Synology NASにうまく接続できない――そんなお困りごとはありませんか?以下のようなトラブルが発生している場合、外部アクセスの設定に何らかの問題がある可能性が高いです。
- 自宅では正常にアクセスできるが、外出先からは接続エラーになる
- QuickConnectやDDNSを使っても認識されない
- VPN経由でもNASにアクセスできない
このような症状は、正しい手順で原因を切り分ければ、比較的短時間で解決できるケースも少なくありません。誤った設定変更や複数箇所の設定をいじってしまうと、かえって事態を悪化させる恐れもあるため、慎重な対応が求められます。
本記事では、Synology NASの外部アクセスにおいて接続エラーが発生する主な原因と、安全かつ確実に見直すための対処ステップを、専門的な視点からわかりやすく解説します。
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目次
Synology NASが外部からネットワークドライブ接続できない原因
Synology NASの外部アクセスでネットワークドライブ接続エラーが出る場合、ほとんどは「ネットワーク/ポート設定」「認証設定」「接続方式の誤り」に分類されます。まずはローカルで正常にアクセスできるかを切り分け、外部接続特有の設定項目を確認しましょう。
ネットワーク・ルーターの設定不備
外部からアクセスする際、NASがインターネット上から到達できるようルーターでポートフォワーディング設定が必要です。この設定が誤っている、または未設定の場合、外部接続は失敗します。
特に、CGN(キャリアグレードNAT)や一部CATV回線では、そもそもポート開放ができない仕様のため、QuickConnectなどのリレー方式を利用する必要があります。誤って異なるIPやポートへ転送しているケースも多く、設定を再確認することが重要です。
Synology側のサービス設定・権限の問題
外部アクセスに使用するWebDAVやSMBサービスが無効になっている、またはポート番号が変更されていると、接続時にクライアントとの整合性が取れず接続エラーになります。DSM上で使用するプロトコルとポート番号(例:HTTPS 5001、WebDAV 5006など)を一致させる必要があります。
また、ユーザーアカウントの権限が不足していると認証エラーが発生します。共有フォルダごとのアクセス権限も合わせて確認してください。
Windows側の制限・設定不整合
WindowsにはWebDAVやネットワークドライブ接続数の制限があり、同一NASへの古い接続情報が残っていると新しい接続が失敗する場合があります。既存接続を切断し、資格情報マネージャーで古い情報を削除すると改善することがあります。
また、ファイアウォール設定やネットワークプロファイルによって、外部通信(HTTPS/WebDAV)がブロックされていることもあります。特に企業ネットワーク環境ではセキュリティポリシーにより制限されている場合があるため、必要ポートが開放されているか確認が必要です。
物理障害/NAS本体の異常
ローカル接続でも不安定、DSMにログインできない、ランプが異常点灯しているといった症状がある場合は、内部ストレージまたはシステム障害の可能性があります。この状態では外部アクセス以前にNAS本体が正常動作していないことが多く、繰り返し再起動を行うとRAID情報の破損を招く場合があります。
このような場合は通電を控え、状態を記録してからサポートまたはデータ復旧業者へ相談するのが安全です。デジタルデータリカバリーでは、国内最大級のクリーンルーム(クラス100環境)を備え、専門エンジニアが物理障害・論理障害の両面から復旧を行っています。機器が正常に動かない場合は、電源を入れ直さず、速やかにご相談ください。
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Synology NAS 接続エラー時の対処法
Synology NASの接続トラブルを解決するには、ローカル動作の確認からVPN・ポート設定の見直しまで段階的に進めることが大切です。以下では、外部アクセスの構成別に代表的な対処法をまとめました。
ローカルネットワークでの接続確認
まずはLAN内でNASに正常にアクセスできるかを確認します。ローカルでも接続できない場合は、外部アクセス設定ではなくNASやネットワーク機器の問題の可能性が高いため、優先的にそちらを解決します。
- 同一ネットワーク上のPCからDSM(例:https://NASのIP:5001)にアクセスできるか確認します。
- 共有フォルダに対してSMBまたはWebDAVで接続を試みます。
- ローカルで問題がなければ、次に外部接続設定(ポート/DDNS/QuickConnect)を確認します。
QuickConnect/DDNS方式の確認
