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NAS,サーバー

LinuxでRAIDデバイスがマウントできない原因と対処法

LinuxでRAIDを運用している中で、次のようなトラブルに心当たりはありませんか?

  • /dev/md0 などのRAIDデバイスがマウントできない
  • 再起動後にRAIDのデバイス名が変わっている
  • superblockエラーやUUID不一致でマウントに失敗する

これらの問題は、RAIDのassemble不良・UUIDの不一致・ファイルシステムの破損など、複数の要因が絡み合って発生することが多く、原因を正しく特定せずにmdadm --createmkfsを実行してしまうと、データを上書きして復旧不可能にしてしまうリスクがあります。

RAIDがマウントできないときは、状態を安全に確認し、冷静に原因を切り分けることが何より重要です。特にRAID構成やファイルシステムに関する知識が必要になるため、自己流で進めるとさらに状態を悪化させる危険性があります。

本記事では、RAIDデバイスが認識されない・マウントできないときの確認手順をわかりやすく整理し、原因別に取るべき適切な対処法を詳しく解説します。

現在RAIDが使えずお困りの方は、無料の初期診断(24時間365日対応)をご活用ください。状況を安全に見極め、データを守るための最善策をご提案します。


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※2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。

LinuxでRAIDデバイスがマウントできない原因

LinuxでRAIDデバイス(例:/dev/md0)がマウントできないときは、システムやディスクの構成情報が一部破損している可能性があります。原因を見誤ると、誤った修復コマンドでデータを上書きしてしまう危険があるため、現象ごとに背景を整理して理解しておくことが大切です。

RAIDアレイが正しくassembleされていない

RAIDの構成情報が正しく読み込まれていない、または不完全にしか組み立てられていない場合、LinuxからRAIDデバイスが認識されません。/proc/mdstatにRAID名が表示されず、mdadmでもinactive(非アクティブ)扱いになることがあります。
設定ファイルの記述ミスや、再起動後に自動assembleが行われなかった場合にも発生する典型的な原因です。

デバイス名やUUIDの変化

RAIDデバイス名が変わる(例:/dev/md0 → /dev/md127)またはUUIDが更新・重複していると、fstabや設定ファイルが古い情報を参照してマウントに失敗します。
特にXFSやBtrfsなどではUUID重複が原因でマウントを拒否することがあり、fstabの記述と実際のUUIDの不一致がトラブルの引き金になります。

ファイルシステムの損傷・superblock異常

RAIDアレイ自体は認識されていても、上位のファイルシステムが破損しているとマウントに失敗します。
エラーメッセージで「wrong fs type」「bad superblock」「unable to read superblock」などが表示される場合、ファイルシステムの一部が壊れている可能性があります。
この状態でfsckやxfs_repairを安易に実行すると、壊れた構造を上書きする危険があるため、まずは読み取り専用での確認やバックアップ取得が安全です。

RAIDメタデータやBIOS RAID情報の競合

古いマザーボードやRAIDカードの情報が残っていると、LinuxのソフトウェアRAID(mdadm)と競合して認識エラーを引き起こすことがあります。
特に「fake RAID(疑似RAID)」情報が残っていると、dmraidやBIOSレベルで誤検出され、mdadmが正しいアレイを組めないケースが発生します。環境移行や別PC接続後に発生するトラブルとして多い事例です。

物理ディスクの障害・I/Oエラー

RAIDを構成するHDDやSSDの一部に物理障害が発生していると、I/Oエラーが頻発し、RAID全体がdegraded(縮退)やinactive状態になることがあります。
異音やアクセス遅延が見られる場合は、内部でヘッドやプラッタに損傷が生じている可能性が高く、無理な再組み立てやfsck実行はデータ破壊につながるリスクがあります。

特に物理的な異音・アクセス遅延・I/O errorが多数出ている場合は、障害が悪化する前に電源を切り、ディスクイメージの取得または専門業者への相談を検討する段階です。

