USB LANアダプタを接続してもネットワークにつながらない…。
さらに
- デバイスマネージャーに表示されない
- LEDランプは点灯しているのに反応がない
- 他のUSB機器は動作しているのに、LANアダプタだけ無反応
こうした症状が続くと、ハードの故障を疑いたくなりますが、実はそれだけではありません。Windows 10では、OSアップデートや省電力機能の設定が原因で、USB LANアダプタが正しく認識されなくなるケースが多く報告されています。このまま放置すると、ネットワーク接続ができず業務やオンライン作業に大きな支障をきたす恐れがあります。
この記事では、USB LANアダプタが認識されないときに考えられる代表的な原因と、それぞれに応じた具体的な対処法をわかりやすく解説しています。
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目次
USB LANアダプタが認識されない原因
USB LANアダプタが認識されない症状には、ソフトウェア側の設定ミスやドライバ不具合、さらには物理的な故障など複数の要因が関係します。以下に代表的な原因を整理し、確認のポイントを解説します。
ドライバが未インストール・破損・互換不良
USB LANアダプタのドライバが正しく認識されていない場合、「!」マークや「コード56」などのエラーがデバイスマネージャーに表示されます。自動認識に失敗している可能性があるため、手動インストールや再インストールが必要です。
Windowsアップデートや設定の影響
Windowsアップデートの後、一部の環境でLANアダプタが正常に動作しなくなる事例が報告されています。特定の更新プログラムがドライバとの互換性に影響を及ぼし、デバイスが認識されなくなるケースもあります。
ネットワーク接続が遮断されると、オンラインストレージやクラウドに保存していたデータへのアクセスができなくなり、業務や作業に支障をきたす恐れがあります。
そのような状況でも、デジタルデータリカバリーでは、ネットワーク障害に起因するデータアクセストラブルに対しても対応が可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。
省電力設定や高速スタートアップの干渉
省電力機能や「高速スタートアップ」が有効になっていると、USBデバイスがスリープ状態から復帰しないことがあります。アダプタが一時的に無効になっているケースです。
アダプタ本体やケーブルの物理的な故障
USB LANアダプタやLANケーブル自体が故障している場合、別のPCやポートでも認識されません。断線や接点の劣化が原因で動作不良を起こしていることもあります。
USBポートやPC側の相性・ドライバ問題
USBハブを経由して接続している場合や、古いドライバ・BIOSとの相性によって、外付け機器が正常に認識されないことがあります。特に、長期間アップデートを行っていない環境ではこうした不具合が発生しやすくなります。
このようなケースでは、USBポートの切り替えや最新ドライバ・BIOSへの更新を行うことで、認識されるようになる可能性があります。ただし、更新作業を誤るとシステム全体に影響を与えることもあるため、不安がある場合は慎重な対応が求められます。
それでも改善されない場合は、ストレージ側に障害が発生している可能性も考えられます。特に、大切なデータが保存されている場合は、状況を悪化させる前に専門業者へ相談することをおすすめします。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「USB LANアダプタを接続してもネットワークにつながらない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
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大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
USB LANアダプタが認識されないときの対処法
USB LANアダプタが認識されない場合は、原因を一つずつ切り分けていくことが重要です。以下に、確認すべき設定や実行すべき操作を具体的に解説します。
アダプタ・ケーブル・ポートの再接続と交換
物理的な接続不良が原因の場合、ポートやケーブルの変更によって改善することがあります。
- USB LANアダプタを抜き、他のUSBポートに差し替えて動作を確認します。
- LANケーブルが断線していないか確認し、予備ケーブルに交換します。
- 別のPCに接続して認識されるかを確認し、アダプタ自体の故障かを切り分けます。
ドライバの再インストール・更新手順
デバイスマネージャーでドライバを削除し、Windowsを再起動することで再認識させる方法です。
- 「スタート」→「デバイスマネージャー」を開きます。
- 「ネットワークアダプタ」内の該当USB LANアダプタを右クリック→「デバイスのアンインストール」を選択します。
- PCを再起動し、Windowsが自動でドライバを再インストールするか確認します。
公式サイトまたはチップセットメーカーからドライバ導入
自動認識されない場合は、製品メーカーやチップセット(ASIX、Realtek等)のサイトから手動で導入します。
- USB LANアダプタの型番・チップセットを確認します。
- メーカーまたはASIX/Realtekなどの公式サイトから対応ドライバをダウンロードします。
- インストーラーを実行し、手順に沿ってインストールします。
ネットワーク設定のリセットを実行
Windowsのネットワーク構成を初期化することで、認識エラーをリセットできます。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「状態」を開きます。
- 画面下部の「ネットワークのリセット」をクリックします。
- 表示される指示に従って再起動し、動作を確認します。
省電力機能と高速スタートアップを無効化する
USBの電源管理やWindowsの高速スタートアップが原因の場合、これらの設定を無効にします。
- 「デバイスマネージャー」→該当USB LANアダプタ→「プロパティ」→「電源の管理」タブを開きます。
- 「電力の節約のためにこのデバイスの電源をオフにする」のチェックを外します。
- 「コントロールパネル」→「電源オプション」→「電源ボタンの動作を選択する」から「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外します。
BIOS/UEFIの更新と初期化
まれにBIOSの不具合や古いバージョンがUSB認識に影響している場合があります。メーカーの公式手順に従い、アップデートと初期化を実施します。
- PCメーカーの公式サイトで、機種対応のBIOSアップデートを確認・ダウンロードします。
- アップデートツールに従ってBIOSを更新します。
- BIOS設定画面で初期化(Load Default)を行い、再起動します。
USB LANアダプタが認識されないトラブルは、ドライバや設定の見直し、ハードの状態確認によって解決することがほとんどです。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。