RAIDは複数のディスクで冗長化し高い可用性を実現する仕組みですが、ひとたび障害が発生すると判断の遅れや誤対応が致命的な結果を招くおそれがあります。
デグレード警告を確認しながら運用を続けている、あるいはボリュームにアクセスできず業務が停滞している状況ではないでしょうか。これらの兆候を放置すると、論理障害から物理障害へと進行し、データが二度と戻らない可能性も否定できません。
だからこそ、初動対応が復旧率を大きく左右します。本記事では、RAIDで復旧が必要となる代表的なケースを整理したうえで、安全に進めるための具体的な対処法を解説します。状況の見極めが難しい場合は、今すぐ無料診断で現状を把握することを強くおすすめします。
目次
RAID障害の原因
RAID障害は、単なるディスク故障だけでなく、誤操作やリビルド失敗、コントローラ異常など複数の要因が絡み合うことがあります。状態を正しく見極めないまま操作を続けると、アレイ崩壊やデータの上書きにつながる可能性もあるため注意が必要です。代表的な原因を整理します。
Cause1:デグレード状態の長期放置
RAID1やRAID5、RAID6などで「デグレードモード」と表示されている状態は、すでに1台のディスクが障害を起こしている可能性があります。このまま運用を続けると、2台目の障害発生時にアレイ全体が崩壊し、ボリュームが消失することも考えられます。バックアップがない場合、業務データへアクセスできなくなるおそれがあります。
Cause2:複数ディスク障害・誤ったHDD交換
RAID5やRAID6で複数台が同時に障害を起こした場合や、ディスクの順番を入れ替えてしまった場合、RAID情報が不整合を起こすことがあります。また、障害発生中にリビルドを強行すると、正常ディスクへ過度な負荷がかかり、結果的にアレイ全体が「Failed」や「非アクティブ」になるケースも見られます。
Cause3:物理障害・コントローラ故障
ディスクから異音がする、BIOSで認識されない、SMARTで重度エラーが出ている場合は、物理障害の可能性があります。また、RAIDカードやNAS本体の故障が絡むと、論理的な再構成では対応が難しくなる傾向があります。こうした状態で通電や再起動を繰り返すと、復旧可能な領域まで損傷が拡大するおそれがあります。
RAID障害は放置や誤操作により、短時間で状況が悪化することがあります。すでにアクセス不能な場合や、重要な業務データが含まれている場合は、自己判断での作業に限界があることも少なくありません。こうしたケースでは、専門業者への相談を検討することが、結果的に合理的な選択となる場合があります。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断とお見積りは無料、24時間365日対応しています。重要な業務データが含まれている場合や、物理障害が疑われる場合は、通電を控えたままご相談いただくことが、リスクを抑える一助となる場合があります。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
これまで当社では以下の実績・強みに基づき、多くの法人様にご相談いただいてきました。
- RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※1)
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)
- 他社で復旧不可とされた機器の対応実績8,000件以上(※3)
- ご依頼の約8割・48時間以内に復旧完了
- ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
- NDA(秘密保持契約書)の締結も可能
サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。
※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
RAID障害時の対処法
RAID障害への対応は、現在の状態によって取るべき行動が異なります。共通するのは「悪化させないこと」と「書き込みを極力行わないこと」です。以下に代表的な対処法を整理します。
使用を中止し現状を記録する手順
障害発生直後の対応が、その後の復旧可否に影響する場合があります。まずは状態を固定し、追加のダメージを避ける行動が重要です。
- RAID装置やサーバーの利用を停止し、不要な再起動や電源の入切を控えます。
- 管理画面のエラーメッセージやLED表示、ログ情報を画面保存や写真で記録します。
- これまでに実施した操作内容(HDD交換・リビルド実行など)を時系列でメモします。
デグレード時のバックアップ取得手順
ボリュームにアクセス可能な場合は、最優先でデータの退避を検討します。デグレード中は冗長性が失われている可能性があるため、慎重な対応が求められます。
- 重要度の高いデータから順に、外付けストレージや別サーバーへコピーします。
- コピー中は大容量の追加書き込みや高負荷処理を避け、負担を最小限に抑えます。
- バックアップ完了後、管理ツールからリビルドを実施するか慎重に判断します。
アクセス不能時の安全な初動対応
RAIDグループが「Failed」や「崩壊」と表示され、ボリュームが見えない場合は、無理な再構成を避けることが重要です。
- 電源を切り、ディスクの抜き差しや順番変更を行わず現状を維持します。
- 可能であれば全ディスクのセクタイメージ取得を検討し、原本は保管用とします。
- 自力での解析が難しい場合は、RAID対応実績のある専門業者へ相談します。
RAID障害は、初動対応を誤ると復旧の難易度や費用が大きく変わることがあります。
デジタルデータリカバリーでは、RAIDやNAS・サーバーのご相談に対応し、初期診断と見積りを無料で案内しています。夜間や緊急時も含め、24時間365日で相談を受け付けています。まずは現状の確認からご相談ください。
デジタルデータリカバリーが法人に選ばれる理由
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実績が証明する「復旧できる」技術力
デジタルデータリカバリーは、他社で復旧できなかった案件の相談が多く寄せられる「最後の砦」として、その技術力が評価されています。
その理由として、次の実績・強みがあります。
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こうした実績・強みを背景に、特に法人のRAID復旧では、難易度の高い障害にも対応できる点から多くの企業様に選ばれてきました。
官公庁、国立大学法人、上場企業など、多くのお客様にご利用いただいています。

HDDの復旧技術向上が評価され、2021年には「東京都経営革新優秀賞」を受賞しました。
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