外部アクセス方法がQuickConnectなのか、独自ドメイン(xxx.synology.me)を使ったDDNS+ポートフォワーディングなのかを整理します。方式が混在していると、接続先のURLやポート指定がずれてエラーになることがあります。
- DSMにログインし、「コントロールパネル」→「外部アクセス」でQuickConnectまたはDDNSの設定を確認します。
- DDNSを利用する場合、ルーターで5001(HTTPS)、5006(WebDAV)、6690(Synology Drive)など必要なポートをNASに転送します。
- QuickConnect使用時はルーター設定不要ですが、Synologyアカウントでログインできるかも確認します。
SMB接続(VPN経由)での対処
SMBをインターネット経由で直接公開するのはセキュリティ上推奨されません。外部からSMB接続を行う場合は、VPNを経由してLAN内と同じ環境を仮想的に再現するのが安全です。
VPN接続を確立すると、NASをローカルIP(例:\\192.168.x.x\共有名)で直接参照できるようになります。これにより、ポートを外部公開せずにネットワークドライブを安全に割り当てられます。
- Synology NASに「VPN Server」パッケージをインストールします。
- PPTP/L2TP/OpenVPNのいずれかを設定し、ルーターで対応ポートを転送します。
- 外部PCからVPN接続を確立後、エクスプローラーで
\\NASのローカルIP\共有フォルダ名を指定して接続します。
VPN構成を利用すれば、SMBプロトコルを直接インターネットに公開せずに済み、セキュリティリスクを抑えた状態でNASにアクセスできます。
Synology Drive Clientでの外部アクセス設定
Synology Drive Clientを使用している場合は、NAS側でDrive Serverが有効になっているかを確認し、ルーターで必要ポート(6690)を開放する必要があります。Drive ClientではQuickConnect IDまたはDDNS名を指定して接続します。
- DSMで「パッケージセンター」→「Synology Drive Server」をインストールして有効化します。
- ルーターで外部ポート6690をNASにフォワーディングします。
- Synology Drive Clientを起動し、「サーバーアドレス」にQuickConnect IDまたは
https://xxx.synology.me:6690を入力して接続します。 - ユーザー名・パスワードを入力し、同期またはバックアップタスクを設定します。
Drive Clientでエラーが出る場合、認証情報の不一致やファイアウォール遮断のほか、DSMの証明書設定(HTTPS通信の信頼性)に問題がある場合もあります。
WebDAV接続設定の確認と修正
WindowsからSynology NASをネットワークドライブとして割り当てる場合、WebDAVを使用する方法もあります。この場合、NAS側の「WebDAV Server」設定とルーターのポート設定を確認します。
- DSMで「パッケージセンター」→「WebDAV Server」を開きます。
- HTTPSポート(既定では5006)でWebDAVを有効化します。
- ルーターで外部ポート5006をNASの5006へ転送設定します。
- Windowsで「ネットワークの場所を追加」から
https://xxx.synology.me:5006を指定し、ユーザー認証を行います。
接続時に「アクセスできません」と表示される場合は、ユーザー権限やSSL証明書の不整合、または既存WebDAV接続情報の残留が原因であることが多いです。
Windows側のWebDAV制限と既存接続の整理
WindowsにはWebDAV接続に関する制限(接続数・タイムアウトなど)があり、レジストリの調整で改善することがあります。また、同じNASへの古い接続情報が残っていると、認証時に競合してエラーになることがあります。
- コントロールパネル→「資格情報マネージャー」を開き、NAS関連の古い資格情報を削除します。
- エクスプローラーで既存のネットワークドライブを右クリック→「切断」を実行します。
- 必要に応じてレジストリエディタで「WebClient」サービスのタイムアウト値を調整します。
不要な接続情報を整理することで、新しい接続設定が正しく適用されやすくなります。
外部アクセスが安定しない、ポート開放をしても接続できない場合、NASやストレージ内部で障害が発生している可能性もあります。ディスク異常やDSMへのログイン不可などが見られるときは、自己判断で再起動や初期化を行う前に、専門業者への相談が推奨されます。
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