以下のような症状が突然現れた場合、TerraMaster U8-111の内部で重大な障害が発生している可能性があります。
- 本体の電源が入らない
- LEDランプが点灯しない
- TOS(TerraMaster OS)が起動しない
こうしたトラブルが発生した際、原因は機器本体の電源系統やマザーボード、OSの起動領域の破損、あるいはRAID構成を含むHDDの異常である可能性があります。放置や誤った対応は、保存データを「二度と取り戻せない」状況に追い込むリスクを伴います。
データ消失を回避するためには、むやみに再起動を繰り返したり、HDDを取り外すなどの自己判断による操作は避け、まずは状態の正確な把握が必要です。この記事では、データを安全に守るために避けるべきNG行動と、トラブルの原因別に行うべき安全な確認・復旧手順をわかりやすく解説します。
大切な業務データや思い出のファイルを確実に守るために、まずは無料の初期診断(24時間365日)をご活用ください。状況を正確に見極めたうえで、最適な解決策をご提案します。
目次
TerraMaster U8-111が起動しない原因
TerraMaster U8-111が起動しない場合、主に以下の3つの要因が考えられます。物理的な故障からシステムエラー、RAID情報の破損まで、原因によって取るべき対応が異なります。
本体ハード(電源・基板)の故障
電源が入らない、LEDが全く点灯しない、または起動直後に電源が落ちる場合は、電源ユニットやメインボードの不良が疑われます。特に、長期使用や雷・停電後の症状としてよく見られます。この状態ではデータ領域は直接影響を受けませんが、無理に電源を入れ続けると他部位に二次損傷が広がることがあります。
原因の切り分けには、純正電源ケーブルや別コンセントを試すなどの簡易確認が有効ですが、筐体分解や基板交換を行う前にデータ保存の重要性を考慮する必要があります。誤った作業によりHDDを認識しなくなる恐れがあります。
内部USB・TOS(TerraMaster OS)の異常
TerraMasterは内部USBメモリに「Initboot」やTOSシステムを格納しています。この領域が破損すると、UEFIシェルのループや「Secure boot violation」エラーが発生し、TOSが起動しなくなることがあります。OS再インストールを行えば一見改善しそうに見えますが、誤ってデータ領域を初期化するリスクがあり、注意が必要です。
特に「TOSの再インストール」を自己判断で実行すると、HDD上のRAID情報やデータ構造が上書きされる可能性があるため、データを優先する場合は避けるべき操作です。
HDD/RAID・ファイルシステムの異常
電源は入るがTOSログイン画面に進まない、再起動を繰り返すといった場合は、RAID情報が破損している可能性があります。HDDの1台が劣化・故障しているケースや、RAID構成が読み取れずブート対象を特定できない状態です。この状況で通電を繰り返すと障害ディスクがさらに損傷し、データ復旧可能性が下がる傾向があります。
データを保持したい場合は、稼働中のまま再起動やHDD抜き差しを繰り返さず、電源を切ってから専門業者へ相談するのが安全です。
これらの要因はいずれも自己判断では危険を伴います。誤操作によるデータ消失を防ぐためにも、原因を正確に特定し、状態に合った対処を行うことが重要です。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
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※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
TerraMaster U8-111が起動しないときの対処法
ここでは、データを守りながらTerraMaster U8-111の状態を確認する手順を解説します。自己流の再起動やOS再構築は避け、まずは安全確認から進めることが重要です。
安全確認の基本手順
起動しない状態で無理に操作を続けると、障害が進行することがあります。まずは通電確認と周辺機器の状態を把握します。
- 電源ボタン長押しで一度シャットダウンし、数分待ちます。
- 前面LEDの点灯・点滅、ビープ音、ディスプレイ出力を確認します。
- 異音や焦げ臭などがある場合は、直ちに通電を停止します。
電源・ケーブルの確認方法
ケーブルや電源まわりの不良は、見落とされがちな原因のひとつです。接続を慎重に点検し、環境要因を除外します。
- 純正電源ケーブルとACアダプタを使用し、別コンセントや電源タップに接続します。
- LANケーブルとルータ・スイッチのリンクランプを確認し、断線や接触不良がないかを確認します。
- 再起動しても改善しない場合は、電源ユニットまたはメイン基板の障害が疑われます。
データ優先で復旧する流れ
データを最優先に守りたい場合は、OS再インストールやHDDの入れ替えを行う前に、現状を維持したまま専門業者に相談することが推奨されます。
- 電源を切り、HDDの順番を記録したうえで取り外さず保管します。
- 症状(ランプ状態・エラーメッセージ・ビープ有無)をメモします。
- TerraMaster対応のデータ復旧業者に症状を伝え、無料診断を依頼します。
TerraMasterの起動不良は、内部OSやRAID構造に関わる複合的な障害であることが多く、誤った操作によって復旧可能なデータが失われることもあります。少しでも不安を感じたら、まずは専門の初期診断を受けることが重要です。
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