Synology NASを使用中、次のような状態に不安を感じていませんか?
- STATUSランプが「緑点滅」のまま変わらない
- 電源は入っているが、共有フォルダにアクセスできない
- 初期セットアップがうまく完了しているか不明
この「緑点滅」は一見正常に見えるものの、起動中・DSMのインストール待ちといった通常動作である場合と、ボリューム異常・セットアップの未完了といったトラブルのサインである場合があり、判断を誤ると大切なデータを失うリスクがあります。
安易な再起動や初期化操作は、データ損失につながる危険があります。
本記事では、「STATUSランプが緑点滅のまま」の状態を安全に切り分けるための確認ポイントと、データを守るための正しい初動対応を専門的視点からわかりやすく解説します。
判断が難しい、または急ぎの復旧が必要な場合は、24時間365日対応の無料初期診断をぜひご利用ください。専門スタッフが迅速に対応いたします。
目次
STATUSランプが緑点滅する主な原因
STATUSランプの緑点滅は、Synologyの状態を示す重要なインジケーターです。機種や状況によって意味が異なるため、まずはLEDの点滅パターンを正しく把握することが大切です。
起動中またはDSM起動処理中
STATUSランプが緑に点滅している場合、NASの起動プロセスが進行中のことがあります。数分〜十数分後に緑点灯へ変われば正常動作です。電源LEDが青く点灯し、LANランプが点滅している場合は通信も行われている可能性が高いです。
ボリューム未作成・ドライブ未装着
HDDが装着されていない、またはボリュームが未作成の状態ではSTATUSが緑点滅する機種があります。この場合、Synology AssistantでNASを検索すると「未インストール」や「セットアップが必要」と表示されます。
DSM未インストール/セットアップ未完了
新規導入時やリセット後はDSMが未インストールの状態であり、STATUSランプが緑点滅のままになります。このとき、ブラウザで find.synology.com にアクセスすると、セットアップウィザードが表示されることがあります。
ボリューム異常や再構築中
HDDを交換した、停電後に電源を入れたなどの場合、RAID再構築やディスク検査中にSTATUSが緑点滅することがあります。再構築中は時間がかかるため、途中で電源を切らないように注意が必要です。
なお、STATUSランプが長時間緑点滅のまま変わらない場合、内部のHDDやRAID構成に障害が発生している可能性があります。
再構築や初期化を行うとデータが失われる恐れがあるため注意が必要です。デジタルデータリカバリーでは、Synologyを含む各種NASの障害に対応し、安全な環境で復旧を行っています。初期診断・見積りは無料で、24時間365日対応しています。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
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※1:2011年1月~
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※3:2011年1月~
STATUS緑点滅時の確認・対処手順
緑点滅が一時的であれば問題ありませんが、長時間続く場合は、セットアップ未完・ボリューム異常の可能性があります。次の手順で状態を確認しましょう。
LEDランプの状態を確認する
まずはSTATUS以外のLED(電源、HDD、LAN)を確認します。これにより「正常起動中」か「異常停止中」かを判断できます。
- 電源LED・HDDランプ・LANランプの点灯状態をマニュアルのLED一覧と照合。
- 電源投入から10〜15分待ち、STATUSが「緑点滅→緑点灯」へ変化するかを確認。
- 他のランプがオレンジ点灯/点滅している場合は、ハードウェアエラーの可能性がある。
Synology AssistantでNASの状態を確認する
Synology Assistantを使うと、NASの状態を一覧で確認できます。STATUSランプが緑点滅のままの場合でも、「未インストール」「セットアップが必要」と表示されていれば、DSMのインストール待ち状態です。
- Synology公式サイトからSynology Assistantをダウンロード・起動。
- 同一ネットワーク内のNASを検索し、ステータス欄を確認。
- 「未インストール」または「セットアップが必要」と表示される場合、ブラウザからセットアップを実施。
DSMへのアクセス可否を確認する
DSM(DiskStation Manager)にアクセスできるかどうかが、NASが正常に起動しているかの判断基準になります。
- ブラウザで
find.synology.comを開き、検出されたNASをクリック。 - ログイン画面が表示されれば、起動は完了しています。
- ストレージマネージャーでボリュームが「正常」と表示されていれば、STATUS緑点滅は一時的な動作です。
エラーランプとの区別をつける
STATUSがオレンジ点灯・オレンジ点滅・緑オレンジ交互点滅などの場合は、ボリューム障害やシステムエラーを示す可能性が高く、緑点滅とは異なります。
- オレンジ点滅:ファン異常・温度上昇・ストレージエラーなど。
- 緑オレンジ交互点滅:ボリューム未作成・ディスク障害の疑い。
- 緑点滅(長時間継続):ボリューム構築中またはDSM未セットアップ。
電源投入後もSTATUSランプが緑点滅のまま変わらない場合は、内部でストレージのチェックやRAIDの再同期が行われていることがありますが、長時間経っても状態が変わらない場合は注意が必要です。特に、ビープ音や異音を伴う場合、あるいは停電後から動作が不安定になった場合は、NAS内部のHDDやRAID構成に障害が発生している可能性があります。
STATUSランプの点滅自体は一時的な処理中を示すこともありますが、異音や警告音を伴う場合や、アクセスができない場合は、HDDの物理障害が進行しているケースも少なくありません。安全な判断のためにも、専門家による診断を早めに受けることをおすすめします。
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