MacでSoftRAIDが起動せず、ストレージが一切認識されない──そんなトラブルに直面していませんか?以下のような症状が見受けられる場合、システムや設定に何らかの異常が生じている可能性があります。
- OSアップデート後にSoftRAIDが起動しなくなった
- SoftRAID Monitorがバックグラウンドで動作しない
- RAIDボリュームがFinderやディスクユーティリティに表示されない
このような症状が現れる原因としては、以下のような問題が考えられます。
- macOSのバージョンアップに対するドライバの非対応
- SoftRAID Monitorのシステム権限が正しく設定されていない
- Appleシリコン搭載Mac特有のセキュリティ仕様による制限
放置して使用を続けると、RAID構成が破損し、データへのアクセス自体が不可能になるリスクがあります。
正しい手順と設定で対処すれば、SoftRAIDの起動不良やストレージ未認識の問題は回避または改善が可能です。本記事では、代表的な原因とそれに対応した対処法を、Appleシリコン搭載モデルも含めてわかりやすく解説しています。
万が一、ご自身での復旧が困難な場合でもご安心ください。専門スタッフが24時間365日無料で診断を行っております。ストレージの状態が悪化する前に、まずはお気軽にご相談ください。
目次
SoftRAIDが起動しない原因
SoftRAIDが起動しない背景には、複数の要因が重なっている場合があります。ここでは代表的な原因を整理し、リスクや確認ポイントをわかりやすくまとめます。
OSとSoftRAIDのバージョン非対応
SoftRAIDの起動不良で最も多いのが、macOSとSoftRAIDのバージョンが合っていないケースです。例えば、SoftRAID 7.5はmacOS Sonoma以降に非対応であり、7.6以降のバージョンが必要になります。
古いSoftRAIDを使い続けると、起動時にクラッシュや認識不良を起こす場合があります。バージョンの組み合わせを確認し、対応表をもとに適切な更新を行うことが大切です。
ドライバの許可設定不備
macOSのセキュリティ設定で「Other World Computing」のドライバがブロックされていると、SoftRAIDが正常に起動しません。「システム設定 > プライバシーとセキュリティ」内で許可が出ていない場合、アプリがドライバを読み込めず起動できないことがあります。
SoftRAID Monitorやログイン項目の不具合
「SoftRAID Monitorの内部エラー」などのメッセージが出る場合、ログイン項目やバックグラウンド許可に問題があることがあります。Monitor関連の設定が外れていると、起動に失敗するケースが報告されています。
接続ディスクや他社ソフトとの競合
ZFSなどの非対応ボリュームや、一部NVMe構成のストレージを接続していると、SoftRAIDが起動時にエラーを起こす場合があります。競合ドライバや特定ディスクの不具合が原因で、アプリが正常にロードされないこともあります。
これらの問題を放置すると、RAID構成のボリュームが認識されず、データアクセス不能に陥る可能性があります。トラブルの根本を見極めるためにも、早めの確認や専門業者への相談が推奨されます。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
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- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
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※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
SoftRAIDが起動しないときの対処法
SoftRAIDが起動しない場合、原因に応じて段階的に対処していくことで復旧できる可能性があります。ここでは代表的な対処法を整理し、操作手順を詳しく解説します。
SoftRAIDとmacOSの対応バージョンを確認する
まず最初に、利用中のmacOSとSoftRAIDのバージョンが対応しているかを確認します。特にmacOSを直前にアップデートした場合は、SoftRAIDが古いままでは起動できないことがあります。
- SoftRAIDを開けない場合でも、Finderでアプリの「情報を見る」を選択し、バージョン番号を確認します。
- OWC公式サイトで、macOSの対応表を照合します。Sonomaの場合は7.6以降が必要です。
- 非対応バージョンの場合は、最新版にアップデートするか、必要に応じてmacOSバージョンを戻します。
ドライバを許可して再起動する
macOSのセキュリティ設定でドライバがブロックされている場合、SoftRAIDは起動できません。ドライバ許可操作を行うことで改善することがあります。
- 「システム設定 > プライバシーとセキュリティ」を開きます。
- 「開発元“Other World Computing”のシステムソフトウェアがブロックされました」と表示されている場合は「許可」を選択します。
- Macを再起動し、SoftRAIDを再度起動して確認します。
SoftRAID Monitorとバックグラウンド設定を見直す
Monitorが起動しない場合は、ログイン項目やバックグラウンド設定を確認することで解決する場合があります。
- 「システム設定 > 一般 > フルディスクアクセス」でSoftRAIDアプリが追加されているか確認します。
- 「ログイン項目と拡張機能 > バックグラウンドで許可」で「Other World Computing」がオンになっているか確認します。
- 一度オフにして設定を閉じ、再度オンに戻してからMacを再起動します。
接続ストレージと競合要因を確認する
特定のディスク構成や他社ドライバとの競合でSoftRAIDが起動しない場合があります。
- ZFSなどの非対応フォーマットディスクを取り外します。
- SoftRAID単体で起動できるかを確認します。
- 問題が解消されない場合、RAIDをAppleRAIDで再構成するか、該当ディスクをバックアップ後に完全消去します。
SoftRAIDの起動不良は、OSやバージョンの不整合、ドライバ設定、接続ストレージの問題などが複合して起きることがあります。自己判断での操作を続けると、RAID構成の破損やデータ損失につながるおそれがあります。
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