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Dell EMC PowerVault ME(ME4/ME5)が起動しない原因と対処法

Dell EMC PowerVault ME4/ME5シリーズが突然起動しない──そんな緊急トラブルに直面していませんか?以下のような症状が現れるケースがあります。

  • 電源を入れても全く反応がない
  • コントローラがブートに失敗し、システムが立ち上がらない
  • 管理画面(Web GUI)にアクセスできず、ステータスの確認すらできない

これらの異常は、単なる電源不良にとどまらず、RAID構成情報の損傷やシステムストレージ障害、ファームウェアの破損など、複数の要因が重なっている場合もあります。

自己判断での再起動や初期化は、RAID全体の構成が失われ、重要な業務データが取り返しのつかない状態になる恐れがあります。

本記事では、Dell EMC PowerVault ME4/ME5が起動できない際の状況別の原因と、安全に状況を切り分けるための確認手順をわかりやすく解説します。

デジタルデータリカバリーでは、HDD/SSD/RAID/NAS/サーバーを含む全ストレージに対応し、365日年中無休・最短即日で復旧が可能です。少しでも不安がある場合は、初期診断を無料で承っておりますので、ぜひご相談ください。


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※2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。

PowerVault MEが起動しない主な原因

PowerVault ME(ME4/ME5)が起動できないように見える状況には、主に次の3つのパターンがあります。

電源が入らない(PSU/PCMの問題)

電源ユニット(PSU)や電源コントロールモジュール(PCM)の異常、またはラック側の電源断・ケーブル抜けによって、アレイ全体が起動しない、もしくは再起動を繰り返すことがあります。電源供給系は冗長構成となっていますが、片側PSUの不具合で全体が不安定になる場合もあります。

まずは、ラックPDUに電源が来ているかPSUごとに別系統の電源へ接続されているかを確認します。また、PSUのロッカースイッチがONになっているかを確認することも基本です。ME4/ME5では、PSU LED の状態によっておおよその障害箇所を推定できます。

  • 緑点灯:正常給電中
  • 緑点滅:スタンバイまたは他PSUが給電中
  • オレンジ点灯/点滅:PSUまたはPCMの故障、過温・過電圧など
  • 全消灯:AC電源未供給、またはPSU未装着

片側PSUのみ異常表示の場合、抜き差し(数十秒抜いて再装着)で回復することがあります。ただし、状態をメモしてからDellサポートへ連絡する方が安全です。

コントローラの停止・ブート失敗

ME4024/ME5024などでは、片方のストレージコントローラだけがダウンしたり、ファームウェアの読み込み失敗によりコントローラが上がらないケースがあります。冗長構成であればI/Oはもう一方のコントローラが引き継ぎますが、片側が停止していると冗長性が損なわれた状態です。

PowerVault Manager上で「再起動を推奨」と表示されている場合、Restart Storage Controller機能を利用して対象コントローラのみ再起動するのが基本です。完全に応答しない場合は、コントローラモジュールを一度5cmほど引き出して30秒待ち、再度奥までしっかり差し込む「リシート」で改善する場合もあります。

ただし、この操作を誤るとI/O停止となることがあるため、必ず二重コントローラ構成かつマルチパス環境で冗長経路が確保されていることを確認し、メンテナンス時間帯に実施する必要があります。

管理画面(GUI)だけが応答しない

ME4/ME5では、ストレージI/O自体は稼働しているにもかかわらず、PowerVault Manager(Web GUI)だけが開けず「起動していないように見える」ケースがあります。この場合は、Management Controller(MC)の動作不良が原因であることが多いです。

SSHでコントローラに接続できる場合、restart mc full コマンドによりMCを再起動できます。実行中は2分程度GUIへアクセスできなくなりますが、データアクセスは通常影響しません。これで改善しない場合は、ファームウェア更新も視野に入れる必要があります。

ファームウェアバグ・旧バージョンの影響

一部のME5ファームウェアでは、管理コントローラのメモリ枯渇による自動再起動や、GUIロードが0%で止まる不具合が報告されています。これはファームウェア更新で改善されることが多く、ME5.1.2.1.0以降へのアップデートが推奨されています。

また、ME4でも同様のGUI停止事象が確認されています。頻発する場合は、ログバンドルを取得してDellサポートへ提出し、ファーム更新やコントローラ交換を検討することが望ましいです。

PowerVault MEシリーズは、ファームウェアとハードウェアの両面からトラブルを判断する必要がある装置です。軽微な症状であっても再起動やリシートを繰り返すとリスクが高まるため、違和感を感じた時点で専門サポートに相談することが重要です。


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当社では、初期診断とお見積りを無料で24時間365日対応しています。異常を感じた場合は、早めに専門エンジニアへご相談ください。安全な対応が大切なデータを守る第一歩となります。

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【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

専門家が解説!NAS/サーバーにアクセスできない時の対処法

社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。

ありがちな経営リスク
  • 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
  • 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
  • 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる

