iPhoneが突然フリーズして操作できない、白いAppleロゴから進まない、真っ暗な画面で動かない…そんな状況に困った経験はありませんか？TunesKit iOS System Recoveryは、これらのiOSトラブルを誰でも簡単に修復できる便利なツールです。
本記事では、TunesKitの基本的な使い方と、それぞれの操作手順をわかりやすく解説します。
目次
TunesKit iOS System Recoveryの使い方
TunesKit iOS System Recoveryは、iOSデバイスのソフトウェアトラブルを数ステップで修復できるツールです。標準モードではデータを消去せずに修復可能で、初心者にも扱いやすいのが特徴です。
TunesKitの基本操作手順
以下の手順に沿って進めれば、iPhoneやiPadのシステム不具合を迅速に解消することが可能です。特に、画面フリーズ・リンゴループ・黒画面などソフトウェア起因の問題に効果的です。
TunesKitをインストールしデバイスを接続する
まずはTunesKit iOS System Recoveryの公式サイトからソフトをダウンロードし、パソコンにインストールします。Windows・Macの両方に対応しています。
- 公式サイトからTunesKit iOS System Recoveryをダウンロードし、パソコンにインストールします。
- iPhone/iPad/iPod touchを純正USBケーブルでパソコンに接続します。
- TunesKitを起動すると、自動でデバイスが認識されます。
修復モードを選択する（データ保持モードも対応）
TunesKitには2種類の修復モードがあり、データを保持したい場合は「スタンダードモード」を選択してください。より深刻なトラブルには「アドバンストモード」がありますが、データは消去されます。
- TunesKit起動後、「iOSシステム修復」を選択し「スタート」をクリックします。
- スタンダードモードまたはアドバンストモードのいずれかを選択します。
- スタンダードモードはデータを保持したまま一般的な不具合を修復可能です。
iPhoneをリカバリモードまたはDFUモードにする
TunesKitでは、修復作業に入る前にiPhoneを「リカバリモード」または「DFUモード」にする必要があります。ソフト内の補助機能を使えばワンクリックで自動で切り替えることも可能です。
- TunesKit画面の指示に従い、電源ボタンや音量ボタンを使用してリカバリモードまたはDFUモードにします。
- もしくは「Enter/Exit Recovery Mode」ボタンを使って自動でリカバリモードに切り替えることも可能です。
- 成功すると、デバイスは修復準備状態になります。
ファームウェアをダウンロードし修復を開始する
最後に、TunesKitが自動で検出したiOSバージョンに基づき、適切な修復用ファームウェアをダウンロードし、修復を実行します。
- TunesKitが表示するデバイス情報（モデル・iOSバージョン）を確認します。
- 内容に間違いがなければ「ダウンロード」をクリックし、修復用ファームウェアを取得します。
- ダウンロード完了後、「修復開始」をクリックして修復を実行します。数分でiPhoneが正常に起動します。
スタンダードモードで解決できない場合は、アドバンストモードの使用を検討してください。ただし、アドバンストモードはデータが完全に消去されるため、バックアップがない場合は慎重な判断が必要です。TunesKitでも解決できない場合は、ハードウェアの故障の可能性があります。
このようなケースでは、自力での復旧を続けると状態が悪化することもあるため、専門業者への相談を強くおすすめします。
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自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
