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一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(内、完全復旧52.0%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2025年9月実績)

NAS,サーバー

RAIDドライブが認識されない原因と解決方法

RAID構成を使用しているシステムで、突然RAIDドライブが認識されない問題が発生すると、データ消失のリスクが高まります。

この記事では、RAIDドライブが認識されない主な原因とその対処法について詳しく解説します。各原因の特定と解決方法を順を追って説明しているので、焦らずに進めてください。


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※2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。

RAIDドライブが認識されない原因

RAIDドライブが認識されない原因は多岐にわたります。以下のような要因が考えられますので、確認してみましょう。

RAIDコントローラーの故障

RAIDコントローラーが故障すると、RAID全体が認識されない状態になることがあります。RAIDコントローラーはRAIDアレイの管理を担っているため、このパーツが機能しないとシステム全体が影響を受けます。

BIOS設定の不具合

RAIDが認識されない場合、BIOSの設定が原因の可能性もあります。BIOSのSATAモードがRAIDに設定されていないと、正しく認識されません。RAID設定が正しく構成されているか確認することが重要です。

ソフトウェアの問題

ドライバーの不具合やファームウェアの不備により、RAIDが認識されない場合があります。特に、オペレーティングシステムのアップデートやRAID管理ソフトウェア(例:Intel Rapid Storage Technology)に関連する問題が影響することがあります。

電源供給の問題

電源供給が不安定だと、RAIDドライブが認識されない原因となります。電源ケーブルや端子の接触不良、過電流によるダメージなども影響します。安定した電源環境の確保は、RAIDの正常動作に重要です。

RAIDアレイの崩壊

RAIDアレイが破損すると、サーバーやコンピュータがRAID内のドライブを認識できず、データにアクセスできない「RAID崩壊」が発生します。

特にRAID1やRAID5などでは、複数ドライブの故障でアレイ全体が機能停止するリスクが高まります。このような場合、無理に復旧を試みるとデータが失われる可能性があるため、専門業者に依頼するのが安全で、データ損失のリスクを抑えられます。

ハードウェアの問題

RAIDドライブが認識されない原因の中で最も多いのが、ハードウェアの問題です。ハードディスクや接続ケーブルの故障、接続の不具合が原因で、正常に認識されなくなることがあります。特に、物理的な損傷や摩耗がある場合は自力での修復が難しく、データ復旧業者への相談を検討しましょう。

当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。 


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法人向けデータ復旧サービスをお探しの方へ

法人のお客様では、社内サーバやRAID構成のストレージ、業務用PCや外付けHDDといった社内のデータ環境でトラブルが起きると、単なるデータ損失だけでなく、業務停止や情報漏えいリスクにつながるおそれがあります。

「自分で試してよいのか」「どのタイミングで専門業者に相談すべきか」判断に迷われる法人ご担当者様も少なくありません。当社では、法人専任のアドバイザーが状況を伺い、最適な復旧プランをご案内します。

サーバやNASなど機器を社外に持ち出せない場合は、専門エンジニアによる出張訪問での診断・復旧にも対応しています。セキュリティ体制や復旧事例、よくある質問は、以下の法人向け専用ページにまとめています。業務データの復旧でお困りの際は、こちらもあわせてご覧ください。

 

RAIDドライブが認識されない場合の対処法

RAIDドライブが認識されない場合、以下の対処法を試すことで問題が解決する可能性があります。

ハードウェアの確認

RAIDが認識されない原因として、物理的な接続不良が考えられます。ケーブルが外れていたり、接触が不十分だったりすると、システムはドライブを認識しなくなります。接続状況をしっかり確認し、必要ならケーブルの交換も行います。

手順
  1. RAIDアレイに接続されているSATAまたはSASケーブルがしっかり挿入されているか確認します。緩んでいる場合は押し込み直してください。
  2. ケーブルの接続部分が汚れていたり腐食している場合は、接点クリーナーを使って清掃し、再接続します。
  3. 劣化が見られる場合、同じ種類の新品ケーブルに交換して接続不良の可能性を排除します。

