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NAS,サーバー

HDL-GT(LANDISK)RAID崩壊時のデータ復旧方法

  • LANDISK(HDL-GTシリーズ)にアクセスできなくなった
  • RAID構成が認識されず、共有フォルダが表示されない
  • 複数のHDDでエラーが発生し、NASが起動しない

HDL-GTシリーズはRAID5で運用されることが多く、1台のHDD故障には耐えられる設計です。しかし、2台以上に異常が重なるとRAID構成が破損し、システムが機能しなくなる「RAID崩壊」が発生する恐れがあります。

この状態で通電やHDDの抜き差し、初期化を行うと、データが完全に失われるリスクが高まるため、自己判断での操作は厳禁です。

RAID崩壊時には、まずHDDをクローンし、安全な環境でRAID情報を解析しながら仮想RAIDを構成し、データ抽出を試みる必要があります。非常に繊細で専門的な作業のため、対応には高度な知識と技術が求められます。

本記事では、LANDISK(HDL-GTシリーズ)のRAID5環境で障害が発生した際の、安全なデータ救出手順を実務ベースで解説します。

大切なデータを確実に守るために、24時間365日対応の無料診断をぜひご活用ください。無理な操作は禁物です。まずは状況を正確に見極めましょう。

RAIDとは?

RAID(Redundant Array of Independent Disks)は、複数のHDDやSSDをひとつの論理ディスクとしてまとめ、読み書き速度の向上やデータの冗長性(バックアップ機能)を実現する技術です。特定のRAIDレベルでは、1台のディスクに障害が発生しても、残りのディスクからデータを復元できる仕組みが備わっており、サーバーやNASなど、安定性が求められるシステムで広く利用されています。

  • RAID0:データを分散して高速化(冗長性なし)
  • RAID1:2台に同じデータを保存し、片方が故障しても復旧可能
  • RAID5/6:データとパリティを分散し、冗長性を確保

※RAIDはあくまで可用性を高めるもので、バックアップの代用にはなりません。

RAIDの故障率とは?データ消失のリスクについて解説
RAIDの故障率とは?データ消失のリスクについて解説データ復旧.comはRAIDの故障率とそのリスクについて詳しく解説し、データ保護の重要性をお伝えします。安心の復旧サービスで重要なデータを守ります。HDD、NAS、サーバーなど幅広くサポート。365日年中無休でご相談からお見積りまで無料でご案内。...

RAID崩壊時に発生する主な症状

HDL-GTシリーズでは、以下のようなトラブルがRAID崩壊の兆候として現れます。

RAID再構築(リビルド)失敗

管理画面からのリビルド操作や本体再起動時の自動復元で、正しく再構築できずRAIDが崩壊するケースがあります。原因としてはHDDの劣化、セクタエラー、RAID構成情報の食い違いなどが挙げられます。

RAID管理情報の破損やXFSファイルシステム障害

HDDが物理的に無事でも、RAID構成情報(mdadm)やXFSファイルシステムが壊れている場合、論理的なRAID崩壊と同じ症状が現れます。この場合も強制リビルドはデータ消失のリスクが高いため注意が必要です。

RAID構成に破損が生じた場合、その程度は一部のデータ欠損から、ファイルが完全に開けなくなる深刻な状態までさまざまです。表面的には同じように見える障害でも、RAID内部の構造や破損箇所によって復元方法は大きく異なります。誤った対応はさらなるデータ損失につながる恐れがあるため、RAIDの仕組みに詳しい専門業者へ早めに相談することが、安全な復旧への第一歩です。

複数台のHDDでエラーや物理障害が発生

HDL-GTシリーズのRAID5構成は、1台のHDD障害には対応できますが、2台以上に物理故障やセクタ不良があるとRAIDの再構成は困難となり、データが完全に失われる恐れがあります。エラービープ音や共有フォルダへのアクセス不可、HDDが認識されないなどの症状がよく見られます。

この状態で通電やHDDの抜き差し、再構築を自己判断で行うと、復旧が不可能になるリスクが高まります。特に物理障害が疑われる場合は、無理な操作は避け、早めにデータ復旧の専門業者に相談することが安全です。

デジタルデータリカバリーでは、46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※)と高い成果を誇ります。相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています


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HDL-GT RAID崩壊時の安全な復旧手順

RAID崩壊時には「HDDの複製(クローン)作成→RAID情報の確認→データ抽出」の順で作業を進めるのが最も安全です。

HDDの取り外しとクローン作成

作業前に電源を切り、HDDを取り外します。直接作業せず、必ずクローンを作成してから対応を進めましょう。

HDDクローン作成手順
  1. HDL-GTから全HDDを順番に取り出し、ラベルで順番を記録
  2. 別PCや専用装置を用いて「dd」や「ddrescue」コマンドでクローン作成
  3. オリジナルHDDは保管し、作業はクローンHDDで実施

