PROMISE Pegasusを使用中に、次のような操作ミスをしてしまった経験はありませんか?
- 誤ってボリュームを削除してしまった
- 初期化や再フォーマットを実行してしまった
- RAID構成を変更・再構築してしまった
このようなトラブルが発生した場合でも、上書きが少なく物理障害が軽微であれば、データを復元できる可能性があります。専用ツールや復旧専門業者によるセクタ単位の解析で、消えたはずのデータが戻るケースも少なくありません。
ただし、RAID再構築や複数回のフォーマットを行うと、データ領域が上書きされ、復旧難度が急激に上昇します。そのため、誤操作に気づいた時点ですぐに電源を切り、それ以上の操作を控えることが最重要です。
この記事では、誤操作後でも復元の可能性を高めるための初期対応と、専門的な復旧の流れについて詳しく解説します。万が一の際は、無料診断(24時間365日対応)を活用して、まずは現状把握から始めましょう。
目次
PROMISE Pegasusのデータ消失の主な原因
PROMISE Pegasusのデータ消失は、ユーザー操作やRAID構成の異常によって引き起こされます。原因を正確に把握することで、適切な復旧方針を立てられます。
誤削除・誤フォーマット
macOS上でPegasusボリュームのファイルやフォルダを削除したり、Disk Utilityで誤ってフォーマットしてしまうケースは非常に多く見られます。削除直後で新規書き込みがほとんど無ければ、復元ソフトや専門業者での復旧が可能なことがあります。
ただし、復元操作をPegasus本体に直接行うと、上書きによってデータ構造が壊れるリスクが高まります。別ディスクに復元先を設定することが鉄則です。
RAIDトラブル・筐体故障
RAID5やRAID6構成でのHDD障害やRAIDメタ情報破損、またはPegasus筐体のコントローラ故障などが原因でマウント不能となることがあります。安易に「再構築」や「初期化」を行うと、構成情報が上書きされて復旧が極めて難しくなります。
このような場合は、電源を切って状態を保持し、専門業者での解析を優先することが推奨されます。
物理障害を伴うHDD故障
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
これまで当社では以下の実績・強みに基づき、多くの法人様にご相談いただいてきました。
- RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※1)
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)
- 他社で復旧不可とされた機器の対応実績8,000件以上(※3)
- ご依頼の約8割・48時間以内に復旧完了
- ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
- NDA(秘密保持契約書)の締結も可能
サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。
※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
PROMISE Pegasusのトラブル時の対処法
PROMISE Pegasusでデータを失った場合、初期対応を誤ると復旧の難易度が急激に上がります。特にRAID構成が関係するトラブルは、操作を続けることで上書きやメタ情報破損を引き起こすおそれがあります。ここでは、データ上書きを防ぎつつ、安全に対応するための具体的な手順を紹介します。
自分で確認できる初期対応
軽度の論理障害(誤削除・フォーマット直後)であれば、macOS側の機能や復旧ツールを活用してデータを確認できる場合があります。新しいデータを書き込まず、以下の手順で慎重に確認してください。
- ゴミ箱・Time Machineの確認:
macOS上で削除したファイルであれば、まずゴミ箱を開いて削除ファイルが残っていないかを確認します。
Time Machineバックアップを利用している場合は、削除前の日付を選択して該当ファイルを復元します。バックアップがあれば、Pegasusを操作せず安全に復旧可能です。 - 専用ツールで削除データをスキャン:
Disk DrillやEaseUS Data Recovery Wizardなどのデータ復旧ソフトを利用し、削除済み領域をスキャンして復元可能データを確認します。削除直後で上書きが少ない場合、ファイル名やフォルダ構造が残っていることがあります。 - 復元先は別ディスクに指定:
復元データの保存先は、必ず内蔵SSDや外付けHDDなどPegasus以外のドライブを指定します。Pegasusに直接保存すると、削除領域が上書きされ、復旧できなくなるおそれがあります。
やってはいけない操作
誤操作や再構築を繰り返すと、Pegasus内部のRAID構成情報や削除済み領域が上書きされ、復旧が極めて難しくなります。以下の行為は絶対に避けましょう。
- RAID再構築・再初期化・再フォーマットの実行
誤ってRAIDを再構築すると、Pegasus特有のRAIDメタ情報が上書きされ、構成認識が失われます。複数回のフォーマットや初期化を行うと、残存データが断片化し、復旧が不可能になることもあります。 - 異常なHDDへのスキャン・書き込み
故障ディスクに対してスキャンや書き込みを繰り返すと、物理障害が進行する可能性があります。ヘッドが傷を広げたり、プラッタ表面の磁気情報を破壊することがあるため、ディスクイメージを取得してから解析を行うのが基本です。 - 通電や再接続の繰り返し
通電を繰り返すとRAIDが自動修復を試み、構成情報を上書きすることがあります。異常を感じたら、電源を落として状態を保持し、専門家に相談してください。
専門業者に依頼すべきケース
PegasusのRAID構成はベンダ独自情報を含み、自己解析では誤認識を起こしやすい構造になっています。以下のような症状がある場合は、初期診断から専門業者への依頼を検討するのが安全です。
- RAID障害・複数HDDエラーの発生
RAID5やRAID6構成で2本以上のHDDにエラーが出ている場合は、RAID構成の再現が難しく、誤った再構築でデータ構造を破壊するおそれがあります。 - 物理障害が疑われる場合
カチカチ・キュルキュルなどの異音、HDDが認識されない、通電時に回転しない場合は、内部のヘッド不良や基板損傷が考えられます。これらはクリーンルーム環境と専用設備での処置が必要です。 - 映像制作・業務案件など代替のないデータ
映像プロジェクトや音楽制作など、Pegasusにしか存在しないデータを扱う場合、自力での試行はデータ破壊リスクが高く、最初から専門業者に依頼した方が結果的に安全かつ低コストで済むことが多いです。
PegasusのRAIDトラブルは、一見軽度に見えても内部構造が複雑で、自己対応では取り返しのつかないケースも多くあります。誤操作後はすぐに通電を止め、まずは専門業者の初期診断を受けることが推奨されます。
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