- NASにアクセスできなくなった
- LinkStationが表示されず、E14エラーが出た
- TeraStationが起動するものの中身が見えない
こうしたトラブルが起きたとき、多くの場合、RAID1構成のBuffalo製NAS内部で深刻な障害が発生している可能性があります。以下のようなエラーが表示されるケースも少なくありません。
- E14:RAIDアレイの不整合
- E30:ハードディスク障害検出
このまま通電や再起動を繰り返すと、ミラー構成の両方のHDDが壊れ、データが同時に消失する恐れがあります。本記事では、Buffalo製NAS(LinkStation・TeraStation)が認識されない原因と、安全にデータを守る対処法を専門的に解説します。
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目次
RAID1構成のBuffalo製NASが認識しない原因
RAID1は「ミラーリング」と呼ばれる構成で、片方のドライブが故障しても、もう一方のドライブからデータを維持できる仕組みです。
しかし、同時期に劣化が進行するため、特定の条件が重なると両方のHDDが故障し、NASが認識しなくなるケースがあります。ここでは、主な原因を3つに分けて解説します。
物理的なドライブ障害
NAS内部のHDDは、長期間稼働を続けることで摩耗や熱による劣化が進み、ヘッドやプラッタなどの機械部品が損傷することがあります。
特に、RAID1では同じロットのHDDが使用されていることが多く、経年によって同時期に障害が発生しやすい傾向があります。異音(カチカチ・カタカタ)がする場合や、NASのステータスランプが赤点灯している場合は、物理障害の可能性があります。
この状態で再起動を繰り返したり、ドライブを入れ替えたりすると、残存しているデータが上書きされるおそれがあります。安全に復旧するには、電源を切り、専門業者による診断を受けることが重要です。
RAIDアレイ情報の破損
RAIDアレイを構成するための制御情報(メタデータ)が破損すると、HDDが正常でもNASがRAID構成を認識できなくなる場合があります。
原因としては、突然の電源断、ファームウェアの不具合、再構築中のエラーなどが考えられます。Buffalo製NASではE14(RAIDアレイをマウントできません)やE30(ドライブがアレイから取り外されました)などのエラーが表示されることがあります。
このような場合にファームウェア更新や再構築を自己判断で行うと、正常なドライブのデータまで消失する危険があります。再構築に失敗した場合は、直ちに作業を中止し、専門家に相談することが望ましいです。
ネットワークまたは電源関連の不具合
NAS本体に問題がなくても、電源ケーブルの断線やネットワーク機器の不調によってアクセスできなくなることがあります。LANケーブルの抜けや接触不良、ルーターやスイッチの設定変更が原因となることもあります。まずはPCとNASを再起動し、NAS Navigator2などのユーティリティで検出できるかを確認してみましょう。
それでもNASが見つからない場合、内部のRAID構成が崩壊している可能性があります。電源を入れたままの通電状態を続けるとHDDに負荷がかかるため、早めの診断が必要です。
これらの原因はいずれも放置すると障害が拡大し、データの復旧が難しくなる場合があります。問題が発生した際は、自己判断による操作を控え、専門業者への相談を検討してください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
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※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
RAID1構成のBuffalo製NASが認識しないときの対処法
RAID1構成のNASが認識されない場合、障害の種類に応じて適切な対応が求められます。ここでは、安全に復旧を進めるための具体的な手順を紹介します。
HDDを交換してRAIDを再構築する手順
1台のみHDDが故障している場合は、交換と再構築で復旧できる可能性があります。以下は一般的な手順の例です。
- NASの電源を安全にオフにします。
- ステータスランプまたはWeb設定画面から故障したドライブを特定し、慎重に取り外します。
- 同容量またはそれ以上の新しいHDDを取り付け、NASを再起動します。
- ブラウザでNASの管理画面(例:http://nas-ip-address)にアクセスし、「RAID再構築」を開始します。
- 再構築完了後、データアクセスが可能か確認し、新しいバックアップを作成します。
バックアップを利用したリカバリ方法
再構築に失敗した場合や、複数ドライブが同時に故障している場合は、バックアップを使用した復旧が最も安全です。
- NASの電源を切り、故障したドライブを新しいHDDに交換します。
- NASを初期化し、新しいRAID1アレイを構築します。
- バックアップソース(外付けHDDやクラウドなど)からデータをNASにコピーします。
専門業者に依頼する際のポイント
両方のHDDが故障している場合や、物理的損傷が疑われる場合は、自力での復旧が難しくなります。誤った操作でデータを失う前に、データ復旧の専門業者へ依頼することが賢明です。
- クリーンルーム環境でHDDを安全に開封・診断できる。
- 専用ツール(例:RAID解析装置)を用いて論理構成を再現できる。
- 無料初期診断で障害レベルと復旧可能性を正確に判断できる。
RAID1構成のバッファローNASが認識されない場合、早期の対応がデータ保全の鍵となります。自己判断で再構築や通電を繰り返すと、復旧が難しくなるおそれがあります。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断・お見積りは無料、24時間365日対応しております。大切なデータを守るために、まずはお気軽にご相談ください。
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