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【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

専門家が解説!NAS/サーバーにアクセスできない時の対処法

社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。

ありがちな経営リスク
  • 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
  • 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
  • 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる

特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。

早い段階で「専門家」に相談することが重要

デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。

これまで当社では以下の実績・強みに基づき、多くの法人様にご相談いただいてきました。

 

  • RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※1)
  • 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)
  • 他社で復旧不可とされた機器の対応実績8,000件以上(※3)
  • ご依頼の約8割・48時間以内に復旧完了
  • ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
  • NDA(秘密保持契約書)の締結も可能

 

サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。


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※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
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LinuxでRAIDがマウントできないときの安全な対処法

LinuxでRAIDがマウントできない場合は、まず「原因を切り分ける」ことに専念し、データを破壊する恐れのある操作を避けることが最重要です。誤って--createmkfs、またはfsckを実行すると、メタデータやファイルシステムを上書きしてしまい、復旧難易度が一気に上がります。目的は「修復」ではなく「状態を正確に把握すること」です。

書き込みを伴う操作はしない

トラブル中のRAIDでは、以下のような書き込みを行う操作は厳禁です。データ領域やメタデータを上書きする危険があります。

危険な操作一覧
  1. mkfspartedによる再パーティション・フォーマット
  2. mdadm --createによるRAID再構築
  3. 状態不明なままでのfsckxfs_repair実行

おかしいと感じたら、その時点で作業を中断し、実行したコマンドとエラー出力を必ず記録しておきましょう。

RAIDデバイスの存在を確認する

システムがRAIDアレイを認識しているかを確認します。読み取り専用の確認で十分です。

RAID認識の確認
  1. cat /proc/mdstatを実行し、md0やmd1などがactiveかどうかを確認する。
  2. ls /dev/md*でRAIDデバイスの名前(md0、md127など)を確認する。
  3. 何も表示されない場合、RAIDが未組立(inactive)状態の可能性がある。

メンバーディスクとRAID情報を確認する

RAIDを構成する物理ディスクが認識されているかを確認します。状態を知るだけで、変更は行わないようにします。

ディスクとメタデータの確認
  1. lsblksudo fdisk -lでRAID構成ディスクを確認する。
  2. RAID用パーティションがLinux raid memberと表示されているかを確認する。
  3. sudo mdadm --examine /dev/sdX1で各ディスクのメタ情報(所属RAID、イベント数など)を確認する。

RAIDアレイの状態を確認する

RAIDが存在している場合、そのステータスを確認します。どの状態か(active/degraded/inactive)を把握するだけでも、今後の判断がしやすくなります。

RAID状態の確認
  1. sudo mdadm --detail /dev/md0を実行し、State(状態)とデバイス数を確認する。
  2. Active Devices / Failed Devices の数を確認して、障害ディスクがないか判断する。
  3. RAIDデバイスが存在しない場合、sudo mdadm --assemble --scanで自動組立を試す。

ファイルシステムとマウント前の確認

RAIDが組めていても、ファイルシステムが破損しているとマウントできません。ファイルシステムタイプとエラーメッセージを確認します。

ファイルシステムの確認
  1. sudo blkid /dev/md0でファイルシステムタイプ(ext4 / xfs / btrfsなど)を確認する。
  2. dmesg | tailで直近のマウントエラーメッセージ(wrong fs type、bad superblockなど)を確認する。
  3. ファイルシステム破損が疑われる場合、fsckやxfs_repairは実行せず、状態を記録しておく。

読み取り専用でマウントを試す

マウントテストを行う際は、データ保護のため必ず読み取り専用(-o ro)で実行します。書き込みを伴う通常マウントは行わないようにします。

読み取り専用マウントの例
  1. sudo mkdir -p /mnt/raidtestでマウント先ディレクトリを作成する。
  2. sudo mount -t ext4 -o ro /dev/md0 /mnt/raidtestでext4の読み取り専用マウントを試す。
  3. XFSでUUID重複がある場合はsudo mount -t xfs -o ro,nouuid /dev/md0 /mnt/raidtestを使用する。

