VMware製品のアップデート時に、以下のようなエラーが表示され、処理が止まってしまうケースが多数報告されています。
- 「update server could not be resolved」
- 「Update Tools failed」
- 「Cannot download VIB」などの通信エラー
これらの問題は、アップデート対象の製品(ESXi本体・vCenter Server・Workstation・VMware Tools など)によって原因が異なりますが、共通して見られるトラブル傾向があります。
エラーのまま作業を続けると、仮想マシンの起動失敗やサービス停止といった重大トラブルに繋がる恐れがあります。
本記事では、VMwareアップデート時に発生しやすい原因や注意点について、製品別の傾向を踏まえてわかりやすく解説します。もし作業途中で不安を感じたら、専門エンジニアによる無料診断をぜひご活用ください。最適な対処法をスピーディーにご提案します。
目次
VMwareアップデートエラーの原因
VMwareのアップデートエラーは、主にネットワーク・証明書の問題、既存設定の不整合、権限設定の制限、依存関係の欠如などが要因となります。複数の製品間で共通するパターンが多く、特にBroadcom移行後は証明書や更新サーバURLの変更が影響するケースもあります。
ネットワーク・証明書の問題
WorkstationやVMware Toolsのアップデートでは、Broadcomによる配信サーバURLの変更により、証明書の検証エラーや「アップデートサーバに接続できない」といった通信エラーが発生することがあります。特に自動アップデート機能利用時に多く報告されています。プロキシ設定やファイアウォールでHTTPS通信が制限されていると、アップデートサーバの証明書が正しく検証できず失敗します。
証明書やネットワーク設定を見直しても改善しない場合、ベンダ側の証明書更新やURL移行の影響で接続が一時的に不安定になっているケースも考えられます。この場合は無理に再試行を繰り返さず、時間をおいて再実行するか、手動アップデートに切り替えるのが安全です。
既存ファイルや設定の不整合
以前のVMware Toolsのアップグレードファイルが残っていると、新しいバージョンとの競合でアップデートが失敗することがあります。特にWindowsゲストでは、古いインストールデータや残存したサービス登録情報が原因となりやすいです。またESXiのLifecycle Manager(旧Update Manager)では、古いパッチ定義が新しいバージョンと競合して「パッチ適用に失敗する」事例も見られます。
このような不整合が残ったまま再適用を繰り返すと、LCMデータベースに不正な状態が蓄積し、他のホスト更新にも影響を及ぼす場合があります。
権限・構成設定によるブロック
VMware Tools更新時に「Update Tools failed. Edit the virtual machine’s vmx file…」というエラーが表示される場合、vmxファイル内でゲストからのアップグレードが無効化されている可能性があります。この場合は、設定パラメータ isolation.tools.guestInitiatedUpgrade.disable の値が “TRUE” になっていると、Toolsの更新要求がブロックされます。
また、vSphere Lifecycle ManagerでESXiをパッチする際、「VMware vSphere Lifecycle Manager had an unknown error」などと表示される場合、ホストとの通信権限不足や証明書の整合性が取れていない可能性もあります。
依存関係・OS側の問題
LinuxゲストOSでToolsのアップデートが失敗する場合、gccやkernel-develなどの依存パッケージが不足していることが多いです。特にカーネル更新後は、ヘッダファイルと実行中のカーネルバージョンが一致していないとビルドが失敗します。
またWindows環境では、セキュリティ更新やドライバの互換性によりWorkstationが正常に起動できないケースも報告されています。これらはOSアップデートとのタイミングが重なった場合に起こりやすく、ドライバ復元や再インストールが必要になることがあります。
これらの原因を放置すると、アップデートが途中で停止したり、構成が壊れて起動不能になる恐れがあります。原因を特定できない場合は、ログを採取した上で専門サポートに相談するのが安全です。次に、実際のエラー種別ごとの具体的な対処手順を解説します。
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VMwareアップデートエラー時の対処法
VMwareのアップデートエラーは、原因を正確に切り分けたうえで、それぞれのレイヤー(Tools・Workstation・ESXiなど)に応じた対処が必要です。誤った修復操作を行うと、仮想マシンや設定ファイルが破損する恐れがあります。ここでは、安全に改善を試みるための代表的な手順を紹介します。
VMware Toolsアップデートエラーへの対処
VMware Toolsの更新に失敗する場合、古いバージョンの残骸やvmx設定が影響していることがあります。適切な設定を確認し、再インストールを行うことで改善できる場合があります。
- 対象の仮想マシンを一度シャットダウンします。
- VMの構成ファイル(vmx)を開き、
isolation.tools.guestInitiatedUpgrade.disable = "FALSE"を追加または修正します。 - VMを再起動し、VMware Toolsのアップグレードを再実行します。
- 再度エラーが出る場合は、既存のToolsをアンインストール後に最新版を手動でインストールします。
ESXi/vSphere Lifecycle Managerのパッチ適用エラーへの対処
「Lifecycle Manager had an unknown error」や「host failed to patch」などのエラーは、LCMデータベース内の古い定義ファイルが競合している場合に発生します。この場合、データベースのクリーンアップやオフラインアップデートが有効です。
- vCenter ServerのLifecycle Manager設定を開き、古いパッチ定義を削除します。
- VMwareのナレッジベース(例:KB2147284)を参考に、データベースを再同期します。
- 必要なパッチISOまたはオフラインバンドルをVMware公式サイトからダウンロードします。
- ベースラインを作成し、ISO経由で手動アップデートを実行します。
Workstationの自動アップデートエラーへの対処
Broadcom移行後、一部のWorkstationではアップデートサーバのURL変更により、自動更新が動作しないケースがあります。証明書やURLの整合性が取れない場合、自動アップデートは成功しません。
- VMware公式サイトにアクセスし、最新版のWorkstationインストーラをダウンロードします。
- 現在のWorkstationをアンインストールせず、ダウンロードしたインストーラを実行して上書きインストールします。
- インストール後、再起動してバージョンが更新されたことを確認します。
- 自動更新機能が引き続き動作しない場合は、設定画面で自動アップデートを無効化しておくと安定します。
ネットワーク・証明書設定の確認方法
アップデート中に「update server could not be resolved」や「証明書の検証に失敗しました」と表示される場合、通信経路やプロキシ設定の確認が必要です。BroadcomやVMwareのURL変更に伴う証明書の更新に対応していない場合もあります。
- 使用しているネットワーク環境で、HTTPSポート(443)がブロックされていないか確認します。
- プロキシサーバやファイアウォールで *.vmware.com ドメインへの通信が許可されていることを確認します。
- 証明書の有効期限とルート証明書の状態を確認し、必要に応じて更新します。
- 問題が解消しない場合、ベンダ側の証明書変更が影響している可能性があるため、手動アップデートで対応します。
アップデートエラーの多くは、システムや環境の整合性が崩れて発生するものです。誤った修正を試みると、構成破損やデータ損失を招くおそれがあります。特に仮想環境の重要データを扱う場合は、専門業者への相談が安全です。
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