突然、共有フォルダが開けない。RAIDがDegraded表示になった。誤ってボリュームを削除してしまった――このような事態に直面していませんか。とくに以下の症状が見受けられます。
- 共有フォルダにアクセスできずエラーが表示される
- RAID1/RAID5/RAID6がDegradedやFailedと表示される
- 管理画面でボリュームが消えている
NASのデータ消失は、家庭用2ベイRAID1からオフィスの4ベイRAID5/6まで、構成を問わず起こり得ます。しかし本当に重要なのは「原因の特定」以上に「最初に何をしてしまうか」です。焦って再構築や初期化を実行すると、RAID情報が上書きされ、復旧できたはずのデータが二度と戻らない可能性もあります。
だからこそ、安全側に立った判断と段階的な確認が不可欠です。ここでは想定される原因を整理し、状態を悪化させない対処法と専門家へ相談すべき目安を解説します。不安がある場合は、24時間365日対応の無料診断で現状を正確に見極めてください。
目次
NASのデータ消失原因
NASのデータ消失は大きく分けて、人為的な論理トラブルと、HDD/RAID/NAS本体の障害に分類されます。症状が似ていても背景は異なるため、原因の切り分けが重要です。
誤削除・誤フォーマット・誤初期化
共有フォルダやボリュームの削除、RAID再構築の実行、誤ったディスクの初期化など、人為的な操作による論理的な消失です。データ自体は残っている場合もありますが、初期化ウィザードを進める、再コピーを行うといった追加書き込みで上書きが進み、復旧が難しくなる傾向があります。
HDD・RAIDのハード障害
経年劣化や熱、電源トラブルなどでHDDが故障し、RAID5/6/10で多重障害やリビルド失敗が起きるケースです。異音、SMARTエラー、再配置セクタの増加、Volume crashed表示などが見られることがあります。通電や再起動の繰り返しで物理的損傷が進行する可能性があります。
ファイルシステム・メタデータ破損
ファームウェア更新の失敗、強制電源断、バッドセクタの進行などにより、ボリュームがマウントできない、エラー表示が出るといった論理破損が発生することがあります。自己流の修復コマンド実行で管理情報が書き換わると、後の解析が複雑になる場合があります。
マルウェア・外部要因
PC経由でマッピングされたNASが暗号化される、NAS自体が感染する、落下・水没・火災などの物理破壊といった外部要因です。暗号化後に不要な操作を重ねると、復旧手段の選択肢が狭まることがあります。
いずれの原因でも、誤った初動はデータ消失の範囲拡大やPC起動不能など二次被害につながる可能性があります。業務データや唯一のバックアップである場合は、自己判断を最小限にとどめ、専門的な診断を検討することが重要です。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断とお見積りは無料、24時間365日体制でご相談を受け付けています。重要な業務データが関係する場合は、自己判断での操作を続ける前にご相談いただくことが望ましいと考えられます。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
これまで当社では以下の実績・強みに基づき、多くの法人様にご相談いただいてきました。
- RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※1)
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)
- 他社で復旧不可とされた機器の対応実績8,000件以上(※3)
- ご依頼の約8割・48時間以内に復旧完了
- ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
- NDA(秘密保持契約書)の締結も可能
サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。
※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
NASのデータ消失時の対処法
対処は「追加書き込みを止める」「状態を保全する」を最優先にします。軽度の論理消失と、物理・RAID障害では対応方針が異なります。以下に安全側の手順を整理します。
初動対応の具体手順
まずは被害拡大を防ぐことを目的に、運用を止めて状況を記録します。再リビルドや再コピーは行わない方が安全側と考えられます。
- 共有停止や電源操作の前に、エラー表示・RAID構成・ディスク本数・直前操作を記録します。
- 追加の書き込みを止め、再コピーやリビルド、初期化ウィザードを進めないようにします。
- 既存バックアップ、スナップショット、クラウド同期の有無を管理画面から確認します。
軽度(論理消失)の確認と復元手順
誤削除など論理的な消失が疑われる場合は、NASの機能内での復元を優先します。物理兆候がある場合は無理に進めない判断も必要です。
- NASのごみ箱(recycle/trash)やスナップショット機能を開き、対象フォルダの世代を確認します。
- 外付けHDDや別NAS、クラウドバックアップがある場合、該当フォルダ単位でリストアを試みます。
- 物理異音やSMARTエラーがないことを確認したうえで、必要最小限のスキャンにとどめます。
HDD/RAID障害が疑われる場合の保全手順
異音、Degraded表示、リビルド停止などがある場合は、通電や再試行で悪化することがあります。保全を優先します。
- 速やかに電源を落とし、通電回数を増やさないようにします。
- 各HDDを取り出し、スロット順にラベルで番号を明記します。
- 可能であれば各HDDをイメージ化し、コピー側でRAID仮想再構成とファイルスキャンを行います。
NASのRAIDや大容量構成、多重障害、異音を伴うケースでは、自己リビルドや修復コマンドの実行が状況を複雑にする場合があります。
デジタルデータリカバリーでは、RAIDやNAS・サーバーのご相談に対応し、初期診断と見積りを無料で案内しています。夜間や緊急時も含め、24時間365日で相談を受け付けています。まずは現状の確認からご相談ください。
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