NAS/サーバーは、RAID構成を前提とした運用が一般的であり、1台のディスク障害が引き金となって、全体がアクセス不能になるケースも珍しくありません。
RAIDに関わるトラブルでは、復旧を急ぐあまり誤った初期対応をしてしまい、データが完全に失われるという重大なリスクがあります。判断を誤れば、事業継続に直結する損失につながることも。
そこで本記事では「どのような状況でデータ取り出しが必要になるのか」をまず整理し、そのうえでトラブルごとに適切な初動対応と復旧の可能性について詳しく解説していきます。
もし今まさにサーバーにアクセスできない状況、またはRAID構成が崩れてしまっている場合は、24時間365日対応の無料初期診断をご利用ください。取り返しがつかなくなる前に、専門家が安全な復旧ルートをご提案します。
目次
NAS/サーバーでデータ取り出しが必要になる主な状況
NASやサーバーで通常のアクセスができなくなった場合でも、内部のデータそのものは残っていることがあります。ただし、状況によって安全に触れる範囲が異なるため、シナリオごとに判断することが大切です。
NAS/サーバーが起動しない・共有にアクセスできない
電源を入れても起動しない、またはWindowsから共有フォルダが見えない場合は、システムドライブやRAID構成の障害が疑われます。HDDやSSDが認識されていても、OSやメタデータが破損していると起動できないケースがあります。起動音やLEDランプの状態を記録し、電源ON/OFFを繰り返さず一度停止するのが安全です。
RAID障害やリビルド失敗でデータにアクセスできない
RAID 0やRAID 5構成では、1台でもディスクが壊れると構成全体が破損する場合があります。リビルドを誤って実行したり、ディスクを順番を変えて挿し直すと、データ構造が崩壊する危険性があります。RAIDカード(PERCシリーズなど)のログやエラー表示を控え、現状のディスク構成を変えないようにしてください。
機器更改やリプレース時に旧機器機からデータ移行したい
ハードウェア更新や仮想基盤の入れ替えで旧機からデータを移したい場合、システム移行が完了するまで旧NAS/サーバーを安易に初期化しないようにします。
OSが古い機種では認識方式やファイルシステムが異なり、他の機器で読み取れないケースもあります。データ移行前にはバックアップを確実に取得しておくことが推奨されます。
デジタルデータリカバリーでは、国内最大級のクリーンルーム(クラス100環境)を備え、専門エンジニアが物理障害・論理障害の両面から復旧を行っています。機器が正常に動かない場合は、電源を入れ直さず、速やかにご相談ください。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
社内サーバやRAID、NAS、業務用PCが停止したとき、自力で解決しようと不用意に操作を行うのは逆効果です。むしろ状況が悪化するケースも多く、次の経営リスクに直結します。
- 納期遅延や業務停止などが生じ、社内外からの信頼を損なう
- 想定外の復旧費用や負担が雪だるま式に増える
- 誤った判断により取り戻せたはずのデータを失い、復旧が不可能になる
特に内部データやシステム領域に問題が及んでいる場合、正常に動かなくなり、復旧の難易度は一気に上がります。最優先すべきは、これ以上の不用意な操作を止めることです。判断を誤らないためにも、早急にデータ復旧の専門家に相談することが重要です。
早い段階で「専門家」に相談することが重要
デジタルデータリカバリーでは、専門アドバイザーが状況を整理し、復旧可否や優先順位を踏まえ、最適な復旧方針をご案内します。
これまで当社では以下の実績・強みに基づき、多くの法人様にご相談いただいてきました。
- RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※1)
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)
- 他社で復旧不可とされた機器の対応実績8,000件以上(※3)
- ご依頼の約8割・48時間以内に復旧完了
- ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
- NDA(秘密保持契約書)の締結も可能
サーバやNASなど社外持ち出しが難しい機器も、出張診断・オンサイト対応が可能です。当社では24時間365日体制でご相談を受け付けています。操作を重ねて取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談ください。
※1:2011年1月~
