QNAP NASの背面にあるリセットボタンは、押し方を誤ると取り返しのつかない事態を招く恐れがあります。
- リセットボタンを短く押しただけで、共有フォルダが突然消えた
- リセット後、RAIDが初期化されてアクセス不能になった
- 再起動したら、データがまったく認識されなくなった
こうした症状が現れた場合、多くは「リセットボタンの操作ミス」が原因です。リセット方法によっては、保存していた重要なデータに永久にアクセスできなくなる可能性もあります。
特に業務データや大切な記録をQNAP NASに保存していた場合、誤ったリセット操作は「二度と戻らない損失」につながりかねません。
本記事では、QNAP NASリセットボタンの動作ごとの違いと、誤操作後にデータ消失を防ぐための具体的な対応策を、専門的な視点からわかりやすく解説します。すでに操作してしまって不安な方もご安心ください。当社では、24時間365日体制で無料診断を行っております。今すぐご相談いただければ、安全な復旧の可能性を最大限に高められます。
目次
QNAPリセットボタンの種類と動作の違い
QNAPのリセットボタンは「3秒押し(基本リセット)」と「10秒押し(上級リセット)」で挙動が大きく変わります。押す前にそれぞれの違いを理解しておくことが重要です。
3秒押し(基本システムリセット)
3秒間押すと、adminパスワード、IPアドレス(DHCP設定に戻る)、ポート番号、セキュリティ設定などの「設定のみ」がリセットされます。ディスク上のデータや共有フォルダはそのまま残り、ユーザーアカウントも維持されます。
ネットワーク設定を誤った際やパスワードを忘れたときに利用できる、安全性の高いリセット方法です。
10秒押し(上級システムリセット)
10秒間押すと、ユーザーやグループ、共有フォルダ定義など作成した設定がすべて削除され、システムが工場出荷状態に近い状態へ戻ります。ディスク上のデータは残りますが、共有フォルダの定義が消えるためアクセスできなくなる点に注意が必要です。
誤って10秒リセットを押すと、データが消えたように見える状態になりますが、多くの場合、データ自体は残っているため慎重に対応すれば復旧可能です。
NAS再初期化・ボリュームフォーマット
管理画面から行う「NASの再初期化」や「全ボリュームのフォーマット」は、実際にディスク上のデータを削除する操作です。リセットボタンとは異なる処理で、これを実行するとデータ復旧が必要な状態になるリスクが極めて高いため、実行前に必ずバックアップや確認を行ってください。
データ復旧が必要になりやすいケース
QNAPのリセット操作後、次のような症状がある場合は、データ復旧が必要になる可能性があります。
10秒リセット後に共有フォルダが消えた
この場合、ディスク上のデータは残っていてもフォルダ定義が削除されているため、QTS上では見えなくなります。慌ててフォルダを再構成したりボリュームを作り直すと、データ領域を上書きして復旧が難しくなるため注意が必要です。
リセット後にNASが起動しない/マウントされない
ファームウェア破損やHDD障害が重なっている可能性があり、QTSがRAIDを正しく認識できていない状態です。この場合は、自力での復旧は避け、専門業者に相談するのが安全です。
繰り返しリセットでRAID情報が壊れた
RAID構成が崩れている場合、mdadmレベルでRAIDを再構成する必要があり、家庭での作業は非常に危険です。誤操作でRAIDメタデータが上書きされると、救出可能だったデータも失われる恐れがあります。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
これまで当社では以下の実績・強みに基づき、多くの法人様にご相談いただいてきました。
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サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。
※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
10秒リセット後に自力でできる安全な対処
「10秒リセットを押してしまったが、ボリューム削除や再初期化はしていない」場合、データが残っている可能性が高いです。以下の手順で確認します。
- QTSにログインし、「ストレージ&スナップショット」を開き、ボリューム/ストレージプールの状態を確認します。
- 共有フォルダが表示されていない場合は、以前と同じパス名でフォルダを再作成してみます。
- 元の構成が不明な場合や暗号化ボリュームを使用している場合は操作を止めて相談してください。無理な再設定は上書きリスクがあります。
次のような状況に該当する場合は、自己判断での操作を控え、専門業者やQNAPサポートに相談することをおすすめします。
- 初期化・再初期化・ボリューム削除を実行してしまった
- リセット後に「不良」「未初期化」などのストレージエラーが表示される
- RAIDランプが赤点灯・点滅している
- 業務データや大切な写真など、失いたくないデータが入っている
リセットボタンの誤操作は、データ損失の原因になりやすいため、異常を感じたら早急に相談することが重要です。デジタルデータリカバリーでは、初期診断・お見積りを無料で実施し、復旧可能性を正確に判定します。
「押してしまったかもしれない」「共有フォルダが消えた」などの場合は、すぐに電源を切り、無料診断をご利用ください。早期対応がデータを守る鍵です。
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