RAID構成情報の解析

Linux(Ubuntu推奨)にクローンHDDを全台接続し、mdadmでRAID情報を読み取ります。RAID5の並び順やパリティ情報を確認し、正しく認識させます。

RAID構成解析手順
  1. sudo mdadm --examine /dev/sdX で各HDDのRAID情報を確認
  2. sudo mdadm --assemble --run /dev/md0 /dev/sd[b-e]X(HDD順を要検証)
  3. アレイが組めれば cat /proc/mdstat で確認

ファイルシステム(XFS)の確認と修復

LANDISKのファイルシステムはXFSです。RAIDアレイが認識されたら、XFSとしてマウントできるか確認し、必要に応じて修復します。

XFS修復手順
  1. sudo mount -t xfs /dev/md0 /mnt/recovery でマウント
  2. 失敗した場合、sudo xfs_repair /dev/md0 を実行
  3. マウント後、データが見えるか確認

データの抽出

マウントに成功したら、外付けHDDやNASへデータをコピーします。RAID崩壊後の状態では、操作を最小限にとどめることが重要です。

データ抽出手順
  1. USB外付けHDDやNFS共有先を/mnt/backupにマウント
  2. rsync -av /mnt/recovery /mnt/backup などでバックアップ

復旧ソフトや専門業者の活用

RAID情報が不明、複数台にセクタエラーがある場合は、信頼できるRAID復旧ソフトを使ってHDD構成を推測しながら復旧する手段もあります。難易度が高いため、復旧業者への依頼が最も確実です

当社ではHDL-GTをはじめとするLANDISKやRAID構成のトラブルに数多く対応しており、46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。2023年10月実績)という高い成果を誇ります。RAID崩壊時も初期診断と見積もりは無料、24時間365日体制でご相談を承っております。

RAID復旧で当社が選ばれる理由

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当社に寄せられたRAIDのご相談件数は14,000件を超え、多くのお客様からさまざまなご依頼をいただいております。この多様なご相談から新しい技術の開発を進め、NAS・サーバーの復旧(復元)ノウハウを日々蓄積し、迅速で安全な復旧を可能としています。 NAS・サーバーの復旧は、当社のトップエンジニアが対応します。培ったデータベースと熟練の技術を駆使し、メーカー・機器・RAID構成・ファイルシステム問わずどのようなNAS・サーバーでも復旧(復元)のご対応をさせていただきます。

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実は「別業者が対応できなかった機器が当社でデータ復旧(復元)できた」という実績も多くございます。
NAS・サーバーのデータ復旧(復元)の成功を左右するのが正しい初期診断です。初期診断では、機器の状態をエンジニアが確認し、原因を突き止めます。この時の診断が間違っていると対処法を誤り、データを正確に取り出せなくなってしまいます。 初期診断により異常箇所を特定し、ファイルシステムの解析やデータ構成の再築など論理障害や、NAS・サーバー内蔵HDD(ハードディスク)の物理的な障害を復旧していきます。

全国無料出張サービスで迅速診断!(法人)

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厳重なセキュリティで管理されており、規則上、・持ち出しができないサーバやNAS・物理的に持ち出しが難しい大型サーバやNASをお持ちの法人様については弊社エンジニアがお客様ご指定の場所まで伺い、診断から復旧作業まで行います。

復旧~納品までの流れ

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当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去46万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。

NAS復旧でよくある質問

Q:NAS・サーバーに異常が生じてしまっているが、どのような対応をしたらいいかわかりません…。

A: ご安心ください。NASやRAID機器など、複数台共有で使用するサーバー機器からもデータ復旧実績が数多くあります。「サーバーにアクセスできなくて、仕事が止まっている。どうすればいいかわからないがとにかく何とかしたい!」というお急ぎのお客様は今すぐお電話下さい。最短30分診断、即日復旧も可能です。

Q: まず直るかどうか知りたいのですが、診てもらうのにお金はかかりますか?

A: いえ、かかりません。お客様の機器を実際にチェックしてみて初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、チェックが終わるまでは一切費用は頂いておりません。
※御郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ、機器の返送費用だけご負担頂いておりますのでご了承ください。

Q:会社で使っている機器なので情報漏えいが心配です。預ける前に機密保持誓約書を出してもらえますか?

A: はい、お出しいたします。私たちはお客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、プライバシー・機密情報の保護を最優先に考えております

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