RAIDがDegraded状態になり、ディスク交換後にリビルドが始まったものの、「このまま業務アクセスを続けてよいのか」と不安に感じていないでしょうか。
RAIDリビルド中は、基本的にはアクセスできる構成が多い一方で、パフォーマンス低下や追加障害の可能性が高まる傾向があります。状況によっては、リビルド失敗からアレイ崩壊へ進み、データ消失やサーバー停止につながることもあります。本記事では、リビルド中アクセスの影響と、失敗時の原因・安全な対処法を整理します。
被害拡大を防ぐためにも、まずは無料診断で現在の障害レベルを今すぐ見極めてください。
目次
RAIDリビルド中に問題が起こる原因
RAIDリビルド中のアクセスが問題になるのは、内部で大きな負荷がかかっているためです。特にRAID5やRAID6では、全ディスクを横断して読み出しとパリティ計算を行うため、通常時とは異なる高負荷状態になります。その間に想定外のエラーが発生すると、データ消失やアレイ崩壊につながる可能性があります。
I/O競合による過負荷状態
リビルド中は、全ディスクからの連続読み出しと新ディスクへの書き込みが同時進行します。この状態で通常業務の読み書きが重なると、I/Oが競合し、スループットが大きく低下する傾向があります。結果としてリビルド時間が「数時間」規模から「数十時間〜数日」に延びることもあり、その間は冗長性が低下した状態が続きます。
多重障害(2本目以降のディスク障害)
RAID5やRAID1では、1本故障した状態でリビルドを行います。この間に別ディスクで物理故障や読み出し不能セクタ(URE)が発生すると、パリティ計算が成立しなくなる場合があります。特に大容量HDDでは、全領域読み出し中にエラーへ遭遇する確率が上がると考えられています。
新ディスク不良・設定不整合
交換した新品ディスクに初期不良や相性問題があると、書き込みエラーでリビルドが停止することがあります。また、容量の微妙な差異やドライブ順序の誤認識など、構成情報の不整合がある場合も、再構築が正常に完了しないことがあります。
電源・温度・ファームウェア要因
リビルドは長時間高負荷が続くため、筐体内部の温度上昇や電源の不安定さが影響することがあります。停電や強制再起動が発生すると、RAID情報が破損する可能性も否定できません。さらに、RAIDコントローラやNASファームウェアの不具合が関与するケースも報告されています。
このような要因が重なると、リビルド失敗からアレイ崩壊に進むことがあります。重要データを扱う環境では、自己判断で操作を続けるほど復旧難易度が上がる傾向があります。業務データや基幹システムに関わる場合は、早い段階で専門家へ相談することが選択肢となります。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断とお見積りは無料、24時間365日体制でご相談を受け付けています。重要な業務データが関係する場合は、自己判断での操作を続ける前にご相談いただくことが望ましいと考えられます。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
これまで当社では以下の実績・強みに基づき、多くの法人様にご相談いただいてきました。
- RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※1)
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)
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- ご依頼の約8割・48時間以内に復旧完了
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サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。
※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
RAIDリビルド中にトラブルが起きたときの対処法
リビルド中の運用では、「負荷を抑える」「状態を監視する」「異常時に無理をしない」という3点が重要になります。ここでは、現場で実行可能な具体的手順を整理します。
アクセス負荷を最小限に抑える運用手順
リビルド時間を短縮し、追加障害の可能性を抑えるためには、業務I/Oを可能な範囲で抑制することが有効と考えられます。
- 可能であればオフピーク時間帯にリビルドを開始、または高負荷業務を一時停止します。
- バックアップが取得可能な場合、重要データから優先的に別媒体へ退避します。
- 不要なバッチ処理や大容量転送を停止し、筐体の冷却状況を確認します。
S.M.A.R.T.情報とログの確認方法
他ディスクの健全性を事前に把握することで、多重障害の兆候を早期に察知できる場合があります。
- RAID管理画面またはNAS管理画面にログインし、各ディスクの状態を確認します。
- S.M.A.R.T.項目の再配置セクタ数や代替処理保留中セクタをチェックします。
- エラー増加傾向があるディスクを特定し、無理な再試行を控えます。
リビルド失敗時の安全な初動対応
リビルドが停止・失敗した場合、連続再試行は状況を悪化させることがあります。まずは状態の保存と整理が優先されます。
- RAIDレベル、ディスク順序、進捗状況を画面保存し、ログを保全します。
- ディスクの抜き差しや初期化を行わず、現状構成を維持します。
- 重要データが含まれる場合はアクセスを停止し、専門業者への相談を検討します。
RAIDのリビルド失敗や多重障害が疑われる場合、自力での再構築や初期化は状況を悪化させる可能性があります。
デジタルデータリカバリーでは、RAIDやNAS・サーバーのご相談に対応し、初期診断と見積りを無料で案内しています。夜間や緊急時も含め、24時間365日で相談を受け付けています。まずは現状の確認からご相談ください。
デジタルデータリカバリーが法人に選ばれる理由
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デジタルデータリカバリーは、他社で復旧できなかった案件の相談が多く寄せられる「最後の砦」として、その技術力が評価されています。
その理由として、次の実績・強みがあります。
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HDDの復旧技術向上が評価され、2021年には「東京都経営革新優秀賞」を受賞しました。
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