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一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)

NAS,サーバー

SQL Server 差分バックアップの活用と復元方法

SQL Serverでは、バックアップの効率化と障害発生時の迅速な復元を両立させるため、「差分バックアップ」の活用が有効です。差分バックアップは、完全バックアップ後の変更分だけを保存することで、バックアップサイズを抑えつつ、復旧時間の短縮を実現します。本記事では、差分バックアップの基本概念と、実際の復元手順について解説します。

差分バックアップの特徴と使用すべきケース

差分バックアップは「最後に取得した完全バックアップ」以降に変更があったデータのみを記録する形式であり、次のようなケースで特に効果を発揮します。

「差分バックアップ」が役立つ主なケース
  1. 誤操作によるデータ消失・障害時:最新差分と完全バックアップを用いて、短時間で復元可能。
  2. バックアップ・リストア作業の効率化:差分はフルよりサイズが小さく、復元も高速。
  3. 定期運用(完全復旧/一括ログ復旧モデル):差分バックアップでログ管理の負荷軽減。

差分バックアップの復元手順

差分バックアップを利用した復元には、「完全→差分→(任意)トランザクションログ」の順でリストアを実施します。

準備・前提条件

差分バックアップは、必ず「直近の完全バックアップ」を基準とするため、以下を用意します。

  • 完全バックアップファイル(.bak)
  • 差分バックアップファイル(.bak)
  • 必要に応じてトランザクションログファイル(.trn)

復元の基本手順

T-SQLによる復元手順
  1. 完全バックアップを WITH NORECOVERY でリストア:
    RESTORE DATABASE MyDB FROM DISK = 'full.bak' WITH NORECOVERY;
  2. 差分バックアップをリストア(通常は WITH RECOVERY):
    RESTORE DATABASE MyDB FROM DISK = 'diff.bak' WITH RECOVERY;
  3. (任意)トランザクションログも適用する場合:
     RESTORE LOG MyDB FROM DISK = 'log1.trn' WITH NORECOVERY; RESTORE LOG MyDB FROM DISK = 'log2.trn' WITH RECOVERY;

復元時の注意点

  • 復元の順序は厳守:「完全→差分→ログ」
  • WITH NORECOVERY は続けて他のバックアップを適用するための指定
  • WITH RECOVERY を指定した時点でデータベースは復旧完了し、次のリストアは行えなくなる
  • 復元対象がすでに存在する場合は、WITH REPLACEで上書き指定が必要

SSMS(SQL Server Management Studio)での復元

GUI操作による復元も可能です:

  1. 復元対象DBを右クリック →「タスク」→「復元」→「データベース」
  2. 「デバイスを使用」にチェックを入れ、完全・差分バックアップファイルを順に指定
  3. 復元オプションで「NORECOVERY」「RECOVERY」を適切に選択

差分バックアップ復元のデータリスクと対策

差分バックアップは便利な方式ですが、以下のようなリスクも伴います。

差分バックアップのデータリスクと注意点
  1. 完全バックアップが欠損していると復元不可:差分単独では使用できません。
  2. 差分の取りすぎでサイズが肥大化:完全バックアップから遠ざかるほど差分量が増える。
  3. 誤ってRECOVERYを早期に実行:以後のログ適用ができなくなり、中途半端な状態で復元終了する危険。
  4. WITH REPLACE使用時の上書きミス:誤って本番DBを初期化するリスクあり。

SQL Serverの差分バックアップは、バックアップ運用の効率化と復旧速度の両立を可能にする強力な手段です。完全バックアップと組み合わせることで、障害発生時も最小限の手順で必要な時点へ復旧できます。

ただし、差分単独では復元できない、適用順序を誤ると復旧不能などの注意点もあるため、事前にテスト環境での検証を行ったうえで本番環境に導入することが重要です。

バックアップファイルの破損や誤操作で復元できない、復旧手順が途中で止まってしまうといったトラブルがあれば、まずは当社へご相談ください。

なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか

デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。

業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。

「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。

最大の強みは、その“症例データの蓄積数”
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。

その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。

国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:

  • 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
  • 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
  • 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)

これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。

「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。

初期診断・相談・見積まで無料で対応可能

初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。

データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。相談問合せ

まずは無料で相談する

※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。 

よくある質問

復旧できるか診断してもらうのにお金はかかりますか?

いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。

※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。

機器の無料診断・データ復旧のご依頼はこちらからお問い合わせください>

復旧完了までどのくらいの期間がかかりますか?

機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。

弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。

最短15分で診断可能!お問い合わせはこちらから>

営業時間を教えてください

営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。

電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)

電話番号:0800-333-6302

来社受付:9:30~21:00

メールでのお問い合わせはこちら>

他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?

復旧できる可能性がございます。

弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。

他社不可相談件数7,300件超!デジタルデータリカバリーへのご相談はこちら>

この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

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