NASが突然起動しない、共有フォルダにアクセスできない、RAIDが崩れていると表示される――このようなトラブルに直面していませんか。代表的な症状として、以下のようなケースが見受けられます。
- 電源は入るが管理画面にログインできない
- 共有フォルダがネットワーク上に表示されない
- RAIDエラーやディスク故障の警告が出ている
- 異音が発生しデータにアクセスできない
これらの症状が出ている場合、内部ではLinuxベースのファイルシステムやRAID構成に障害が発生している可能性があります。
本記事では、Linuxを用いたデータ復旧が検討される代表的なケースと、リスクを最小限に抑えるための対処方針を専門家の視点で体系的に解説します。
対応に少しでも不安がある場合は、被害拡大を防ぐためにも、早めに無料診断で状況を見極めることを強くおすすめします。デジタルデータリカバリーでは、初期診断とお見積りは無料、24時間365日体制でご相談を受け付けています。重要な業務データが関係する場合は、自己判断での操作を続ける前にご相談いただくことが望ましいと考えられます。
目次
NASのデータ復旧でLinuxが必要なケース
LinuxベースのNASでは、OSやRAID管理情報、ファイルシステムのいずれかに障害が発生すると、通常の管理画面からデータにアクセスできなくなることがあります。症状を正しく見極めないまま再構築や初期化を行うと、状況が悪化する可能性も否定できません。まずは代表的な原因を整理します。
NASのOS破損・起動障害
電源は入るものの管理画面にアクセスできない場合、NAS内部のLinux OSやファームウェアが破損している可能性があります。この状態で再起動やファーム更新を繰り返すと、内部領域が上書きされることも考えられます。結果として、共有フォルダのデータに一切アクセスできなくなるケースもあります。
RAID情報の破損・ボリューム崩壊
RAID5やRAID6などで複数台構成を取っているNASでは、管理情報(mdadmメタデータなど)が破損すると、正常なディスクであってもボリュームが認識されない場合があります。誤って再構築を実行すると、元のストライピング情報が失われ、復旧難易度が高まる傾向があります。
Linux系ファイルシステムの破損
ext4やXFSなどのLinuxファイルシステムが破損すると、マウント不能やI/Oエラーが発生することがあります。不良セクタを抱えた状態でfsckやxfs_repairを実行すると、メタデータが書き換えられ、データ構造がさらに複雑化する可能性があります。
これらの原因を正しく把握せずに操作を続けると、データ消失や復旧不能につながるおそれがあります。特に物理障害が疑われる場合は、自力対応が状況を悪化させることもあります。
デジタルデータリカバリーでは、RAIDやNAS・サーバーのご相談に対応し、初期診断と見積りを無料で案内しています。夜間や緊急時も含め、24時間365日で相談を受け付けています。まずは現状の確認からご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
これまで当社では以下の実績・強みに基づき、多くの法人様にご相談いただいてきました。
- RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※1)
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)
- 他社で復旧不可とされた機器の対応実績8,000件以上(※3)
- ご依頼の約8割・48時間以内に復旧完了
- ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
- NDA(秘密保持契約書)の締結も可能
サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。
※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
LinuxベースのNASでデータ復旧を検討する方法
LinuxベースのNASでデータ復旧を検討する場合、重要なのは「書き込みを行わないこと」と「負荷を最小限に抑えること」です。以下では、比較的安全性を意識した基本的な流れを示します。ただし、すべてのケースで適用できるとは限らず、状況に応じた判断が必要です。
HDD取り外しと構成記録の手順
作業前にRAID構成やディスク順を正確に把握することが重要です。誤った順番で接続すると、RAIDの再認識が困難になる場合があります。
- NASの電源を完全に切り、通電がないことを確認します。
- 各HDDのスロット順・シリアル番号・RAIDレベルを写真やメモで記録します。
- 静電気対策を行いながらHDDを取り外し、別PCへ接続します。
ddrescueによるイメージ化の方法
不良セクタが疑われる場合、直接解析するのではなく、まずディスクイメージを取得する方針が一般的です。これにより、元ディスクへの負荷を抑えられる可能性があります。
- UbuntuなどのLive Linuxを起動し、対象ディスクを読み取り専用で認識させます。
- 十分な容量を持つ保存先ストレージを用意します。
- ddrescueコマンドでイメージファイルを作成し、ログを保存しながら複数回リトライします。
mdadmとLVMによる論理再構成手順
RAIDおよびLVMが採用されているNASでは、Linux上で論理的に再構成を試みる方法があります。ただし、操作ミスは上書きにつながる可能性があるため、慎重な判断が求められます。
- mdadmおよびlvm2パッケージを導入し、RAIDをアセンブルします。
- vgchange -ayでボリュームグループを有効化し、論理ボリュームを確認します。
- マウント時は読み取り専用オプションを指定し、外部ストレージへデータをコピーします。
Linuxを用いたNASデータ復旧は、一定の知識と経験が求められます。異音がある、複数ディスクに障害がある、暗号化構成で内部が把握できないといった場合は、専門設備が必要になることもあります。
デジタルデータリカバリーでは、RAIDやNAS・サーバーのご相談に対応し、初期診断と見積りを無料で案内しています。夜間や緊急時も含め、24時間365日で相談を受け付けています。まずは現状の確認からご相談ください。
デジタルデータリカバリーが法人に選ばれる理由
デジタルデータリカバリーは、法人のサーバ・RAID復旧で高い支持を得ています。
実績が証明する「復旧できる」技術力
デジタルデータリカバリーは、他社で復旧できなかった案件の相談が多く寄せられる「最後の砦」として、その技術力が評価されています。
その理由として、次の実績・強みがあります。
- データ復旧専門業者 17年連続データ復旧国内売上No.1(※1)
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- ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
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こうした実績・強みを背景に、特に法人のRAID復旧では、難易度の高い障害にも対応できる点から多くの企業様に選ばれてきました。
官公庁、国立大学法人、上場企業など、多くのお客様にご利用いただいています。

HDDの復旧技術向上が評価され、2021年には「東京都経営革新優秀賞」を受賞しました。
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