- NASに保存したファイルをコピーしようとするとエラーが出る
- 転送が途中で止まり、作業が進まず困っている
- 大切な業務データが壊れるのではと不安を感じている
NAS(ネットワーク接続ストレージ)は、家庭やオフィスでのデータ共有やバックアップに便利な機器ですが、「ファイルをコピーできない」「転送が途中で止まる」などのコピーエラーは日常的に発生するトラブルのひとつです。
原因としては、以下のような複数の要因が絡んでいるケースが多く見られます:
- ネットワーク環境の一時的な不安定化
- NAS内部HDDの劣化やI/Oエラー
- ファイルサイズ制限やSMBプロトコルの設定不整合
こうした問題を放置すると、作業の中断が常態化するだけでなく、ファイル破損やデータ消失といった深刻なリスクにもつながりかねません。
本記事では、NASでファイルコピーエラーが発生する主な原因を整理し、データを失わずに安全に確認・対処するための実践的な手順を、IT管理者の視点でわかりやすく解説しています。
もしエラーの原因が分からず、対応に不安がある場合は、24時間365日対応の無料診断をご活用ください。専門スタッフがNASの状態を正確に診断し、最適な解決策をご提案いたします。
目次
I-O DATA NAS(LANDISK)のバックアップが失敗する主な原因
I-O DATA NASのバックアップが失敗する場合、原因は大きく分けて4つあります。どの要因が当てはまるかを見極めることで、適切な対処につながります。
バックアップ先の容量不足
最も多い原因は、バックアップ先ディスク(USB HDDや別NAS)の空き容量が不足しているケースです。I-O DATA NASは、バックアップ時に空き容量を確認し、足りない場合は処理を中断します。容量不足のまま放置すると、古いデータが上書きされず、最新のバックアップが作成されません。
容量が足りないときは、不要なファイルを削除して空きを確保するか、より大容量のディスクに変更します。
USB HDDの認識不安定
バックアップ先がUSB接続のHDDの場合、接触不良やHDD本体の劣化によって認識が不安定になることがあります。特に長期間接続しっぱなしのHDDでは、端子の酸化やケーブルの劣化が原因となることもあります。
NASをいったんシャットダウンし、USBケーブルを抜き差ししてから再起動し、再度認識されるか確認します。それでもエラーが繰り返される場合、HDD自体の故障の可能性が高いため、新しいHDDやNASへのバックアップに切り替えることが推奨されます。
バックアップ先NASとの通信エラー
別のNASへバックアップしている場合、ネットワーク設定や認証情報に問題があるケースもあります。LANケーブルの抜けやWi-Fi不安定、またはIPアドレス変更により、接続が一時的に切断されることがあります。
バックアップ先NASが正しく起動しているか、ネットワークに接続されているかを確認し、必要に応じてIPアドレス設定や認証情報を再設定します。
NAS本体のストレージ障害
バックアップ元であるI-O DATA NAS自体にHDDの障害やRAIDの崩壊が発生している場合、バックアップそのものが途中で止まることがあります。NASのステータスランプが赤く点滅していたり、ブザー音が鳴っている場合は、内部ディスクの物理障害が疑われます。
この状態で電源を何度も入れ直したり、RAIDリビルドを試みると、障害が悪化してデータ復旧が困難になるおそれがあります。まずはNASの電源を切り、専門業者への相談を検討してください。
当社では、初期診断とお見積りを無料で24時間365日対応しています。異常を感じた場合は、早めに専門エンジニアへご相談ください。安全な対応が大切なデータを守る第一歩となります。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
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サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。
※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
I-O DATA NAS(LANDISK)のバックアップが失敗するときの対処法
バックアップがうまくいかない場合は、原因を切り分けながら段階的に確認していくことが重要です。以下に、I-O DATA NAS(LANDISK)のバックアップトラブルを解決するための主な手順を紹介します。
バックアップ先容量を確認する
バックアップが途中で止まる場合、まずバックアップ先ディスクの空き容量を確認します。I-O DATA NASの管理画面で「データバックアップ」設定を開くと、エラー内容が表示されます。
- I-O DATA NASの管理画面にログインします。
- 「データバックアップ」または「バックアップ設定」を選択します。
- バックアップ先ディスクの空き容量を確認し、足りない場合は不要なファイルを削除します。
- 容量を確保したうえで、バックアップを再度実行します。
USB HDDを再接続して再試行する
USB接続のHDDをバックアップ先にしている場合、認識不良をリセットすることで復旧する場合があります。
- I-O DATA NASの電源をシャットダウンします。
- USB HDDを取り外し、数秒待ってから再度挿し込みます。
- NASの電源を入れ、管理画面からバックアップを再試行します。
- エラーが再発する場合は、HDD自体の故障を疑い、別のHDDで試します。
ネットワーク接続・認証情報を再設定する
バックアップ先が別のNASである場合、通信エラーや認証エラーが原因となるケースもあります。ネットワーク設定を再確認し、接続が安定しているかを確認します。
- バックアップ先NASが起動しており、ネットワークに接続されているか確認します。
- I-O DATA NASとバックアップ先NASのIPアドレスを確認し、pingコマンドなどで通信が可能かテストします。
- バックアップ設定画面で、ユーザー名とパスワードなどの認証情報を再入力します。
- 必要に応じて、バックアップ先NASのファイアウォールでSMB通信(ポート445)が許可されているか確認します。
NASログを確認して原因を特定する
設定を見直しても解決しない場合は、NASが出力するログファイルを確認します。I-O DATA NASではバックアップ失敗時に「LAN DISK Log」フォルダ内にエラーログが出力されます。
- 共有フォルダ内の「LAN DISK Log」フォルダを開きます。
- 「日付_failed log」などのファイル名を探します。
- テキストエディタで開き、エラーメッセージを確認します。
- 代表的なエラーメッセージと意味:
- 「Permission denied」= アクセス権限不足
- 「No space left」= 容量不足
- 「Connection refused」= ネットワーク接続エラー
ここまでの対処を行ってもバックアップが繰り返し失敗する場合は、I-O DATA製NAS内部のHDDが劣化している可能性があります。ランプの赤点滅やブザー音が確認できる場合は、物理障害が進行しているおそれがあります。
この状態で電源の再投入やRAIDリビルドを繰り返すと、データ破損が進む危険があります。異常を感じた際はNASの電源を切り、専門業者へ相談することが安全です。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断とお見積りを無料で24時間365日対応しています。累計相談実績は50万件以上(期間:2011年1月以降)を誇り、国内最大級のクリーンルーム環境と専門エンジニアによる診断体制で、迅速かつ正確に対応します。NASの異常を感じたら、早めのご相談がデータを守る鍵になります。
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