LinkStationを使っている中で、以下のような深刻なトラブルに見舞われていませんか?
- 電源を入れてもLinkStationが起動しない
- ネットワーク上でLinkStationが認識されない
- 管理画面にアクセスできず、中のデータが取り出せない
こうした状況では、本体の操作では解決が難しいケースも多く、HDDを直接取り出してLinux環境で読み込むことが、データ救出の有効な手段となります。
ただし、LinkStationはRAID構成やXFSファイルシステムを採用していることが多く、取り扱いを誤ると、全データが一切読み込めなくなるリスクがあります。コマンドの入力ミスや不適切なマウント手順が、データ損失の引き金になることも珍しくありません。
本記事では、LinkStationのHDDを安全にLinuxからマウントし、重要なデータを取り出すための基本ステップと注意点を、専門的な視点から丁寧に解説します。
もし今まさにアクセス不能な状態でお困りであれば、無料の初期診断を通じて安全な復旧の可能性を判断いたします。大切なデータを守るためにも、まずはご相談ください。
目次
LinkStationからLinuxでデータを取り出せない主な原因
LinkStationのHDDがそのままでは読めない理由は、Windows環境では認識できないXFS形式やRAID構成を採用しているためです。以下のような要因がある場合、Linuxでの正しいマウント手順が必要になります。
ファイルシステムがXFS形式である
LinkStationの内蔵HDDは多くのモデルでXFS形式を採用しています。これはLinux専用のファイルシステムであり、Windowsでは標準で読み取ることができません。そのため、UbuntuなどのLinux環境でマウントしてアクセスする必要があります。
RAID構成がLinux専用(mdadm)で組まれている
複数ベイモデルのLinkStationではRAID0・RAID1・RAID5・RAID10のいずれかで構成されており、内部的にLinuxのmdadmで管理されています。RAID構成情報をOSが認識できないと、HDDを接続しても中身が見えない状態になります。
誤操作やRAID再構築によるメタデータ破損
誤ったmdadm操作や、LinkStation本体で「RAID再構築」を実行してしまうと、RAIDメタデータが上書きされ、Linux上からも認識できなくなる場合があります。さらに、mkfsやfdiskなどの初期化コマンドを誤って実行した場合も、ファイルシステム情報が失われ、復旧の難易度が一気に高まります。
こうしたトラブルは、自己判断で操作を続けるほど状況が悪化しやすく、正しい手順を見極めることが非常に重要です。誤操作による上書きを防ぐためにも、状態が不明な場合はすぐに作業を止め、専門業者への相談を検討してください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
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※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
LinkStationのHDDをLinuxで安全にマウントする手順
以下の手順では、読み取り専用でマウントする安全な方法を紹介します。誤った操作を避けるため、コマンドは一つずつ慎重に実行してください。
LinkStationのHDDを取り出して接続する
LinkStationを分解してHDDを取り出す際は、ツメを折らないように慎重に開ける必要があります。取り出したHDDはLinuxマシンに直接SATA接続するか、SATA–USB変換アダプタを使用して接続します。
sudo fdisk -lまたはlsblkで接続したHDDのデバイス名を確認します。- 対象ディスクの一番大きなパーティション(例:/dev/sda6)を特定します。
- ファイルシステムがXFSかどうかを
sudo parted -lで確認します。
RAID構成を確認してassembleする
RAID構成のモデル(RAID1/RAID5など)では、mdadmコマンドを使ってアレイをassembleします。ここで誤って–createを使用すると、既存のRAID情報を上書きしてデータが失われるおそれがあります。
sudo mdadm --stop --scanで既存のRAIDを停止します。sudo mdadm --assemble --run /dev/md0 /dev/sdb6 /dev/sdc6のように指定し、アレイを再構成します。cat /proc/mdstatで /dev/md0 が active 状態になっているかを確認します。
XFSファイルシステムを読み取り専用でマウントする
RAIDアレイが認識されたら、XFSをマウントして中のデータを確認します。UUIDが重複している場合は、-o nouuidオプションでマウントを回避できます。
sudo mkdir /mnt/lsでマウント先を作成します。sudo mount -t xfs -o ro,nouuid /dev/md0 /mnt/lsを実行します。- 中身が見えたら、
cp -a /mnt/ls /media/backupなどで別の健康なディスクへコピーします。
LinkStationのHDDはXFS形式やRAID構成のため、誤った操作によってデータを失うリスクがあります。特に異音がする、RAIDがassembleできない、I/Oエラーが頻発する場合は、個人での対応を避けることが重要です。
デジタルデータリカバリーでは、LinkStationやNASの復旧にも豊富な実績を持ち、初期診断とお見積りを無料で実施しています。LinkStationが認識しない、マウントできないなどの症状がある場合は、電源を入れ直す前に無料診断をご依頼ください。24時間365日体制で、専門エンジニアが安全な復旧方法をご案内します。
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