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
※3:2011年1月~
避けるべき操作と自力で確認できる範囲
NASやサーバーでトラブルが起きたときは、「電源を入れ直せば直る」「HDDを交換すれば復旧する」といった思い込みが、かえって症状を悪化させる場合があります。まずは避けるべき操作を把握し、安全に確認できる範囲を明確にしておくことが大切です。
絶対に避けるべき操作
RAIDを扱うサーバーやNASでは、誤操作ひとつで全データが失われる危険があります。以下の行為は避けましょう。
- 電源のON/OFFや再起動を何度も繰り返す(障害ディスクの状態が悪化するおそれ)。
- RAIDを自己判断で再構築・初期化する、またはディスクの順番を変える。
- 壊れたHDDを抜き差ししたまま起動する、正常なHDDを別NASに移す。
- HDDをPCに直結し、市販ソフトで無理にスキャンする(RAID情報を破損させるリスク)。
軽度トラブル時にできる最低限の確認
まだ一部のフォルダやファイルにアクセスできる場合は、利用を中断して物理的な接続を確認します。軽度障害では、ケーブルやネットワーク機器のトラブルが原因のこともあります。
- LANケーブル・電源コード・スイッチ・ルーターなど、物理的な接続を点検します。
- 管理画面に入れる場合は、最重要データのみ別ストレージへコピーします。
- バックアップ(別NAS・クラウド・テープなど)があるか確認し、復元可能かを検討します。
既に故障している場合の安全な対応
電源を入れても起動しない、またはRAIDエラーが表示される場合は、通電をやめて機器を保管するのが安全です。ヘッドクラッシュや不良セクタの拡大を防ぐため、これ以上の操作は避けてください。
- 電源を切り、ケーブルをすべて取り外します。
- HDDの抜き差しを行わず、現状のまま構成を維持します。
- RAIDレベル・ディスク本数・エラー表示・発生時の操作をメモしておきます。
- 専門業者またはデータ復旧サービスへ相談します。
自力で取り出しを検討できるケース
データの重要度が低く、バックアップ済みで、RAIDやLinuxに慣れている場合は、一部の論理障害に限って自力取り出しを検討できます。ただし、構成解析を誤ると復旧不能になるため、慎重な判断が必要です。
- NASの電源を切り、すべてのディスクを取り外します。
- 別のPCに接続し、専用ツール+Linuxで読み取り専用クローンを作成します。
- RAID解析後、論理的に整合性を確認してからデータコピーを試みます。
ただし、RAID 0・5・6・10など複雑な構成では、1つの設定ミスで復旧率が大きく下がるため、RAID崩壊やリビルド失敗の履歴がある場合は最初から専門業者に依頼する方が安全です。
業務サーバーやファイル共有機で使用しているDELL機の場合、障害が発生すると業務停止や損害につながる可能性があります。そのため、初動から専門業者への相談が現実的かつ安全な選択です。業務データが入ったサーバーのトラブルは、自己判断での対応を避け、専門設備を持つデータ復旧業者へ早めに相談することが安全です。
重要な業務データを守るために、早期診断が最も効果的な対策です。電源を切ったままの状態で、専門スタッフへご相談ください。
デジタルデータリカバリーが法人に選ばれる理由
デジタルデータリカバリーは、法人のサーバ・RAID復旧で高い支持を得ています。
実績が証明する「復旧できる」技術力
デジタルデータリカバリーは、他社で復旧できなかった案件の相談が多く寄せられる「最後の砦」として、その技術力が評価されています。
その理由として、次の実績・強みがあります。
- データ復旧専門業者 17年連続データ復旧国内売上No.1(※1)
- 累計50万件以上のご相談実績(※2)
- 他社で「復旧不可」と判断された機器でも、8,000件以上の復旧実績(※3)
- RAIDご相談実績 累計14,949件以上(※4)
- ISO27001/ISMS/Pマーク取得済み/データの取り扱いを徹底管理
- NDA(秘密保持契約書)の締結も可能
こうした実績・強みを背景に、特に法人のRAID復旧では、難易度の高い障害にも対応できる点から多くの企業様に選ばれてきました。
官公庁、国立大学法人、上場企業など、多くのお客様にご利用いただいています。

HDDの復旧技術向上が評価され、2021年には「東京都経営革新優秀賞」を受賞しました。
スピード対応|約8割を48時間以内に復旧
当社は常時7,300台以上の部品を保有し、ワンフロア体制の自社ラボで対応しているため、スピード対応を可能にしています。











































