- Arcserve UDPのバックアップジョブが途中で止まる
- 「Error Code: 225」とだけ表示され、原因がわからない
- バックアップができず、障害発生時の復旧に不安を感じている
このような状況でお困りではありませんか?Arcserve UDPで表示される「Error Code: 225」は、番号だけでは原因を特定しづらい汎用的なエラーで、メッセージ番号(10xxx)やシステム環境によって内容が変わるため、正確な切り分けが難しいのが実情です。
多くのケースでは、以下のようなトラブルが関連している可能性があります:
- バックアップ対象マシンへの接続不良
- 保存先ディスクのI/Oエラーやアクセス障害
- ウイルス対策ソフトやファイアウォールの影響
こうした問題を放置すると、バックアップが一切取得できない状態が長期化し、万が一の際にデータを復元できない重大なリスクを招く恐れがあります。
本記事では、Arcserve UDPで「エラー225」が発生する主な原因を具体的に整理し、それぞれのケースに合わせた安全かつ効果的な対処法を詳しく解説しています。
「エラー内容を調べてもピンとこない」「正しい対処に不安がある」とお感じの方は、24時間365日受付の無料診断をご活用ください。専門スタッフが状況を正確に把握し、最適な解決策をご案内します。
目次
Arcserve UDP「エラー225」の原因
「Error Code: 225」は、Arcserve UDPのエラーメッセージガイド上で複数のメッセージ番号(10xxx番台)と組み合わさっており、実際の原因は一つではありません。ここでは、現場で多く見られる代表的な3つのパターンを紹介します。
仮想ディスクやファイルへのアクセス失敗
Hyper-Vなどのエージェントレスバックアップ環境では、仮想ディスクファイル(VHD/VHDX)へのアクセスが失敗してエラー225が発生する場合があります。
別のプロセスが仮想ディスクをロックしている、あるいはファイルパスが移動後に更新されていないなどの要因が考えられます。放置するとバックアップが継続的に失敗し、復旧ポイントが作成されなくなることもあります。
復旧ポイントサーバやネットワーク接続の問題
Arcserve UDPの構成上、コンソール・エージェント・復旧ポイントサーバ間で通信が正しく行えない場合もエラー225として報告されます。
サーバが停止中、ファイアウォールによる通信ブロック、DNS設定不備などが主な原因です。ネットワーク上の到達性が確保されていない場合、バックアップジョブが開始直後に失敗することがあります。
セキュリティソフトによるアクセスブロック
アンチウイルスやEDR(エンドポイント保護)が、Arcserveのバックアッププロセスや対象ファイルへのアクセスを制御することでエラーが出る場合もあります。
特に企業環境では、ポリシー変更後にArcserve関連フォルダやプロセスがスキャン対象になり、バックアップが途中で中断することがあります。除外設定を行わないまま運用を続けると、再現性のあるバックアップエラーにつながる可能性があります。
このように、225というエラーコードは単一の要因を指すものではありません。エラーログの「Error Message 10xxx」や本文内容を確認し、どのリソースへのアクセスに失敗しているかを特定することが重要です。
エラーが繰り返し発生する場合や、対象へのアクセスが確認できない場合は、専門業者への相談も検討しましょう。
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Arcserve UDP「エラー225」の対処法
Arcserve UDPでエラーコード225が発生する場合、対象ファイルやサーバへのアクセス障害、またはセキュリティ設定によるブロックが要因となることが多くあります。以下では、主な原因別に安全な対処手順を詳しく解説します。
仮想ディスクアクセスエラーの確認手順
Hyper-Vなどの仮想環境で225エラーが出ている場合、仮想ディスクファイル(VHD/VHDX)が開けない、またはロックされていることが多くあります。ファイルパスやストレージ構成を確認し、アクセス可能かを検証することが重要です。
- Arcserve UDPのジョブログを開き、エラー225が出ている行の「Error Message 10xxx」番号と仮想マシン名・VHDXパスを確認します。
- Hyper-Vマネージャで該当仮想マシンの状態を確認し、ディスクが他のプロセスで使用中になっていないかを確認します。
- VHD/VHDXファイルの格納パスが変更されていないかを確認し、移動後であればArcserveのバックアップ設定を再構成します。
- 対象ドライブで「chkdsk /f」を実行し、ファイルシステムエラーがないかを検査します。エラーが検出された場合は修復後にバックアップを再試行します。
ネットワーク接続・認証情報の確認方法
復旧ポイントサーバやバックアップ対象に接続できない場合も、225エラーが発生します。サーバ間通信の状態やアカウント設定を確認することで解消できるケースがあります。
- コマンドプロンプトで「ping [サーバ名]」を実行し、ネットワーク到達性を確認します。応答がない場合はネットワークケーブルやスイッチの接続状態を確認します。
- DNS設定に誤りがあると名前解決に失敗します。IPアドレス直指定で接続できる場合は、ホスト名設定を修正します。
- Arcserve UDPで使用する通信ポート(デフォルトでは8014など)がファイアウォールやウイルス対策ソフトで遮断されていないかを確認します。
- バックアップジョブで指定されている認証情報(ユーザー名・パスワード・ドメイン)を確認し、最近変更されていないかを確認します。必要に応じて再入力し、ジョブを再試行します。
セキュリティソフト設定の見直し
アンチウイルスやEDRがArcserve UDPのプロセスをブロックしている場合、225エラーの原因になることがあります。特にリアルタイムスキャンがArcserveの一時ディレクトリに干渉していると、バックアップが途中で止まることがあります。
- ウイルス対策ソフトの管理画面を開き、ログにArcserve関連のブロック履歴がないかを確認します。
- Arcserveの実行ファイル(Agent.exe、UDPConsole.exeなど)およびバックアップ時に利用する一時ディレクトリを除外リストに登録します。
- 除外設定を保存し、ウイルス対策サービスを再起動します。その後Arcserve UDPサービスも再起動してジョブを再実行します。
- 同様のエラーが再発する場合は、セキュリティポリシーのグループ設定(GPO)を確認し、Arcserve関連プロセスが組織全体でブロックされていないかを確認します。
これらの手順を試しても改善が見られない場合、バックアップ対象ディスクやサーバ側に物理障害が生じている可能性も考えられます。ストレージ機器の異音やアクセス不能などの兆候がある場合は、専門業者による診断を受けることを推奨します。
これらの対処を行ってもエラー225が解消されない場合、バックアップ対象ディスクやサーバ側に物理的な障害がある可能性もあります。特に業務サーバや重要データを扱う環境では、自己判断での対応を続けると障害が悪化し、復旧できる範囲が狭まるおそれがあります。問題が長期化する前に、専門のデータ復旧業者への相談をおすすめします。
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