LinkStationの共有フォルダ「share」が突然見えなくなった、開けなくなった──このようなご相談を多くいただいています。以下のような症状が出ている場合、何らかの障害が発生している可能性があります。
- エクスプローラー上から「share」フォルダが消えた
- フォルダは見えているが、クリックしても開けない
- 以前はアクセスできていたのに、急に表示されなくなった
「share」は出荷時に標準で設定されている共有領域ですが、次のような複数の要因によりアクセス不能になることがあります。
- NAS本体の設定変更や再起動によるアクセス権のリセット
- SMBサービスの停止またはプロトコルバージョンの非対応
- WindowsやMac側の認証情報やネットワーク設定の不整合
誤った設定変更やファイル操作を行うと、データ消失や他フォルダへの影響が広がるリスクがあります。
本記事では、LinkStationの「share」フォルダが見えない・開けない原因を正しく見極め、安全に確認・復旧する方法を専門家の視点から解説します。
大切なデータへのアクセスができない状況にお困りの場合は、24時間365日対応の無料初期診断をご利用ください。状況を把握し、最適な復旧方法をご提案いたします。
目次
「share」フォルダが見えない主な原因
LinkStation の「share」が表示されない場合、物理的な障害だけでなく、設定や仕様変更によるケースもあります。まずは原因を整理し、どの範囲に問題があるのかを把握することが重要です。
フォルダが削除・名称変更されている
他の管理者やユーザーによって「share」フォルダが削除された、または名称を変更された場合、エクスプローラ上で見えなくなります。特に運用中に「public」「data」など別名の共有に切り替えたケースでは、実際のデータは残っていても「share」という名前の共有が存在しません。
管理画面(Web 設定)から「共有フォルダー設定」を開き、「share」というフォルダが存在するかを確認します。見当たらない場合は、復旧前にデータの所在を慎重に確認する必要があります。誤って新規作成すると、元データを上書きしてしまうおそれがあります。
Windows 10/11 側の SMB 設定変更
LinkStation が古いモデルの場合、Windows の更新によって SMB1 通信が無効化されることがあります。Web 管理画面にはアクセスできるのに、エクスプローラで「\\LinkStation名」や「\\192.168.x.x」を開いてもフォルダが表示されない場合、この SMB 設定が影響していることがあります。
SMB1 は古い通信方式で、Windows の標準設定では無効になっていることが多いため、必要に応じて一時的に有効化して確認します。ただし SMB1 には脆弱性があるため、業務環境では管理者に使用可否を確認することが推奨されます。
LinkStation 本体や HDD の障害
「share」だけでなく他のフォルダも開けない、または EM(エマージェンシーモード)表示が出ている場合は、本体 OS または HDD の障害が考えられます。特にアクセス時にエラーが出る、LED が赤く点滅するなどの症状があるときは、障害の可能性が高まります。
この状態で電源の入れ直しや初期化を行うと、データ構成情報が失われるおそれがあります。重要なデータを扱っている場合は、速やかに電源を切り、状態を記録したうえで専門のデータ復旧業者に相談することが安全です。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断とお見積りを無料で24時間365日対応しています。専門スタッフが機器の状態を正確に診断し、最適な復旧方法をご案内します。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
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- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
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特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
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※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
「share」フォルダが見えない場合の対処法
原因が特定できたら、LinkStation と Windows の両面から安全に確認を行います。作業前に、復旧が必要なデータがある場合は、誤操作による上書きを防ぐため業者への相談も検討してください。
NAS 共有フォルダの存在確認と再作成
管理画面にアクセスできる場合は、共有フォルダー設定から「share」の有無を確認します。削除や名称変更が行われている場合、元データの位置を特定したうえで慎重に対応します。
- Web 管理画面にログインし、「共有フォルダー設定」を開きます。
- 「share」というフォルダが存在するか確認します。
- 存在しない場合は、同名で新規作成できますが、データが失われていないか確認後に実施します。
- 既存の別名フォルダ(public、data など)がある場合は、そちらの共有にアクセスして内容を確認します。
Windows の SMB 設定を確認・変更
古い LinkStation を使用している場合、SMB1 無効化によって共有が見えなくなることがあります。設定を変更することで一時的にアクセスできる可能性があります。
- 「コントロールパネル」を開き、「プログラムと機能」→「Windows の機能の有効化または無効化」を選択します。
- 一覧から「SMB 1.0/CIFS クライアント」にチェックを入れます。
- 「OK」を押して再起動します。
- 再起動後、「\\LinkStation名」または「\\192.168.x.x」を入力してフォルダが表示されるか確認します。
障害が疑われる場合の安全な対応
LinkStation が動作不安定、または共有フォルダが複数見えない場合は、HDD や OS 障害の可能性があります。データを守るためには、再起動や初期化を避け、現状を維持したまま診断を依頼することが大切です。
- LinkStation の電源を切ります。
- LED の点灯状態やエラーメッセージを控えておきます。
- NAS Navigator2 などで機器が認識されるか確認します。
- データが重要な場合は、専門のデータ復旧業者に相談します。
「share」フォルダが消えた・アクセスできない場合、誤操作による上書きや再構成でデータが失われることがあります。専門環境での診断が、データを守る最も確実な方法です。当社では、LinkStation やその他 NAS 製品のトラブルに対し、無料の初期診断を行っています。
「下手に触って悪化させたらどうしよう…」とお悩みなら、まずは無料で状況を見極めることから始めてみてください。当社では24時間365日体制で無料初期診断を行っておりますので、被害拡大を防ぐためにも、お早めのご相談をおすすめします。
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