「adminでログインできない」──NAS管理者にとって深刻な障害が、QNAPで相次いでいます。
- 初期化後も「admin」アカウントでログインできない
- パスワードが合っているのに拒否される
- QTS 5.0以降にアップデートしてからアクセスできない
特にQTS 5.0以降では、セキュリティ仕様の変更により「admin」が自動的に無効化されるケースがあります。知らずに初期化やパスワード再設定を試みても、問題が解決しないことが多く、状況を悪化させる可能性もあります。
不用意な操作を繰り返すと、アクセス権限の喪失や共有フォルダへの接続障害など、業務継続に支障をきたす恐れがあります。
本記事では、QNAP NASにおいて「adminで入れない」ときの原因を明確にし、安全かつ確実にアクセスを回復する手順を、NAS管理の専門家視点でわかりやすく解説します。
もし、今まさにログインできずお困りの場合は、24時間365日対応の無料初期診断をご活用ください。安全なNAS運用の再開を全力でサポートいたします。
目次
QNAPにadminで入れない主な原因
QNAPでadminでログインできない場合、主に次のような要因が考えられます。特にQTS 5.x以降では仕様変更が行われ、従来のadminアカウントが使えない場合があります。
QTS 5.x以降でadminが無効化されている
QNAPではセキュリティ強化の一環として、QTS 5.0以降の一部機種でadminアカウントが自動的に無効化される仕様になっています。初期設定時に新たな管理者名(例:rootや独自ユーザー)を作成している場合、adminではログインできないことがあります。
この場合、別の管理者ユーザーでログインし、「ユーザー」>「admin」>「有効化」の設定を行うことで再び使用できる場合があります。
パスワード不一致やリセット不備
QNAPのリセット操作には、3秒リセットと10秒リセットの2種類があります。3秒リセットを行うとadminパスワードが初期化されますが、押し時間を誤ると完全初期化(10秒リセット)となることがあります。
また、QTSバージョンごとに初期パスワードが異なり、誤った形式で入力している場合もログインできません。
- QTS 4.4.1以前:ユーザー名「admin」/パスワード「admin」
- QTS 4.4.2以降〜5.x:ユーザー名「admin」/パスワード「MACアドレス(ハイフンなし・大文字)」
- 一部最新機種:ユーザー名「admin」/パスワード「CloudKey」
2段階認証(2FA)の影響
2段階認証を有効にしている場合、スマートフォンの認証アプリ(Google/Microsoft Authenticatorなど)や登録メールの確認が必要です。認証コードを入力できない、またはメールが届かない状態だとログインが完了しません。
一時的にネットワーク遅延や時刻ズレが原因で2FAが失敗するケースもあります。NASやPCの時刻が大きくずれていないかも確認しておくと良いでしょう。
システム破損や設定異常
リセット後もログインできない場合、内部の認証情報やファームウェア設定が壊れていることがあります。この場合、adminの認証自体が機能しておらず、他の管理ユーザーでもアクセスできないことがあります。
こうした場合は、QNAP公式サポートまたは販売代理店に連絡し、SSH経由のバックエンドアクセス手順や初期化案内を受けるのが安全です。誤った再設定を繰り返すと、システムが不安定になることもあるため注意が必要です。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。ログイン障害が長引く前に、まずは専門スタッフまでご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
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※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
adminでログインできない場合の対処法
ここでは、QNAPにadminでログインできないときに試すべき手順を順を追って説明します。状態を悪化させないために、操作は慎重に進めましょう。
QTSバージョンを確認する
Qfinder ProまたはNASの管理画面で、QTSのバージョンを確認します。バージョンによって初期パスワードの仕様が異なるため、正しい形式で入力することが重要です。
- Qfinder ProでNASを検出し、QTSのバージョンを確認します。
- 4.4.1以前は「admin / admin」、4.4.2以降は「admin / MACアドレス形式」を使用。
- 最新モデルではCloudKeyが必要な場合があるため、NAS本体ラベルを確認します。
3秒リセットでパスワードを初期化する
adminのパスワードが分からない、または変更した覚えがある場合は、3秒リセットで初期化を行います。この操作ではデータは消えませんが、一部設定が初期状態に戻ることがあります。
- NASの電源を入れた状態で、背面のRESETボタンを約3秒押します。
- 1回ビープ音が鳴ったら指を離します。
- 再起動後、該当バージョンの初期パスワードでログインを試みます。
別の管理者アカウントでadminを有効化する
QTS 5.x以降では、adminが無効化されている場合に他の管理ユーザーで再有効化できることがあります。そのユーザーでログインし、ユーザー設定からadminを有効に変更します。
- 管理者権限のあるユーザーでログインします。
- 「コントロールパネル」>「ユーザー」を開きます。
- adminアカウントを選択し、「有効化」にチェックを入れて保存します。
バックエンドアクセスまたは初期化を検討する
3秒リセットでも改善しない場合、SSH経由でのユーザー再作成(バックエンドアクセス)やNASの初期化が必要になることがあります。QNAP公式サイトや国内代理店(フォースメディアなど)で案内されている手順に従うことが推奨されます。
- 重要データを外部ドライブやクラウドにバックアップします。
- 10秒リセットは完全初期化になるため、押し過ぎに注意します。
- 必要に応じて、専門業者へ安全な復旧相談を行います。
QNAPでadminでログインできない状態が続くと、設定破損やデータアクセス障害に発展するおそれがあります。無理な再設定やリセットを繰り返す前に、正確な診断を受けることが重要です。
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