以下のような異常が突然発生し、ASUSTOR AS6602Tが正常に起動しなくなっていませんか?
- System LEDが点滅したまま止まらない
- ビープ音が鳴り続けている
- すべてのランプが消灯したままで反応がない
これらの症状は、本体内部の基板故障や通電不良、またはNAS OSのシステム障害、HDD構成の異常などが疑われるサインです。NASは複数のHDDで構成されたストレージの中枢であり、トラブル時の誤操作が原因でRAID崩壊やデータ消失が起こるリスクがあります。
電源を繰り返し入れ直す、HDDを抜き差しするなど、自己判断での対応は危険です。大切な写真や業務データを守るためには、正しい手順で状態を確認し、慎重に対処する必要があります。本記事では、AS6602Tが起動しないときに想定される原因と、安全な確認ポイントを専門的な視点から丁寧に解説しています。
もし「これはまずいかも」と感じたら、24時間365日対応の無料初期診断をご利用ください。状況を見極め、最適な復旧方法をご案内いたします。
目次
ASUSTOR AS6602Tが起動しない主な原因
ASUSTOR AS6602Tが起動できない場合、電源・基板・OS・HDDなど複数の箇所に異常が発生している可能性があります。特にNASはRAID構成で動作しているため、誤った操作を行うとデータ消失につながるおそれがあります。
電源ユニットやマザーボードの故障
電源ボタンを押してもランプが点灯しない、またはすぐに消灯してしまう場合は、電源ユニットや本体基板の故障が考えられます。内部の電圧供給が不安定な状態では、HDDに電力が届かず、RAID構成情報が正常に読み込まれません。繰り返し電源を入れ直すと、電圧変動によってHDDを損傷する危険もあります。
こうした場合、一般的な家電用ケーブルや他機種用のアダプタを流用すると、規格の違いでさらに悪化することがあります。通電確認は安全な環境で一度のみ行い、異常時は専門業者による診断が推奨されます。
ADM(OS)やシステム領域の破損
System LEDが点滅したまま「Starting system, please wait…」で止まる、またはビープ音が断続的に続く場合、ADM(ASUSTOR Data Master)の破損が疑われます。OS領域がHDD上に格納されているため、ファームウェア更新失敗や停電・強制終了の影響で起動処理が止まるケースがあります。
この状態で再インストールや初期化を自己判断で行うと、データ領域を上書きしてしまい、復旧が極めて困難になることがあります。特にRAID構成のNASでは、システム再構築がデータ消失に直結するため注意が必要です。
HDD/RAID構成やファイルシステムの異常
電源は入っているのにASUSTOR Control Centerに表示されない、あるいは初期化画面から進まない場合は、HDDの物理障害やRAID情報の崩壊が起因している可能性があります。異音(カチカチ・カリカリ音)がある場合は特に深刻です。
このような状態で再起動を繰り返すと、不良セクタが増加し、読めていた領域まで読み取れなくなることがあります。データ優先であれば、通電を控えて専門の復旧業者に診断を依頼するのが安全です。
メモリや拡張カードによるPOST停止
AS6602Tはメモリ増設やPCIeカードの装着に対応していますが、これらのハードが原因でPOST(電源投入時の初期検査)が止まることもあります。HDMI出力にカーソル点滅だけが表示される症状は典型的です。増設メモリの不良や互換性の問題で起動が停止するケースも確認されています。
この場合、追加メモリを一度取り外し、純正構成での起動確認を行うことで切り分けが可能です。ただし、内部操作時にHDDを誤って抜くとRAID構成を壊す恐れがあるため、慎重な取り扱いが必要です。
上記のように、起動不能の原因はハード・ソフト両面に及ぶことがあります。誤った判断や再起動の繰り返しは状態を悪化させるため、現状を正確に記録し、専門業者へ相談することが望ましいです。
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【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
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- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
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※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
ASUSTOR AS6602Tが起動しないときの安全な対処法
ASUSTOR AS6602Tが起動しない場合でも、原因を段階的に確認すれば状況を特定できる可能性があります。ただし、データが残っているNASでは誤った操作が復旧難度を高めるため、慎重な手順が求められます。ここでは、安全に確認できる範囲での対応方法を紹介します。
ケーブルと電源まわりの基本チェック
ASUSTOR NASでは、電源ケーブルやACアダプタ、LANケーブルの接触不良が原因で起動できないことがあります。まずは安全を確保したうえで、外部環境をリセットするように確認しましょう。
- NAS本体と電源コード、LANケーブルをすべて抜きます。
- 別のコンセントやタップを使用して再接続します。
- ACアダプタや電源コードに断線・変形がないかを確認します。
ケーブルを交換しても起動しない場合は、電源ユニットや基板の不具合が疑われます。無理に電源を入れ直さず、現状のランプ状態を記録しておきましょう。
LEDランプ・ビープ・画面の状態を記録する
起動時のSystem LEDやHDD LEDの点滅状態、ビープ音の有無と回数は、原因を特定するうえで重要な情報になります。HDMI出力がある場合は、BIOSロゴの後にカーソルが点滅するだけか、メッセージが表示されるかも確認しておきます。
- System LEDとHDD LEDの色・点滅パターンを観察します。
- ビープ音が鳴る場合は回数を数えてメモします。
- 画面が出る場合は、メッセージ内容をスマートフォンなどで撮影します。
これらの情報を残しておくことで、後から業者へ相談する際に迅速かつ正確な診断が可能になります。
電源リセットを一度だけ試す
通電後にフリーズしている場合は、電源リセットを一度だけ実行して再起動を試みます。複数回の再起動はHDDの負担を増やすため避けましょう。
- 電源ボタンを長押しして完全にシャットダウンします。
- 数分待ってから再度電源ボタンを押します。
- 10分ほど動作を観察し、LEDの変化を確認します。
再起動しても「Starting System」で止まる、またはビープ音が続く場合は、HDDまたはADM領域の障害が考えられます。これ以上の操作は避け、データを優先する判断が必要です。
データ優先と装置優先の判断を明確にする
ASUSTOR NASが起動しない際には、「データを守りたいのか」「再構築を優先するのか」を早い段階で決めることが重要です。誤った初期化や再構築は、RAID情報の破損につながることがあります。
- データを優先する場合は、NASをこれ以上操作せず電源を切ります。
- HDDの抜き差しや順番変更は行わないでください。
- ASUSTOR対応のデータ復旧業者に、機種名・ランプ状態・ビープ回数を伝えて相談します。
装置を再構築したい場合は、ASUSTOR公式サポートの手順に沿ってADMを再インストールする方法もありますが、既存データは消去される前提になります。データを取り戻したい場合は専門業者への依頼が安全です。
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