Synology NASでファイルを削除した後、#recycleフォルダが見つからない、あるいは中身が空になっていると不安を感じていませんか。とくに業務データや長年保存してきた写真が消えている場合、時間の経過とともに復旧の可能性が二度と戻らない状況へ進行する恐れがあります。たとえば、以下の症状が見受けられます。
- #recycleフォルダ自体が表示されない
- 削除したはずのファイルが保存されていない
- 突然フォルダの中身が空になっている
これらは共有フォルダ設定や自動削除ポリシー、容量逼迫による自動消去が影響している可能性があり、すでにデータが完全削除されているケースも否定できません。
本記事では、#recycleフォルダの仕組みと正しい復元方法、さらにデータが見当たらない原因と安全な対処法を体系的に整理します。もし原因の切り分けが難しい場合は、24時間365日対応の無料診断で現状を正確に見極めてください。
目次
#recycleにデータが無い原因
#recycleフォルダは、共有フォルダ単位で有効化されるNAS側のごみ箱機能です。しかし設定状況や運用方法によっては、削除データが保存されない、あるいは一定期間後に自動消去される場合があります。誤った操作を続けると、上書きにより復旧が難しくなることも考えられます。
Cause1:ごみ箱機能が無効になっている
共有フォルダで「ごみ箱を有効にする」が設定されていない場合、削除したファイルは#recycleへ移動せず、そのまま削除扱いになります。設定前の削除データは保存されないため、気付かないうちに消失していることがあります。
Cause2:自動削除タスクで消去されている
Synologyでは、一定日数経過後に#recycle内を自動削除するポリシーを設定できます。容量逼迫時に自動整理されることもあり、削除から時間が経過している場合は既に消えている可能性があります。
Cause3:ボリューム・RAID障害が発生している
NAS自体にボリュームエラーやRAID障害が発生している場合、#recycleフォルダも含めてアクセスできなくなることがあります。この状態で再構築や初期化を行うと、データ消失の範囲が広がることも考えられます。
これらの状況を放置したり、自己判断で初期化や再同期を行ったりすると、復旧可能な領域まで失われる可能性があります。特にRAIDやボリューム障害が疑われる場合は、状態を悪化させない判断が重要になります。原因を正確に把握したうえで対処を選択することが、データ保全の分かれ目になります。
デジタルデータリカバリーでは、RAIDやNAS・サーバーのご相談に対応し、初期診断と見積りを無料で案内しています。夜間や緊急時も含め、24時間365日で相談を受け付けています。まずは現状の確認からご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
これまで当社では以下の実績・強みに基づき、多くの法人様にご相談いただいてきました。
- RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※1)
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)
- 他社で復旧不可とされた機器の対応実績8,000件以上(※3)
- ご依頼の約8割・48時間以内に復旧完了
- ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
- NDA(秘密保持契約書)の締結も可能
サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。
※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
「#recycle復元」の対処法
削除直後であれば、#recycleからの復元が可能なケースがあります。一方で、表示されない場合やNAS障害が疑われる場合は対応を誤ると上書きリスクが高まります。状況別に確認手順を整理します。
エクスプローラーから復元する方法
Windowsから直接NASへアクセスできる場合、共有フォルダ内の#recycleを確認します。
- WindowsエクスプローラーでNASの共有フォルダにアクセスします。
- 対象フォルダ内の「#recycle」フォルダを開き、削除日時やファイル名で検索します。
- 復元したいデータを右クリックし、元のフォルダまたは別の安全な保存先へコピーします。
DSMのFile Stationから復元する方法
管理画面から確認することで、隠しフォルダ設定の影響を受けずに閲覧できる場合があります。
- ブラウザからDSMへログインします。
- 「File Station」を開き、該当する共有フォルダ配下の「#recycle」を表示します。
- 復元したいファイルを右クリックし、「コピー先」または「移動先」で保存場所を指定します。
#recycleが無い場合の確認手順
#recycle自体が表示されない場合は、設定やストレージ状態を確認します。
- 「コントロールパネル」から共有フォルダ設定を開き、「ごみ箱を有効にする」がオンか確認します。
- 自動削除ポリシーの設定日数や容量条件を確認します。
- ストレージマネージャでボリュームやRAIDの状態を確認し、異常表示がないかをチェックします。
NASの削除トラブルは、操作を続けることで復旧難易度が上がる傾向があります。特にRAIDやボリューム異常がある場合は、通電や再構築を繰り返す前に専門的な診断を受けることが重要と考えられます。
デジタルデータリカバリーでは、累計ご相談件数50万件以上(期間:2011年1月〜)初期診断とお見積りは無料、24時間365日対応しています。重要なデータがある場合は、状態が悪化する前にご相談ください。
デジタルデータリカバリーが法人に選ばれる理由
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デジタルデータリカバリーは、他社で復旧できなかった案件の相談が多く寄せられる「最後の砦」として、その技術力が評価されています。
その理由として、次の実績・強みがあります。
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こうした実績・強みを背景に、特に法人のRAID復旧では、難易度の高い障害にも対応できる点から多くの企業様に選ばれてきました。
官公庁、国立大学法人、上場企業など、多くのお客様にご利用いただいています。

HDDの復旧技術向上が評価され、2021年には「東京都経営革新優秀賞」を受賞しました。
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