特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。

早い段階で「専門家」に相談することが重要

デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。

これまで当社では以下の実績・強みに基づき、多くの法人様にご相談いただいてきました。

 

  • RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※1)
  • 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)
  • 他社で復旧不可とされた機器の対応実績8,000件以上(※3)
  • ご依頼の約8割・48時間以内に復旧完了
  • ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
  • NDA(秘密保持契約書)の締結も可能

 

サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。


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※1:2011年1月~
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PowerVault MEが起動しないときの対処法

ここでは、症状別に確認すべきポイントと、安全に実施できる基本的な対処手順を紹介します。誤った操作はコントローラやディスク構成に影響を与える可能性があるため、慎重に進めることが大切です。

電源/PSU周りの確認

PowerVault ME4/ME5がまったく起動しない場合は、まず電源供給系を確認します。PSUやPCMのLED表示、ケーブル接続、ラックPDUの通電状態を確認することで、初期段階の切り分けが可能です。

電源確認の手順
  1. ラックPDUに電源が来ているか確認します。
  2. 各PSUが異なる電源系統に接続されているか確認します。
  3. PSUロッカースイッチがONであることを確認します。
  4. PSU LEDを確認し、オレンジ点灯や消灯がある場合は抜き差しを行い、LED状態を再確認します。

LED状態が改善しない場合や、両方のPSUが異常を示している場合は、内部PCMまたはバックプレーン側の不具合も考えられます。状態を記録し、Dellサポートへの相談を検討することが推奨されます。

コントローラの再起動・リシート

片側のコントローラだけが応答しない、または「再起動を推奨」と表示される場合は、コントローラ再起動を実施します。PowerVault Managerから操作できる場合はGUI経由が安全です。

再起動・リシートの手順
  1. PowerVault Managerにログインします。
  2. 対象コントローラモジュールを選び、「Restart Storage Controller」を実行します。
  3. 応答がない場合は、該当モジュールを5cmほど引き出して30秒待ち、再度しっかり奥まで挿し直します。
  4. 再装着後、2〜3分待ち、ブートとファームロードが完了するかを確認します。

この操作は、冗長構成が確保されている場合のみ推奨されます。シングルコントローラ構成ではI/Oが停止する可能性があるため、実施前に構成を必ず確認してください。

管理コントローラ(MC)の再起動

データアクセスは問題ないが、GUIが開かない・0%で止まる場合は、Management Controller(MC)の不調が考えられます。SSH経由で接続できる場合、管理コントローラのみを再起動することで改善することがあります。

管理コントローラ再起動手順(CLI)
  1. SSHでコントローラの管理IPへ接続します。
  2. 管理者権限でログインします。
  3. コマンド「restart mc full」を実行します。
  4. 2分程度待機し、GUIへ再アクセスして動作を確認します。

この操作によってデータI/Oが停止することは通常ありませんが、操作中はGUIが一時的に応答しなくなります。改善しない場合は、ファームウェアの更新や再起動計画を検討します。

ファームウェアの更新とサポートへの連携

ファームウェアが古い場合、GUI不安定やコントローラの再起動ループが発生することがあります。特にME5では、Management Controllerメモリ関連の修正を含む更新が提供されています。

ファームウェア更新時の流れ
  1. Dell公式サイトまたはサポートページで、最新ファームウェアバージョンを確認します。
  2. バックアップおよびメンテナンス時間を確保します。
  3. PowerVault ManagerまたはCLIからアップデート手順に従って適用します。
  4. 更新後は再起動とGUIアクセス確認を行い、安定動作を確認します。

アップデート後も再起動や通信不安定が続く場合は、サポートへ状況を共有し、ログバンドルやLED写真を添えて問い合わせることで、対応がスムーズになります。

PowerVault MEシリーズの「起動できない」状態は、電源やコントローラ障害など、複数の要因が重なるケースも少なくありません。特にコントローラのリシートやファーム更新を誤ると、ストレージ全体がオフラインとなるおそれがあります。

デジタルデータリカバリーでは、初期診断・お見積りは無料、24時間365日受付ています。専門エンジニアが迅速に対応し、復旧可能性を正確に見極めます。今すぐ、無料診断からご相談ください。


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デジタルデータリカバリーが法人に選ばれる理由

デジタルデータリカバリーは、法人のサーバ・RAID復旧で高い支持を得ています。

実績が証明する「復旧できる」技術力

デジタルデータリカバリーは、他社で復旧できなかった案件の相談が多く寄せられる「最後の砦」として、その技術力が評価されています。

その理由として、次の実績・強みがあります。

  • データ復旧専門業者 17年連続データ復旧国内売上No.1(※1)
  • 累計50万件以上のご相談実績(※2)
  • 他社で「復旧不可」と判断された機器でも、8,000件以上の復旧実績(※3)
  • RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※4)
  • ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
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こうした実績・強みを背景に、特に法人のRAID復旧では、難易度の高い障害にも対応できる点から多くの企業様に選ばれてきました。

