QNAP NASの緑ランプが点滅していて、「起動中かな?」と思っていたら、ずっと点滅が続いていて不安になった経験はありませんか?
- 0.5秒おきに緑点滅が続いている
- HDDランプがずっと緑で点滅している
- 赤と緑が交互に点滅している
点滅パターンによっては異常や処理中の警告である可能性もあります。
本記事では、QNAP NASの緑ランプの点滅パターンごとの意味や、点滅が長く続く場合の確認方法について詳しく解説しています。
もしランプの意味がわからずNASの動作に不安がある場合や、大切なデータが保管されている場合には、デジタルデータリカバリーへご相談ください。24時間365日、初期診断は無料で対応しています。
目次
QNAP NASの緑ランプが点滅する主な理由
以下に主な理由を紹介します。
NAS起動中・構成中の状態
電源を入れてすぐ、0.5秒ごとの高速な緑点滅はNASの起動プロセスを示しています。HDDがフォーマットされていなかったり、まだRAID構成が完了していないこともあるため、しばらく様子を見るのが基本です。
HDDアクセス中(通常動作)
HDDランプが緑色で点滅している場合は、データの読み書きやアクセス中を示します。バックアップやファイル共有中、仮想化アプリの動作時にも見られる正常な挙動です。
スリープモードでの待機
2秒ごとのゆっくりした緑点滅は、スリープモード中であることを意味します。NASは省電力モードに入りながらもアクセスに備えた待機状態となります。
RAID再構築や初期化中(異常注意)
赤と緑が交互に点滅する場合は、RAIDの再構築や初期化、HDDのフォーマット、ファームウェア更新といったシステム操作が進行中です。この状態で電源を切ると、RAID構成が破損しデータを失うリスクがあるため絶対に中断しないでください。
状況が判断できない場合や処理が長く続く場合は、専門業者に相談するのが安全です。
ストレージ障害によるアクセス不可
アクセスできない原因として、内蔵されているHDDやSSDの物理的な劣化や、RAID構成の破損が発生している可能性もあります。特に、HDDから異音がする、RAIDグループが「異常」や「不明」と表示される、NASが突然再起動を繰り返すなどの症状がある場合は、ストレージ障害が進行しデータ損失が起こるリスクがあります。
この状態で設定変更や再起動を繰り返すと復旧が難しくなる恐れがあります。
当社では、NAS障害によるデータトラブルにも対応しており、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。早期のご相談が復旧成功率を高める鍵となります。
法人向けデータ復旧サービスをお探しの方へ
法人のお客様では、社内サーバやRAID構成のストレージ、業務用PCや外付けHDDといった社内のデータ環境でトラブルが起きると、単なるデータ損失だけでなく、業務停止や情報漏えいリスクにつながるおそれがあります。
「自分で試してよいのか」「どのタイミングで専門業者に相談すべきか」判断に迷われる法人ご担当者様も少なくありません。当社では、法人専任のアドバイザーが状況を伺い、最適な復旧プランをご案内します。
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QNAPの緑ランプ点滅時に確認すべき対応手順
緑の点滅が長時間続いたり、NASにアクセスできない場合は、以下のような確認手順で状態を判断していきましょう。
点滅パターンと本体のステータス確認
まずはLEDの色と点滅速度をチェックし、異常の兆候がないかを見極めましょう。赤色の混在やファンの異音などがあれば注意が必要です。
- 電源LED・HDD LED・LAN LEDの色と点滅パターンを確認
- 赤と緑が交互点滅していないか確認
- ファン音、HDD異音などの物理兆候も確認
NAS管理画面にアクセスできるか確認
起動中やアクセス中の点滅が続く場合でも、NASの管理画面にアクセスできるかどうかで状態を判断できます。Qfinder Proを活用してIP確認・ログインを試みましょう。
- Qfinder ProでNASのIPアドレスを確認
- ブラウザで「http(s)://IPアドレス」でアクセス
- ログイン成功すれば内部状態を確認可能
- システムログ・RAID状態・HDD状態を確認
ログイン不能・アクセス不可時の対処
ランプが点滅し続けているのに管理画面に入れない場合、ファームウェアやRAIDの異常が潜んでいる可能性があります。操作を誤ると復旧不可能なデータ損失の危険もあるため慎重に対応しましょう。
- NASとPCの再起動、LANケーブルの接続確認
- 別PCや別ブラウザからの接続を試みる
- Qfinder Proで検出できなければ物理障害の可能性も
専門業者に相談する
点滅状態が長く続く、管理画面に入れない、NASにアクセスできないなどの場合、RAID崩壊やHDD障害が進行しているおそれがあります。状態を悪化させる前にプロの診断を受けることが重要です。
デジタルデータリカバリーは、これまでに50万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)という高い成果を上げています。相談から初期診断まで無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績
私たちデジタルデータリカバリーは、17年連続で国内売上No.1(※1)。累計50万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
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国内最高峰の復旧設備
復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
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これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数8,000件超(※4)」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
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※2:期間:2011年1月1日~
※3:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
※4:算出期間:2016年6月1日~
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
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弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。











































