Western Digital My Cloud PR4100が突然起動しなくなり、電源を入れても無反応、または「Welcome to WD MyCloud」の画面でフリーズしてしまう――そんな予期せぬトラブルに戸惑う方が少なくありません。
- 電源ボタンを押しても本体が動かない
- ディスプレイに「Welcome」のまま進まない
- アクセスランプが点灯していても共有フォルダに入れない
このような症状が出た場合、電源系統の異常やファームウェアの破損、HDDやRAID構成の不整合など、複数の技術的な要因が考えられます。焦って初期化を行ったり、HDDを取り外してしまうと、貴重なデータを取り戻せなくなるリスクが高まります。
本記事では、My Cloud PR4100が起動しない際に考えられる主な原因を整理し、ユーザーが安全に確認できる手順や、復旧のための適切な対処方法をわかりやすく解説しています。
NASに業務用データや思い出の写真を保存している場合、誤った対応が致命的になることも。状況が悪化する前に、24時間365日対応の無料診断をご活用ください。
目次
Western Digital My Cloud PR4100が起動しない主な原因
My Cloud PR4100が起動しない場合、原因は大きく3つに分けられます。ここではそれぞれの特徴と注意点を整理します。
電源ユニット・本体基板の故障
電源ボタンを押してもLEDが点かず、ファンも回らない場合は、本体内部の電源ユニットや基板に問題がある可能性があります。特に長期間稼働している機器や電源周りの不具合が疑われるケースでは、ユーザー側で対応できる範囲は限られます。
電源ケーブルやACアダプタの劣化、コンセント側の電圧変動が影響していることもあるため、異常を感じた際は通電環境を含めて慎重に確認しましょう。
ファームウェア更新やインデックス処理によるフリーズ
電源ランプが青く点滅したまま「Welcome to WD MyCloud」の画面で止まり、ネットワークアクセスができない場合は、ファームウェアの更新途中やインデックス処理でシステムが停止していることがあります。
この症状では、強制再起動やリセットを繰り返すと内部のデータ領域に負荷を与えるおそれがあるため、慎重な対応が必要です。
HDDまたはRAIDの異常
電源ランプは点灯しているものの、一部または全てのドライブLEDが赤く点灯・点滅している場合は、RAID構成の一部が破損している可能性があります。複数ドライブ構成のNASでは、ディスク1台の障害が全体の認識不良につながるケースもあります。
誤った再構築や初期化操作を行うとデータが失われるリスクが高いため、自己判断での操作は避け、慎重に対処することが重要です。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断とお見積りを無料で24時間365日対応しています。専門スタッフが機器の状態を正確に診断し、最適な復旧方法をご案内します。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
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- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
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※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
Western Digital My Cloud PR4100が起動しないときの対処法
ここでは、原因別に安全に行える確認方法と復旧へのステップを紹介します。無理な操作はさらなる損傷を招くことがあるため、データの重要度に応じて慎重に判断してください。
電源系統の確認と放電リセット手順
電源が入らない、LEDが点灯しない場合は、電源ユニットやケーブルの不良が疑われます。基本的なチェックを行うことで、単純な接触不良によるトラブルを排除できます。
- 電源ケーブルとACアダプタを本体とコンセントから外します。
- 5〜10分ほど待ち、内部の電気を放電させます。
- 別のコンセントまたは電源タップに接続し、再度電源ボタンを押して起動を確認します。
- それでも反応がない場合は、電源ユニットまたは基板の故障が疑われるため、分解は行わず専門業者に相談します。
フリーズ状態の安全な再起動方法
電源ランプが青点滅のまま「Welcome」画面で止まる場合は、ファームウェアやシステム処理が停止している可能性があります。無理な再起動を繰り返すとデータ領域にアクセスできなくなることがあるため、慎重に操作しましょう。
- 電源ボタンを約4秒間長押しして、安全にシャットダウンします。
- 一度だけ再度電源を入れ、起動が進むか確認します。
- 改善しない場合は、電源を切り、ドライブを順番をメモしてすべて抜き取ります。
- ドライブなしで電源を入れ、「No drives installed」などのメッセージが表示されるかを確認します。
- この状態で正常に起動画面が出る場合は、本体側は正常であり、ドライブやRAID構成に問題がある可能性が高いと判断されます。
HDD・RAID異常時の初期確認手順
ドライブLEDが赤点灯している場合や異音がする場合は、RAIDの構成崩壊や物理障害の恐れがあります。誤った操作を避けるため、確認は最小限にとどめましょう。
- 電源を切り、すべてのドライブのスロット番号をメモしておきます。
- ドライブを一度に抜き差しせず、個別に接触状態を確認します。
- 管理画面に入れる場合は、外付けHDDなどに重要データのバックアップを優先して行います。
- RAID再構築や初期化、リセット操作は行わないようにします。
- 複数ドライブの障害や異音がある場合は、すぐに電源を切り、データ復旧専門業者へ相談します。
Western Digital My Cloud PR4100の起動トラブルは、電源系統からRAID構成まで複雑に絡むことがあります。自己判断での復旧を試みると、症状を悪化させるおそれがあります。
電源が入らない、RAIDが認識しない、LEDが赤点灯しているなどの症状がある場合は、早めにご相談ください。専門スタッフが安全な復旧方針を提案します。
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