RAID構成のMacでHDDやSSDの故障が起きた際、「どうやってディスクを交換して再構築すればいいの?」と悩んでいませんか?
- RAID構成の一部ディスクが故障している
- 新ディスクに交換したものの同期が始まらない
- ディスクユーティリティにエラー表示が出る
RAID再構築には、OS上での手順とハードウェアの適切な操作が求められます。
操作ミスや負荷をかけすぎると、RAID全体の崩壊やデータ消失を招くリスクがあります。
本記事では、MacでRAID構成を再構築する方法を、初心者でもわかるようにディスクユーティリティとTerminalの両面から解説しています。
万が一RAIDの再構築が失敗した、複数のディスクが故障している場合には、速やかに専門業者にご相談ください。
私たちデジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。
目次
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「MacのRAIDが不安定で直したい、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
MacでRAIDを再構築しようとして、誤った手順で初期化や上書きをしてしまったり、自力で分解を試みると状態を悪化させることがあります。特に内部の故障やディスク異常が原因だった場合、自力対応がかえって復旧を難しくするリスクにつながります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
MacでRAIDを再構築する手順
RAID 1(ミラーリング)やRAID 10などのミラー構成であれば、1台のディスクを交換後に再同期を行うことで安全に再構築が可能です。以下に手順を紹介します。
ただし、再構築の際には注意が必要です。再同期中に別のディスクにも不良が発生すると、全データが失われるリスクがあります。また、誤った操作や互換性のないディスク交換によって再構築が失敗するケースも少なくありません。特に業務用や重要データを扱う場合、自己判断での作業はトラブルを拡大させる危険があります。
確実にデータを守るためには、必ず最新のバックアップを取ること、そして不安がある場合は専門のデータ復旧業者へ相談することが推奨されます。
故障ディスクを取り外し、新ディスクを接続する
RAID構成内で故障したディスクを物理的に取り外し、同容量以上の新品または正常なHDD/SSDに交換します。
- Macの電源を落とし、安全にディスクを取り外す
- 新ディスクを接続し、Macを起動
- 「ディスクユーティリティ」で該当ディスクを選び、「消去」で初期化
- フォーマット形式は「Mac OS拡張(ジャーナリング)」、方式は「GUIDパーティションマップ」
ディスクユーティリティで再構築を行う
GUI操作でRAID構成に新ディスクを追加し、再構築を開始することができます。
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ」を開く
- 左メニューでRAIDセットを選択
- 新ディスクをドラッグしてRAID構成に追加
- 「再構築」または「修復」をクリック
- 再構築が自動的に開始されるのを確認
TerminalでRAIDコマンドを実行する
コマンドラインによる操作が必要な場合、Terminalで「diskutil」コマンドを用いて再構築が可能です。
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「Terminal」を開く
diskutil list
でディスク名・構成を確認- 以下のコマンドを実行(例)
diskutil appleRAID repairMirror disk3 disk2
- 修復が開始され、進行状況が表示される
再構築完了後の状態を確認する
再構築完了後は、RAIDが「オンライン」と表示されていること、データアクセスが正常であることを確認します。
- 「ディスクユーティリティ」または「Terminal」でRAIDの状態を確認
- 「オンライン」「正常」と表示されていれば完了
- FinderやアプリでRAIDディスクにアクセスできるかテスト
専門業者に相談する
RAID構成の再構築中にエラーが出る、再構築が進まない、複数のディスクが同時に故障しているといった場合、個人での対応は非常に危険です。無理な再構築や上書き操作は、全データの消失に直結するリスクがあります。
私たちデジタルデータリカバリーでは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、まずはご相談ください。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。