macOS Montereyへアップデートしたあと、SMB共有に接続できなくなった、ローカルネットワークが空になったといった症状が報告されています。これらは設定や仕様変更による通信不整合が多く、正しい手順で確認を行えば改善することがあります。本記事では、原因の整理と実際の対処法を詳しく解説します。
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目次
MontereyでSMBに接続できない/ネットワークが見えない原因
MontereyでSMB共有に接続できない場合、問題は「OSアップデートによる仕様変更」と「設定の不整合」が中心です。以下のような原因が考えられます。
SMBまわりの不具合・仕様変更
macOS Monterey(12.x)では、アップデート直後から一部環境でSMB接続が不安定になる報告があります。Finderの「ネットワーク」欄が空になる、またはNASやWindows共有が見えないといった症状です。以前のBig Surでは正常に接続できていた場合、OS側のSMB実装変更による影響が考えられます。
これらはOSのバージョン依存で発生している可能性があり、後のマイナーバージョンで改善される場合もあります。まずは設定リセットや手動接続で挙動を確認することが重要です。
ファイル共有設定の不整合・ゲスト制限
Montereyへの更新により、「共有」設定や「ユーザー/グループ」のアクセス権限が変わっている場合があります。ゲストアクセスや読み取り専用権限の不整合により、共有フォルダが表示されない・接続時に弾かれるケースもあります。
特に、ファイル共有をオンにしていてもフォルダやユーザーの設定が適切でない場合、Finderの一覧に表示されず、接続できない状態になります。設定を一度オフにしてから再設定することで復旧する例もあります。
ファイアウォール・セキュリティソフトの影響
macOSのファイアウォールやセキュリティソフトがSMBサービス(smbd)をブロックしていると、ネットワーク上の共有が見えなくなることがあります。表面上は許可設定になっていても、内部的にプロセスが制限されているケースもあるため注意が必要です。
一時的にファイアウォールを停止した状態で接続できる場合は、SMB通信が遮断されている可能性が高いと考えられます。その際は、smbdプロセスを例外として追加し、通信を許可する設定を行う必要があります。
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MontereyでSMBに接続できない/ネットワークが見えないときの対処法
MontereyでSMB共有が見えない・接続できない場合は、ネットワーク接続の確認から設定リセットまで段階的に実施します。順に操作することで、原因の切り分けと復旧がしやすくなります。
ネットワークとサーバー側の確認
まずはネットワーク接続を基本から確認します。NASや共有元のMac/Windowsが同じネットワーク上にあり、電源が入っているか、再起動後も通信が行えるかを確認します。
- 共有先(NASや他のMac)が正常に起動しているかを確認します。
- Monterey側からターミナルを開き、「ping 192.168.x.x」で応答を確認します。
- 通信が届かない場合はネットワーク設定またはルーターを再起動します。
Finderから直接サーバー指定で接続
Finderの「移動」→「サーバへ接続…」から直接接続する方法を試します。ネットワーク一覧に何も表示されなくても、手動で指定することで接続できることがあります。
- Finderを開き、「移動」→「サーバへ接続…」を選択します(ショートカット:⌘ + K)。
- 「smb://IPアドレス」または「smb://ホスト名.local」を入力して接続します。
- ユーザー名とパスワードを入力し、共有フォルダが表示されるか確認します。
キーチェーンの古い情報を削除
古い認証情報が残っていると、誤った資格情報を使用して認証エラーになる場合があります。キーチェーンアクセスから該当サーバーの情報を削除して再登録を行います。
- アプリケーション→ユーティリティ→「キーチェーンアクセス」を開きます。
- 検索バーにサーバー名またはIPアドレスを入力します。
- 該当する項目を右クリックし「削除」を選択、再接続時に新しい情報を登録します。
ファイル共有設定のやり直し
Montereyでは、アップデート後にファイル共有の設定が内部的にリセットされている場合があります。一度共有機能をオフにして再度オンにすることで、システム内部の共有サービスが再読み込みされ、問題が解消するケースがあります。
- 「システム環境設定」→「共有」を開きます。
- 「ファイル共有」のチェックを一度オフにしてからMacを再起動します。
- 再度「ファイル共有」をオンにし、共有フォルダとアクセス権限(読み/書き)を確認します。
ユーザーごとのアクセス権限が変更されている場合は、対象ユーザーを再追加し、正しい権限を設定してください。ゲストアクセスを利用する場合は、「ゲストユーザのアクセスを許可」にチェックを入れる必要があります。
ファイアウォールとsmbdの許可
macOSのファイアウォールやセキュリティソフトがSMB通信を制限している場合、Finderで共有サーバーが見えなくなることがあります。一時的にファイアウォールを停止して、接続できるかどうかを確認しましょう。
- 「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」→「ファイアウォール」を開きます。
- 一時的にファイアウォールをオフにして接続をテストします。
- 改善が見られる場合は、ターミナルから「sudo /usr/libexec/ApplicationFirewall/socketfilterfw –add /usr/sbin/smbd」でsmbdを明示的に許可します。
ファイアウォールが原因の場合は、許可設定を行ったうえで再度オンに戻してください。セキュリティソフトを使用している場合も、SMB通信ポート(TCP 445・139)を許可する設定を確認することが重要です。
ネットワーク表示の確認と設定
Finderのサイドバーにネットワーク項目が表示されていない場合、設定項目が非表示になっている可能性があります。表示設定を有効にすることで、ローカルネットワーク上のデバイスが再度一覧に現れることがあります。
- Finderを開き、「Finder」メニュー→「設定」をクリックします。
- 「サイドバー」タブを開き、「Bonjourコンピュータ」「接続中のサーバ」にチェックを入れます。
- Finderのサイドバーで「ネットワーク」をクリックし、共有機器が表示されるか確認します。
ネットワークに一覧が出てこない場合でも、直接接続(smb://IPアドレス指定)で利用できることがあります。表示されないことと接続できないことは別問題であるため、混同しないよう注意が必要です。
SMBプロトコル・相手側の設定確認
接続先がWindows共有やNASの場合、相手側のSMBバージョンや共有設定がMontereyと一致していないことが原因になることがあります。Windowsでは「パスワード保護共有」や「ネットワークのプロファイル設定」を確認し、SMB通信が有効になっているか確認してください。
- Windows共有の場合:「ネットワークと共有センター」→「共有の詳細設定」から「プライベートネットワーク」を選択します。
- 「ファイルとプリンターの共有」をオンにし、「パスワード保護共有」を適切に設定します。
- NASを利用している場合は、SMB2/3が有効になっているか確認し、古いSMB1のみ有効な場合は更新します。
特に古いNAS機器では、MontereyのSMB実装と互換性が合わない場合があり、AFPやWebDAVへの切り替えでアクセスできるケースもあります。製品のサポート情報やファームウェア更新も確認しましょう。
SMB設定を見直しても接続できない場合、機器内部や設定ファイルの破損が関係している可能性があります。特にNAS内に大切なデータがある場合、自己判断で初期化や再構築を行うのは避けた方が安全です。
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