一部のブルーレイディスクが再生できず、「機器の故障？それともディスク不良？」と戸惑っていませんか？
- ある特定のBDだけ読み込めない／再生できない
- パソコンでは再生不可、他の機器では可能
- 映像が途中で止まる、再生が始まらない
こうしたトラブルは、ディスクの状態だけでなく、再生機器側の対応状況、リージョンコード、ファームウェアの古さなど、複数の原因が重なって起こることがあります。
強引な再生や掃除の失敗はディスクをさらに傷つける可能性があるため注意が必要です。
本記事では、特定のブルーレイが再生できないときに確認すべきポイントと、有効な対処法をわかりやすく紹介します。 撮影データや保存しておきたい映像が含まれている場合は、私たちデジタルデータリカバリーが24時間365日体制で、相談から初期診断まで無料でご案内しています。
目次
ブルーレイディスクが再生できない原因
ブルーレイが再生できない原因は、ディスク自体の問題だけではなく、再生機器の仕様や設定、ソフトウェアの対応状況など多岐にわたります。特定のディスクだけが再生できない場合も含め、以下に主な原因を整理しました。
ディスクの汚れや傷、ファイナライズ漏れ
表面の指紋やホコリ、小傷などによる読み取りエラーは最も多いトラブルの一つです。特に書き込み型（BD-R・BD-RE）のブルーレイでは、ファイナライズ処理がされていないと、他のプレーヤーで再生できないケースもあります。レンズの読み取り精度に依存するため、軽微な傷でも影響を受けることがあります。
リージョンコードや規格の非対応
ブルーレイには地域ごとに異なるリージョンコードが存在し、日本のプレーヤーでは海外ディスクを再生できない場合があります。また、BD-XL（3層ディスク）や3D Blu-rayといった特殊規格に再生機器が対応していない場合も、読み込めない原因となります。
機器やプレーヤーのファームウェアが古い
再生機器のファームウェアが古いと、最新のコピーガードやディスクフォーマットに対応できず、読み取りエラーが発生することがあります。メーカーが提供するファームウェアアップデートを行うことで、再生可能になるケースも少なくありません。
再生ソフトの非対応・設定ミス
パソコンでブルーレイを再生する場合、使用している再生ソフトがブルーレイに対応していないと、映像が表示されなかったりエラーが出たりします。Windows標準の「Windows Media Player」ではブルーレイ再生に対応していないため、専用ソフト（PowerDVDなど）の導入が必要です。
ディスクの製造不良・コピーガードの影響
正規品のブルーレイでも、プレス工程での微細な不良や過剰なコピーガードが原因で、特定のプレーヤーやソフトウェアで再生できないことがあります。コピーガード技術は機器やソフトの対応状況に左右されるため、古い環境では避けられない問題となることがあります。
ディスクそのものの物理障害
長期間保存されたブルーレイディスクは、記録面の劣化や層の剥離、熱変形などによって物理的な損傷が起きることがあります。また、落下や過度な圧力でディスク内部の構造が破損している場合、機器側では認識されず、全く再生できない状態になります。
こうした物理障害は、表面からの見た目では判断できないことも多く、繰り返し再生を試みることでさらに損傷が進行するリスクがあります。特に重要な映像や書き込みディスクの場合、無理に読み込ませるのではなく、データ復旧の専門業者に相談することで、安全な処置と復元の可能性が得られます。
当社では24時間365日体制で無料初期診断を実施しています。再生できないブルーレイに大切なデータが保存されている場合は、お気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「ブルーレイが再生できない、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
ブルーレイが再生できなくなった際、ソフトウェアの更新やディスクのクリーニングなどを繰り返し、状況を悪化させてしまうケースがあります。もしディスクの記録面やドライブ内部に障害がある場合、自力での対応は再生不能や映像データの破損につながる恐れがあります。重要な映像が保存されている場合は、操作を控えて専門業者に相談するのが安全です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
ブルーレイが再生できないときの対処法
再生できないディスクがある場合、まずはディスクの状態と再生環境の確認から始め、段階的に原因を絞り込んでいきましょう。
ディスク表面とレンズのクリーニング
汚れや指紋が原因で読み込みエラーが出ることが多いため、まずはディスクのクリーニングを行いましょう。読み取りレンズもクリーニングディスクなどで定期的に清掃することをおすすめします。
- 柔らかいクロスで、内側から外側へ軽く拭く
- レンズ用クリーナーを使用し、再生機器のレンズを清掃
- 再生を試みて確認
ファイナライズの確認と他機器での再生
書き込み型BDがファイナライズされていないと、他のプレーヤーで認識されません。録画元機器でファイナライズを確認・実行しましょう。また、他のプレーヤーやPCで再生できるかどうかを確認することで、ディスクか機器のどちらに問題があるかを切り分けられます。
- 録画元機器のメニューで「ファイナライズ」項目を確認
- 処理が未実施なら実行
- 他のプレーヤーや友人宅での再生も試す
ファームウェアと再生ソフトの更新
再生機器のファームウェアが古いと、新しいディスクの再生に対応していないことがあります。メーカー公式サイトから最新ファームウェアを確認しましょう。パソコンの場合は再生ソフト（PowerDVDなど）のバージョン確認と更新も必須です。
- プレーヤーやPCのメーカー公式サイトにアクセス
- ファームウェア／再生ソフトの最新版をダウンロード
- インストール後、再起動して再生確認
リージョンコードや規格の確認
輸入盤BDなどでは、リージョンコードが異なると再生できません。日本のブルーレイプレーヤーは「リージョンA」に対応しています。海外ディスクは購入時に対応コードを確認しましょう。また、BD-XLや3D Blu-rayといった特殊規格の場合、プレーヤーが対応しているかも確認が必要です。
- ディスクのパッケージにある「リージョンコード」表記を確認（A/B/Cなど）
- プレーヤーやPCがそのコード・規格に対応しているかマニュアルやWebで確認
- 不一致の場合は、対応機器での再生を検討
専門業者に相談する
ここまでの方法でも再生できない場合、ディスク自体に重度の不良や記録不全がある可能性があります。思い出の映像や業務用の録画データなど、失いたくない内容が含まれている場合は、無理な操作をせず、専門業者へのご相談をおすすめします。
私たちデジタルデータリカバリーでは、ブルーレイやDVDからのデータ復旧にも対応しており、46万件以上の相談実績（※1）と復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。 初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
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初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
