LANDISKのブザーが突然鳴り出すと、多くの方が驚きます。音を止めたい気持ちは理解できますが、ブザーは「重大な異常を知らせるサイン」であることが多く、安易に消してしまうと障害発見が遅れ、データ損失につながるおそれがあります。ここでは、ブザーが鳴る主な原因と安全な対処法をわかりやすく整理します。
目次
LANDISKでブザーが鳴る主な原因
LANDISKのブザーは、内部のHDDやRAIDシステムに何らかの異常が発生した際に作動します。単なる「警告音」として軽視すると、データが失われる危険があるため注意が必要です。
RAID異常・崩壊
RAID構成の一部ディスクが故障すると、「ピッ、ピッ」といった間欠音が鳴る場合があります。複数台のうち1台でも認識されないと、データの整合性が崩れるおそれがあります。さらに「ピーポー」と鳴り続ける場合は、RAID崩壊による深刻なエラーで、通常の再構築操作では改善できないこともあります。早急なバックアップと専門診断が必要です。
容量不足・その他の警告
ディスク容量の残量が少なくなると、「ピー」と3回鳴る警告音が発生することがあります。不要データの削除や増設によって一時的に解消する場合もありますが、HDDの寿命やファイル断片化が関係することもあり、根本的な点検が望ましいです。UPS接続エラーなどの電源警告では「ドレミ…」のような音が鳴るケースもあります。
HDD故障・物理的障害
ブザーの原因として最も多いのが、内部HDDの物理故障です。カチカチ・ジーといった異音を伴う場合、磁気ヘッドやモーターの損傷が起きている可能性があります。無理に再起動を繰り返すと、記録面に傷がつき、復旧が難しくなる傾向があります。電源を切り、状態を維持したまま専門業者に相談することが推奨されます。
ブザー音の種類は「異常の種類」を示す重要な手掛かりです。原因を特定せずに音だけ止めると、障害の進行に気づかずデータを失うおそれがあるため、まずは状態確認を優先しましょう。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
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※1:2011年1月~
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※3:2011年1月~
LANDISKのブザーが鳴ったときの対処法
ブザー音が鳴った場合、まずは慌てず原因を確認し、必要に応じて一時的な消音を行います。I-O DATA公式も「交換完了までの一時的な停止」にとどめるよう案内しています。
状態を確認する
まずはブザーの鳴り方と本体ランプの状態を確認します。これにより、異常の種類を大まかに判断できます。
- 本体のSTATUSランプとHDDランプの点滅・色を確認します。
- ブザー音のパターン(回数・長さ)を記録します。
- 管理画面にログインし、「システムログ」や「通知」項目からエラー内容を確認します。
データを優先的に保全する
まだLANDISKにアクセスできる場合は、データのバックアップを最優先に行います。ブザーの停止よりも、データを守ることが重要です。
- 重要なフォルダを別のNASや外付けHDDへコピーします。
- バックアップ先がネットワーク経由の場合、転送中に電源を切らないよう注意します。
- 異音やエラー頻発時は作業を中断し、専門業者に状態を伝えます。
ブザーを一時的に停止する方法
ブザー音が業務や夜間作業の妨げになる場合、一時的に停止することが可能です。ただし、原因が把握済みであることが前提です。
- 本体の「FUNC.」ボタンを1回押します(対応機種のみ)。
- 管理画面にログインし、「システム」→「通知」→「定期通知」で該当チェックを外します。
- HDD交換・RAID再構築が完了したら、通知設定を再び有効に戻します。
なお、異常状態のまま長期間ブザーを無効化すると、障害の進行に気づかず復旧が困難になることがあります。ブザー停止はあくまで一時的措置として扱いましょう。
LANDISKのブザーが鳴り止まない、異音が続く、またはRAID構成が崩壊している場合、自己判断での操作は避け、専門のデータ復旧サービスに相談することが重要です。
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