取り戻すために必要不可欠な処理ですが、容量や構成、利用中の処理負荷によっては大幅に時間がかかることがあります。
リビルドが遅くなる原因には、HDDの劣化やバックグラウンド処理の干渉、冷却不足によるサーマルスロットリングなど、複数の要因が考えられます。進行が異常に遅い場合は、放置せず早めの対処が重要です。
「このまま放置して壊れたらどうしよう」…そんな不安を感じたら、まずは安全に状態をチェックしましょう。当社ではRAID障害に詳しいエンジニアが、24時間365日対応の無料診断を実施しています。大切なデータを守るためにも、まずはご相談ください。
目次
RAIDのリビルドが遅い原因
RAIDリビルドにかかる時間は、単純な容量や速度の問題だけではなく、構成や運用環境の影響を大きく受けます。目安を把握しておくことで、計画的な復旧や再構築が可能になります。
構成容量の影響
RAIDの総容量が大きくなるほど、リビルドに要する時間も比例して長くなる傾向があります。一般的には「1TBあたり1.5〜2.5時間」が目安とされ、3TB構成ならおおよそ8〜12時間前後、4TB×4台のRAID5では10時間以上かかる場合もあります。SSD構成ではHDDより高速で、1TBあたり約1時間程度が目安とされます。
また、空き領域が多い場合は比較的早く完了しますが、実際のデータ使用量が多いほどリビルド時間は延びます。夜間〜休日をまたぐ場合もあるため、運用中断リスクを考慮した計画が重要です。
RAIDレベルの違い
RAID5やRAID6ではパリティ計算を伴うため、RAID1よりも再構築に時間がかかります。特にRAID6は2重パリティを使用するためCPUやRAIDコントローラの処理負荷が高く、リビルド時間が長くなる傾向があります。富士通などのサーバーベンダー例では、100GBあたり約1〜15分の範囲で示されており、RAID6ではその上限に近い時間がかかることもあります。
運用負荷・機器性能の差
リビルド中もNASやサーバーが通常運用されている場合、I/O(読み書き)負荷が高いと安全性のために処理速度が制限されることがあります。I-O DATAのLAN DISKでは、6TB RAID5構成で約4.5〜7.5時間、RAID6では9時間近くの目安が示されています。この差は主に負荷制御と機器性能の違いによるものです。
RAIDカードやNASの性能、HDD/SSDの劣化状態もリビルド速度に大きく影響します。古いHDDや異なるモデルが混在していると、最も遅いディスクに全体速度が引きずられるため、構成時から均一なドライブを選ぶことが重要です。
リビルドが長引くと、その間の障害発生リスクが高まります。特にRAID5では1台の追加故障で全データを失う危険もあるため、進行が異常に遅い場合は早めに専門業者への診断を検討することが推奨されます。デジタルデータリカバリーでは、RAID再構築が進まないケースの初期診断を無料で実施しています。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断とお見積りを無料で24時間365日対応しています。専門スタッフが機器の状態を正確に診断し、最適な復旧方法をご案内します。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
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- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
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※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
RAIDリビルドが遅いときの対処法
リビルドの速度を改善するには、構成や運用設定を見直すことが重要です。また、誤った操作は再構築を中断させる危険があるため、慎重に進めましょう。
リビルド速度を最適化する設定方法
リビルドが遅い場合、RAID管理ツールの設定値を調整することで改善する可能性があります。
- RAID管理画面にアクセスし、「リビルド速度」「バックグラウンドタスク優先度」などの設定を確認します。
- 「通常」もしくは「高速」モードに変更し、CPU負荷や温度を監視しながら適用します。
- 再構築処理が再開されたら、進行率・エラーログ・ドライブ温度を定期的に確認します。
ただし、I/O優先度を高くしすぎると通常アクセスが遅くなったり、熱暴走の原因となる場合があります。安全を最優先にし、無理に速度を上げすぎないよう注意が必要です。
リビルド中に安全性を確保する運用手順
リビルド中はシステム全体が負荷状態にあるため、データへのアクセスや再起動は極力控えることが推奨されます。次の手順で安全を確保しましょう。
- リビルド開始後は、ファイル共有・バックアップ・大容量コピーなどの負荷処理を一時停止します。
- RAIDユーティリティでエラーカウントや進行率を定期確認し、停止や異常値が見られた場合は再起動せずログを保存します。
- 途中で進行が止まった場合は自己判断でディスクを再挿入せず、専門業者に相談します。
異常を感じたら早めの診断が肝心です。無理に再構築を続けると、パリティ崩壊によるデータ消失の危険があります。
RAIDのリビルドは単なる再構築処理ではなく、運用中の安全性を左右する重要なプロセスです。特に進行が極端に遅い・途中で止まるといった症状は、ドライブ障害やコントローラ不具合のサインであることがあります。
繰り返すバックアップエラーにお悩みの場合は、まず無料診断で原因を特定しましょう。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断とお見積りは無料。24時間365日対応で、全国どこからでもご相談可能です。RAIDリビルドが終わらない、進まないときは、被害が広がる前にぜひご相談ください。
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