危険ゾーンに入る前に止める判断

以下の状況に該当する場合は、自己修復を続けず、専門業者への相談を検討する段階です。

作業中止すべき症状
  1. wrong fs typebad superblockなどのエラーが出ている(ファイルシステム破損の可能性)。
  2. mdadm –detaildegradedfaultyが出ている(ディスク障害を含む状態)。
  3. I/Oエラーや異音が発生している(物理障害の可能性が高い)。

これらの状態で無理にリビルドやfsckを試すと、データが上書きされて復旧が不可能になるおそれがあります。速やかに電源を切り、ディスクイメージ取得または専門診断を行いましょう。

情報提供で安全なアドバイスが可能

安全確認の範囲で以下の出力を共有してもらえると、状態をより正確に判断できます。

共有すべき情報
  1. cat /proc/mdstatの出力内容
  2. mdadm --detail /dev/md0(存在する場合)
  3. マウントエラーメッセージ全文

これらを確認することで、「この状態ならここまで試してよい」「この操作は危険」という判断を、具体的なコマンド例とともに整理できます。

ただし以下のような症状がある場合は、操作を続けずにすぐ作業を止めることが安全です。

  • wrong fs type/bad superblock:ファイルシステム破損や物理障害の可能性があり、fsckxfs_repairの実行は危険です。
  • mdadmでdegraded/faulty表示:故障ディスクを含むため、--add--remove操作は避けましょう。
  • I/Oエラーや異音の発生:物理障害の可能性が高く、リビルドやスキャン継続で悪化する恐れがあります。

これらの状態では、速やかに電源を切り、ディスクイメージの取得や専門業者への相談を検討してください。

デジタルデータリカバリーでは、RAID/NAS専用の復旧設備と分析ツールを完備し、RAID累計ご相談件数1.4万件超(14,949件)の実績を持ちます。初期診断とお見積りは無料で、専門エンジニアが状況を丁寧に確認し、最適な復旧プランをご案内します。


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※2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。

デジタルデータリカバリーが法人に選ばれる理由

デジタルデータリカバリーは、法人のサーバ・RAID復旧で高い支持を得ています。

実績が証明する「復旧できる」技術力

デジタルデータリカバリーは、他社で復旧できなかった案件の相談が多く寄せられる「最後の砦」として、その技術力が評価されています。

その理由として、次の実績・強みがあります。

  • データ復旧専門業者 17年連続データ復旧国内売上No.1(※1)
  • 累計50万件以上のご相談実績(※2)
  • 他社で「復旧不可」と判断された機器でも、8,000件以上の復旧実績(※3)
  • RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※4)
  • ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
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こうした実績・強みを背景に、特に法人のRAID復旧では、難易度の高い障害にも対応できる点から多くの企業様に選ばれてきました。

官公庁、国立大学法人、上場企業など、多くのお客様にご利用いただいています。

HDDの復旧技術向上が評価され、2021年には「東京都経営革新優秀賞」を受賞しました。

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当社は常時7,300台以上の部品を保有し、ワンフロア体制の自社ラボで対応しているため、スピード対応を可能にしています。

本社ラボ(六本木ヒルズ)への持ち込みも可能|急ぎの方におすすめ

デジタルデータリカバリーでは、全国のお客様からの持ち込みに対応しています。

特に急ぎでの復旧をご希望の方や、対面で相談したい方には、東京・六本木ヒルズの本社ラボへのご来社をおすすめします完全予約制でご案内しておりますので事前にご連絡ください。

〒106-6115 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー15F

  • 日比谷線 六本木駅 1C出口から徒歩3分
  • 都営大江戸線 六本木駅 3番出口から徒歩8分
  • 千代田線 乃木坂駅 5番出口から徒歩10分
  • お車でお越しの方は、近隣駐車場の空き状況はこちらから

