QNAP製のNAS「TS-h674」が起動しない――そんなトラブルに直面したとき、焦って電源を入れ直したり、リセットを繰り返すと障害ディスクに深刻なダメージを与え、データが完全に失われるリスクがあります。
- 電源は入るが起動が途中で止まる
- LEDが点滅したまま進まない
- LCDにエラーメッセージが表示される
- ビープ音が鳴り続けている
こうした症状が出た場合、まずはLEDランプ・LCDの表示内容・ビープ音を冷静に確認し、NASがどの段階で停止しているかを正確に把握することが重要です。初動対応を誤ると、復旧可能だったデータまで取り戻せなくなる可能性があります。
本記事では、TS-h674が起動しないときに考えられる代表的な原因と、データを守るために安全に行える確認手順と対処方法を、専門家の視点でわかりやすく解説しています。
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目次
TS-h674が起動しない主な原因
TS-h674の起動トラブルは、主に「内蔵ストレージやRAIDの障害」「本体ハード(基板・電源)の異常」「ファームウェア/システムエラー」の3種類に分類されます。それぞれの症状を確認することで、問題の切り分けが容易になります。
SYSTEM BOOTINGから進まない
LCDやブラウザ画面に「SYSTEM BOOTING」と表示されたまま数十分〜数時間変化しない場合、HDD/SSDの故障やRAID構成の異常、ファームウェア破損が考えられます。ディスクが正しく読み込めないと、OSの起動プロセスが完了できず停止してしまいます。
ランプ赤点灯/赤点滅・ビープ音
ステータスランプやHDDランプが赤点灯/赤点滅している場合、ストレージ障害やRAID異常、自己診断エラーの可能性があります。特に赤の高速点滅はHDDの物理障害やRAID5/RAID6構成の崩壊を示すケースが多く、通電を続けることは危険です。
完全に起動しない(電源は入るがアクセス不可)
電源が入りファンが回ってもQfinderで見つからない、または管理画面にアクセスできない場合、本体基板や電源回路の異常、またはストレージの重度障害が考えられます。
停電・強制終了・アップデート失敗の直後
停電・強制電源断・ファームウェア更新中断の直後から起動できなくなった場合、システム領域やRAIDメタ情報、ZFSプール(QuTS hero)の破損が発生している可能性があります。これらは自己判断での再起動やリセットを繰り返すと障害を悪化させるおそれがあります。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断・お見積りは無料、24時間365日受付ています。専門エンジニアが迅速に対応し、復旧可能性を正確に見極めます。今すぐ、無料診断からご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
これまで当社では以下の実績・強みに基づき、多くの法人様にご相談いただいてきました。
- RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※1)
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)
- 他社で復旧不可とされた機器の対応実績8,000件以上(※3)
- ご依頼の約8割・48時間以内に復旧完了
- ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
- NDA(秘密保持契約書)の締結も可能
サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。
※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
TS-h674が起動しない場合の安全な対処法
データを優先する場合、自分で試せる操作は限られます。ここでは比較的リスクが低い手順を紹介します。
電源リセットは1回だけ行う
TS-h674が反応しない場合でも、電源リセットを繰り返すのは危険です。まずは電源ボタンで1回だけシャットダウンし、完全に電源を落としてから再接続を試します。これにより、一時的な電源管理エラーやハング状態が解消されることがあります。
- 電源ボタンを長押しし、完全にシャットダウンします。
- 電源ケーブルを抜き、3〜5分間放置して放電させます。
- 再度電源ケーブルを接続し、電源を1回だけ入れて挙動を確認します。
それでも改善しない場合は、電源の入れ直しや再起動を繰り返さないことが重要です。繰り返し通電すると、障害ディスクが完全故障に至るおそれがあります。
外付け機器を外して起動テスト
USB外付けHDDや拡張ユニットなどの周辺機器が、起動を妨げることがあります。最小構成(本体のみ)での起動テストを行うことで、外部機器が原因かどうかを切り分けできます。
- 電源を切り、電源ケーブルを抜きます。
- USB外付けHDD、拡張ユニット、UPSなどすべての外部機器を外します。
- 本体のみの状態で電源を入れ、LEDランプやLCD表示を確認します。
この段階で起動シーケンスが進む、またはQfinderで検出されるようであれば、外部機器や電源供給ラインが影響していた可能性があります。
HDD/SSDを抜いて起動確認
ストレージが障害を起こしている場合、NASがシステムを読み込めず停止することがあります。HDD/SSDを一時的に外し、本体のみでの起動挙動を確認します。
- 電源を切り、電源ケーブルを抜きます。
- 全てのHDD/SSDを慎重に取り外します。このとき、スロット番号や順番をメモしておきます。
- HDDなしで電源を入れ、LCDやQfinderで検出されるか確認します。
HDDを外した状態で「未初期化のNAS」として検出される場合は、本体ハードは正常でストレージ側の障害が疑われます。 ただし、QuTS hero(ZFS)構成ではディスク順序を誤るとプール認識が困難になるため、抜き差しは最小限にとどめることが大切です。
絶対に避けるべき操作
次の行為はデータ復旧を極めて困難にするため、行わないでください。
- 通電を続ける・電源ON/OFFを繰り返す
- 初期化・RAID再構築・ZFSプール再作成
- HDD/SSDをPCに直結して初期化・フォーマット
特に「SYSTEM BOOTING」状態や赤ランプが点灯している場合、通電の継続は物理障害ディスクを完全故障させるおそれがあります。
バックアップがある場合は、QNAPサポートまたは販売店に連絡し、本体修理・交換を受けたうえでRAID/プールを再構成し、バックアップから復旧するのが安全です。
バックアップがない・業務データが重要な場合は、通電を止め、QNAP+QuTS hero対応のデータ復旧業者に相談するのが現実的です。
もし現在の症状や原因の判断に少しでも不安がある場合は、24時間365日対応の無料診断をご活用ください。状況が悪化する前に、正しい一歩を踏み出すことが大切です。
デジタルデータリカバリーが法人に選ばれる理由
デジタルデータリカバリーは、法人のサーバ・RAID復旧で高い支持を得ています。
実績が証明する「復旧できる」技術力
デジタルデータリカバリーは、他社で復旧できなかった案件の相談が多く寄せられる「最後の砦」として、その技術力が評価されています。
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- データ復旧専門業者 17年連続データ復旧国内売上No.1(※1)
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