【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク
「RAID環境を使用していて異常が生じた」――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、HDDやSSDなどの記憶媒体の初期化・交換によって、データは全て消えてしまいます。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
NAS故障時の基本的な対処法
NASの異常を確認したら、まずは通電を止めて様子を見ることが重要です。慌てて再起動や初期化を行うと、状態を悪化させる恐れがあります。
通電・利用を中止する
NASから異音がしたり、LEDが赤点灯している場合、通電を続けることで内部HDDや基板の状態がさらに悪化する可能性があります。早期に使用を止めることで、データの損傷拡大を防ぐことができます。
初期対応のポイント
- 異音・エラーランプを確認した時点で電源をオフにする
- 通電の継続は障害進行・データ破壊リスクが高まる
- 再起動・初期化・RAIDリビルドは絶対に行わない
物理接続と周辺機器の確認
NAS本体以外に原因があるケースも少なくありません。まずは電源ケーブルやLANケーブルなど、基本的な接続周りを点検することで、単純な接触不良や断線を見落とさずに済みます。
接続トラブルの見直し
- 電源ケーブル・ACアダプタ・LANケーブルを再接続
- ハブ・ルーター・UPSの状態も点検
- 別ポートや別ケーブルでの再接続も試行
LEDランプやアラームの確認
NAS本体のLEDランプやビープ音(異常音)は、エラー内容を特定する大きな手がかりになります。メーカーごとのエラーコードを確認することで、正しい判断につながります。
状態診断の手がかり
- NASのLEDランプの色・点滅・点灯状態を確認
- ビープ音(異常音)の回数・パターンで原因を特定
- 取扱説明書・メーカー公式サイトのエラーコード表と照合
異音や発熱のチェック
「カチカチ」「カッコン」といった異音がHDDから発生している場合、物理的な障害が進行している可能性があります。また、本体が異常に熱を持っている場合は、ファンの故障や通気不良による過熱が疑われます。
危険信号の見極め
- 「カチカチ」「カッコン」音はHDDの物理障害
- 熱を帯びている場合はファン停止やエアフロー異常
- 確認後は再起動せず、速やかに電源を切る
ネットワークやPC設定の見直し
NAS本体ではなく、ネットワーク設定や接続PCの問題でアクセスできないこともあります。IPアドレスの競合やルーター再起動後のDHCP問題など、設定ミスが原因である可能性を念頭に置きましょう。
誤認故障の回避
- IPアドレス重複やDHCP不良がないか確認
- PC・NAS間の接続設定をリセット
- 別PC・別ネットワークからもアクセスを試行
重要データがある場合は専門業者へ相談
NAS内に業務データや大切な写真・動画などが保存されている場合、無理な自己対応は危険です。電源を落とした状態を保ち、復旧のプロに早めに相談することで、データの回収可能性が高まります。
安全なデータ保全のために
- 通電停止後、現状維持のまま保管
- 自力でのHDD取り出しやRAID再構築は行わない
- データ復旧専門業者の初期診断を受ける
NAS故障は突然起こりますが、通電を止める・自力で操作しない・専門家に相談するという基本を守ることで、大切なデータを守れる可能性は格段に高まります。
当社では46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)をもとに、NAS障害にも専門対応しています。初期診断と見積りは無料です。NASが故障したかもしれないと感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なRAIDの復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々のRAIDの復旧に成功してきました。RAIDの復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績
私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備
復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
復旧できるか診断してもらうのにお金はかかりますか?
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の無料診断・データ復旧のご依頼はこちらからお問い合わせください>
復旧完了までどのくらいの期間がかかりますか?
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
最短15分で診断可能!お問い合わせはこちらから>
営業時間を教えてください
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
メールでのお問い合わせはこちら>
他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。