 

全国どこでも無料出張診断・復旧サービス対応

社内サーバに障害が発生したとき、以下の理由から対応に困る法人様は少なくありません。

  • 機器を停止すると業務が完全に止まってしまう
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当社では、法人様向けに無料の出張診断・復旧サービスを提供しています。全国どこでもエンジニアが現地へ訪問し、その場で診断・復旧対応を実施。現地で復旧が難しいと判断した場合やキャンセル時も、費用は一切かかりません。まずはお気軽にお問い合わせください。

メーカーや他社で「対応不可」と言われたRAID復旧事例

Buffalo製NAS(LinkStation・TeraStation)にアクセスできないときの対処方法

RAIDやサーバー、NASのトラブルは、電源やランプが正常でも内部で深刻な障害が進行していることがあります。メーカーや他社で「復旧不可」と判断され、不安を抱えたままご相談に至る法人様も少なくありません。

デジタルデータリカバリーでは、RAID相談実績 累計14,949件以上、他社で「復旧不可」とされた機器でも8,000件以上の対応実績があります。

以下は、他社で「復旧不可」と診断されたものの、自社で復旧を成功させた事例です。

事例① DELL PowerEdge R440

項目 内容
ご相談内容 PCから接続できず、起動時にブートエラーが発生。
業務システムが完全に停止し、復旧期限が切迫していた。
使用環境 DELL PowerEdge R440
SQL Server 2016 Standard
RAID10(8本構成)
表面的な症状 接続不可/ブートエラー発生
ハードウェアランプは正常表示
他社で復旧不可と判断された理由 ・RAID10(8本)+SQL Serverという業務基幹向け構成
・ハードウェアが正常に見え、原因特定が極めて困難
・メーカー手順は環境復旧前提で、データ保全を考慮していない
・再構築や初期化でDB消失リスクが高い
・複数業者が「責任を負えない」と判断
技術的な難易度 ・RAID構成を誤ると整合性が完全に崩壊
・SQL物理データは一部欠損でもDB再構築不可
最初の判断を誤ると取り返しがつかない状態
復旧結果 SQLデータの復旧に成功。
3日後に業務システムを再開。

事例② Buffalo製NAS

項目 内容
ご相談内容 速度低下の兆候後、ある朝から完全にアクセス不能。
業務データに一切触れない状態となった。
使用環境 Buffalo製NAS
HDD2台/RAID1
Windows(複数台接続)
表面的な症状 アクセス不可/エラー表示
赤・緑ランプが点灯
他社で復旧不可と判断された理由 ・型番やRAID構成すら不明な情報不足の状態
・RAIDか単体かも分からず、誤操作=即データ破壊のリスク
・他社で分解・HDD直結を試すも2台とも認識不可
・個人業者ではRAID解析・物理判断ができず対応断念
技術的な難易度 ・RAID情報不明のままの通電・操作は上書きリスク大
・2台とも障害があり、正常ディスクが存在しない
個人・簡易復旧では手詰まりとなる典型例
復旧結果 両HDDとも99.9%復旧。
5日でデータお渡し完了。

これらのケースは「データ復旧の経験がある」だけでは対応できず、RAID・業務システム・障害進行リスクを同時に判断できる技術力が求められました。

データ復旧は何度も試せるものではありません。技術力のない業者に対応を委ねると、状態悪化し、二度とデータが取り戻せなくなる可能性があります。そのため、最初の段階で技術力のある業者に対応を依頼することをおすすめします。

この点、デジタルデータリカバリーでは他社で「復旧不可」とされた機器で8,000件以上もの対応実績があり、他社復旧不可と診断されたケースでもデータ復旧に至っています。まずはお気軽にお問い合わせください。

※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2023年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
※4:期間:2011年1月1日~

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