BIOS設定の確認

BIOSでRAIDモードの設定が有効になっていないと、RAIDアレイが正しく認識されません。BIOS設定でSATAまたはSASモードがRAIDに設定されているかを確認し、必要に応じて修正します。

手順
  1. PCを再起動し、画面に表示される指示(通常は「DEL」キーや「F2」キー)を押してBIOSに入ります。
  2. BIOSメニューで「SATAモード」または「Storage Configuration」の項目を見つけ、「RAID」に設定されているか確認します。設定が違う場合はRAIDに変更してください。
  3. 設定を変更したら、「F10」キーを押して保存し、再起動します。

ドライバーの更新

RAIDコントローラーのドライバーが古い場合、RAIDドライブを正常に認識できないことがあります。最新のドライバーをインストールして対応しましょう。

手順
  1. 「スタート」メニューを右クリックし、「デバイスマネージャー」を開きます。
  2. デバイスマネージャー内の「ストレージコントローラー」または「RAIDコントローラー」の項目を探し、右クリックして「ドライバーの更新」を選びます。
  3. 「インターネットからドライバーを自動的に検索」を選択し、最新バージョンのドライバーがある場合はインストールします。

電源供給の確認

RAIDアレイが認識されない原因として、電源が正しく供給されていないことも考えられます。電源ケーブルがしっかり接続されているか、電源ユニットに問題がないかを確認します。

手順
  1. RAIDドライブに接続されている電源ケーブルがしっかりと固定されているか確認します。ケーブルが緩んでいる場合は押し込み直してください。
  2. 電源が不安定である場合、電源ユニット(PSU)自体を交換し、十分な電力が供給されていることを確認します。
  3. 頻繁な電源トラブルを防ぐために、無停電電源装置(UPS)の導入を検討します。UPSを利用することで、突然の停電からデータを守ることができます。

RAIDアレイの再構築

RAIDが崩壊している場合、再構築を試すことでデータを回復できることがあります。再構築は慎重に行い、RAID管理ソフトを使ってデータの安全を確保しながら進めます。

手順
  1. システムにインストールされているRAID管理ソフトウェア(例: Intel RST、Dell OpenManageなど)を起動します。
  2. ソフトウェア内で「再構築(リビルド)」オプションを探し、RAIDの再構築を開始します。
  3. 再構築が完了するまで待ち、完了後にデータに正常にアクセスできるか確認します。再構築には時間がかかることがあるため、完了まで中断しないよう注意します。

専門家への相談

上記の手順を試しても問題が解決しない場合は、データ損失のリスクを回避するためにデータ復旧の専門業者に相談することをお勧めします。特に物理的な障害がある場合、自力での操作はデータを損傷させる恐れがあります。

デジタルデータリカバリーは、これまでに50万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)という高い成果を上げています。相談から初期診断まで無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。

※1 期間:2011年1月以降
※2 2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合


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※2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。

なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか

デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。

業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、17年連続で国内売上No.1(※1)累計50万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。

「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。

最大の強みは、その“症例データの蓄積数”
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。

その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は92.6%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。

国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:

  • 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
  • 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
  • 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)

これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。

「他社で復旧できなかった機器のご相談件数8,000件超(※4)」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。

相談から初期診断まで無料で対応可能

初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。

データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。相談問合せ

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※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと ※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2023年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
※4:算出期間:2016年6月1日~

よくある質問

復旧できるか診断してもらうのにお金はかかりますか?

いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。

※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。

機器の無料診断・データ復旧のご依頼はこちらからお問い合わせください>

復旧完了までどのくらいの期間がかかりますか?

機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。

弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。

最短15分で診断可能!お問い合わせはこちらから>

営業時間を教えてください

営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。

電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)

電話番号:0800-333-6302

来社受付:9:30~21:00

メールでのお問い合わせはこちら>

他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?

復旧できる可能性がございます。

弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。

他社不可相談件数8,000件超!デジタルデータリカバリーへのご相談はこちら>

この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

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