官公庁、国立大学法人、上場企業など、多くのお客様にご利用いただいています。

HDDの復旧技術向上が評価され、2021年には「東京都経営革新優秀賞」を受賞しました。

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当社は常時7,300台以上の部品を保有し、ワンフロア体制の自社ラボで対応しているため、スピード対応を可能にしています。

本社ラボ(六本木ヒルズ)への持ち込みも可能|急ぎの方におすすめ

デジタルデータリカバリーでは、全国のお客様からの持ち込みに対応しています。

特に急ぎでの復旧をご希望の方や、対面で相談したい方には、東京・六本木ヒルズの本社ラボへのご来社をおすすめします完全予約制でご案内しておりますので事前にご連絡ください。

〒106-6115 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー15F

  • 日比谷線 六本木駅 1C出口から徒歩3分
  • 都営大江戸線 六本木駅 3番出口から徒歩8分
  • 千代田線 乃木坂駅 5番出口から徒歩10分
  • お車でお越しの方は、近隣駐車場の空き状況はこちらから

 

全国どこでも無料出張診断・復旧サービス対応

社内サーバに障害が発生したとき、以下の理由から対応に困る法人様は少なくありません。

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当社では、法人様向けに無料の出張診断・復旧サービスを提供しています。全国どこでもエンジニアが現地へ訪問し、その場で診断・復旧対応を実施。現地で復旧が難しいと判断した場合やキャンセル時も、費用は一切かかりません。まずはお気軽にお問い合わせください。

メーカーや他社で「対応不可」と言われたRAID復旧事例

Buffalo製NAS(LinkStation・TeraStation)にアクセスできないときの対処方法

RAIDやサーバー、NASのトラブルは、電源やランプが正常でも内部で深刻な障害が進行していることがあります。メーカーや他社で「復旧不可」と判断され、不安を抱えたままご相談に至る法人様も少なくありません。

デジタルデータリカバリーでは、RAID相談実績 累計14,949件以上、他社で「復旧不可」とされた機器でも8,000件以上の対応実績があります。

以下は、他社で「復旧不可」と診断されたものの、自社で復旧を成功させた事例です。

事例① DELL PowerEdge R440

項目 内容
ご相談内容 PCから接続できず、起動時にブートエラーが発生。
業務システムが完全に停止し、復旧期限が切迫していた。
使用環境 DELL PowerEdge R440
SQL Server 2016 Standard
RAID10(8本構成)
表面的な症状 接続不可/ブートエラー発生
ハードウェアランプは正常表示
他社で復旧不可と判断された理由 ・RAID10(8本)+SQL Serverという業務基幹向け構成
・ハードウェアが正常に見え、原因特定が極めて困難
・メーカー手順は環境復旧前提で、データ保全を考慮していない
・再構築や初期化でDB消失リスクが高い
・複数業者が「責任を負えない」と判断
技術的な難易度 ・RAID構成を誤ると整合性が完全に崩壊
・SQL物理データは一部欠損でもDB再構築不可
最初の判断を誤ると取り返しがつかない状態
復旧結果 SQLデータの復旧に成功。
3日後に業務システムを再開。

事例② Buffalo製NAS

項目 内容
ご相談内容 速度低下の兆候後、ある朝から完全にアクセス不能。
業務データに一切触れない状態となった。
使用環境 Buffalo製NAS
HDD2台/RAID1
Windows(複数台接続)
表面的な症状 アクセス不可/エラー表示
赤・緑ランプが点灯
他社で復旧不可と判断された理由 ・型番やRAID構成すら不明な情報不足の状態
・RAIDか単体かも分からず、誤操作=即データ破壊のリスク
・他社で分解・HDD直結を試すも2台とも認識不可
・個人業者ではRAID解析・物理判断ができず対応断念
技術的な難易度 ・RAID情報不明のままの通電・操作は上書きリスク大
・2台とも障害があり、正常ディスクが存在しない
個人・簡易復旧では手詰まりとなる典型例
復旧結果 両HDDとも99.9%復旧。
5日でデータお渡し完了。

これらのケースは「データ復旧の経験がある」だけでは対応できず、RAID・業務システム・障害進行リスクを同時に判断できる技術力が求められました。

データ復旧は何度も試せるものではありません。技術力のない業者に対応を委ねると、状態悪化し、二度とデータが取り戻せなくなる可能性があります。そのため、最初の段階で技術力のある業者に対応を依頼することをおすすめします。

この点、デジタルデータリカバリーでは他社で「復旧不可」とされた機器で8,000件以上もの対応実績があり、他社復旧不可と診断されたケースでもデータ復旧に至っています。まずはお気軽にお問い合わせください。

※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2023年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
※4:期間:2011年1月1日~

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