ASUSTOR NASを工場出荷状態(Factory Reset)に戻してしまい、これまで保存していたデータが突然表示されなくなった――そのようなご相談は決して珍しくありません。実際に見受けられる状況は、
- 初期化後にボリュームが未割り当てと表示される
- 共有フォルダが消え、アクセスできない
- 写真や業務データが空になっている
といったケースです。Factory Resetでは設定のみならずボリュームが初期化される場合があり、データが消去扱いとなることもあります。しかも、再設定や上書きを進めると復旧可能性が急激に低下する恐れも否定できません。しかしながら、保存領域の状態次第ではデータが残存している可能性もあります。
本記事では、ASUSTOR初期化後に考えられる主な原因と、状況別に取るべき安全な対処法を専門家の視点で整理します。まずは現状を正確に把握するため、無料診断で復旧可否を確認してください。
目次
ASUSTORを初期化してしまうケース
ASUSTORを初期化した後にデータが消えたように見える場合でも、実際には「どの種類のリセットを行ったか」によって状況は異なります。誤った理解のまま操作を続けると、データ消失が進行し、復旧が難しくなる傾向があります。まずは代表的な原因を整理します。
Factory Defaultによるボリューム初期化
Factory Default(ハードリセット)を実行した場合、ボリュームを含めて初期状態に戻ることがあります。この場合、ファイルシステムが再構築され、既存データは削除扱いとなることが一般的です。RAID構成も再初期化されるため、論理構造が上書きされる可能性があります。
Soft resetと誤認しているケース
ネットワーク設定やadminパスワードのみを初期化するSoft resetであれば、通常はデータ領域に影響しないと考えられます。しかし、操作内容を正確に把握していないと、実際にはFactory Defaultが実行されていたというケースもあります。リセットの種類を確認しないまま操作を続けると、状況判断を誤る恐れがあります。
初期化後の上書き操作
初期化後に新しいボリュームへ大量のデータを書き込んだ場合、旧データ領域が上書きされる可能性があります。上書きが進むと、復旧可能なセクタが減少し、結果としてデータ復旧が難しくなる傾向があります。再初期化やフォーマットの繰り返しも同様にリスクを高める要因です。
Factory Reset後の状態は一見すると「完全に消えた」ように見えることがありますが、実際にはディスク上に痕跡が残っている場合もあります。ただし、自己判断での操作は状況を悪化させることがあります。重要なデータがある場合は、早い段階で専門的な診断を検討することが重要です。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断とお見積りは無料、24時間365日体制でご相談を受け付けています。重要な業務データが関係する場合は、自己判断での操作を続ける前にご相談いただくことが望ましいと考えられます。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
これまで当社では以下の実績・強みに基づき、多くの法人様にご相談いただいてきました。
- RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※1)
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)
- 他社で復旧不可とされた機器の対応実績8,000件以上(※3)
- ご依頼の約8割・48時間以内に復旧完了
- ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
- NDA(秘密保持契約書)の締結も可能
サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。
※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
ASUSTOR初期化後の対処法
ASUSTORを工場出荷状態に戻した後の対処は、「これ以上書き込まないこと」と「現状を正確に把握すること」が基本になります。状況に応じた対応を行うことで、復旧の可能性を保てる場合があります。以下に代表的な対処法を示します。
バックアップからの復元確認手順
最も安全性が高いのは、事前バックアップからのリストアです。ASUSTOR Backupや外付けHDD、クラウドなどを確認します。
- 外付けHDDやクラウドストレージにバックアップデータが残っていないか確認します。
- 別のPCからバックアップ媒体を読み取り、必要データの存在を確認します。
- NAS本体へ戻す前に、まずは別媒体へコピーし、データを二重保管します。
ディスク取り外しと解析準備手順
バックアップがない場合は、これ以上NASへ書き込まず、ディスク単体での解析を検討します。RAID順序の保持が重要になります。
- NASの電源を切り、全ディスクをベイ番号順にラベル付けします。
- 取り外したディスクを読み取り専用で接続できる環境を用意します。
- 誤ってフォーマットや修復を実行しないよう、自動修復機能を無効にします。
ディスクイメージ取得と復旧ソフト解析手順
直接ディスクを操作するのではなく、まずはイメージ(複製データ)を取得してから解析を行う方法が推奨されます。
- 専用ツールを使用して各ディスクの完全イメージを別ストレージに保存します。
- 復旧ソフトでRAID構成を推定し、仮想RAIDを構築します。
- ファイルスキャンを実施し、復元可能なデータを別媒体へ保存します。
RAID5やRAID6など複数台構成の場合、パリティ情報の解析が必要になることがあり、専門的な知識が求められます。誤ったパラメータで再構築を行うと、データが破損する場合もあります。
デジタルデータリカバリーでは、RAIDやNAS・サーバーのご相談に対応し、初期診断と見積りを無料で案内しています。夜間や緊急時も含め、24時間365日で相談を受け付けています。まずは現状の確認からご相談ください。
デジタルデータリカバリーが法人に選ばれる理由
デジタルデータリカバリーは、法人のサーバ・RAID復旧で高い支持を得ています。
実績が証明する「復旧できる」技術力
デジタルデータリカバリーは、他社で復旧できなかった案件の相談が多く寄せられる「最後の砦」として、その技術力が評価されています。
その理由として、次の実績・強みがあります。
- データ復旧専門業者 17年連続データ復旧国内売上No.1(※1)
- 累計50万件以上のご相談実績(※2)
- 他社で「復旧不可」と判断された機器でも、8,000件以上の復旧実績(※3)
- RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※4)
- ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
- NDA(秘密保持契約書)の締結も可能
こうした実績・強みを背景に、特に法人のRAID復旧では、難易度の高い障害にも対応できる点から多くの企業様に選ばれてきました。
官公庁、国立大学法人、上場企業など、多くのお客様にご利用いただいています。

HDDの復旧技術向上が評価され、2021年には「東京都経営革新優秀賞」を受賞しました。
スピード対応|約8割を48時間以内に復旧
当社は常時7,300台以上の部品を保有し、ワンフロア体制の自社ラボで対応しているため、スピード対応を可能にしています。











































